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地球

地球の高温化ですべての生命が死滅する可能性、ただし28億年後 42

ストーリー by hylom
な、なんだってー 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

英スコットランドにあるセントアンドリューズ大学の宇宙生物学者であるJack O'Malley-James氏が、地球上の生命の滅亡についての検証を行ったそうだ。その結果、今から28億年後には地球上の全生命が死滅するという(ナショナルジオグラフィックニュース)。

この研究によると、いまから緩やかに地球温暖化が進んでいき、それによって水蒸気の発生量が増加、代わりに大気中の二酸化炭素が徐々に減少して行くという。すると、光合成に二酸化炭素を必要とする植物がまずは姿を消し、続いて動物も死滅。そして、その後は地球上のほぼすべての生命が死滅するという。

とはいえ、最初の植物の死滅は今から5億年後で、さらにその先すべての生命が死滅するまでには数十億年がかかるということで、トータルで現在から28億年程度がかかるということだそうだ。一部の微生物は生き残るが、その後も地球の温度は上がり続け、海は干上がり、最終的に微生物も生きていけない温度になるという。

なお、太陽は今後50億年以内にエネルギーを使い果たして赤色巨星化し、地球を飲み込むと考えられているので、もし温暖化による生命死滅が発生しなくてもやがては地球は滅亡するそうだ。

とはいえ長すぎて現代の人類には関係ないとしかいえないが、その前に人類が絶滅しないことを願いたい。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 最悪アレコレあって微生物すらすめなくなってるかもしれない

    • by Anonymous Coward

      ここ数十年の科学の発展は異常にすごかったから、1000年先はかなりすごい事になっているだろうと思う。

      ただ、そういうのは一部で人間社会はボロボロな気もする。

      • by Anonymous Coward

        ここ数十年なんて、百年前のほんの十年にも及ばない気がするけど。

    • by Anonymous Coward

      微生物が住めない環境というのが想像できない。
      高温、放射線に耐えられ、太陽の光が届かない地中深くでも普通に生きてるし。
      それより人間のほうがヤバイだろ。
      1000年どころか中国や韓国の原発が大爆発しないとも限らない。
      国内の原発だって二発目がこないという保証がどこにある。
      福島だって、落ち着いてるように見えるけど、溶け落ちた燃料がどうなってるか誰も知らない。
      落ち着いてると言っても何かの拍子に密閉されてしまうと崩壊熱で水蒸気爆発を起こしかねない。
      この場合容器上面で漏れた水素が爆発した2011と違い、不揮発性の放射性物質が大量に飛び散ることになり、本格的に日本終了だ。
      1000年後の心配してる場合じゃないと思うぞ。

      • by Anonymous Coward

        そんなに爆発力が上がるほど高圧で水蒸気が閉じ込められる心配するのか…大変だなあなた

      • by Anonymous Coward

        微生物が住めない環境が想像できないのなら
        世界中の全原発が大爆発したって人間が絶滅したりなんかしないって想像もつくだろ。
        平和は日常はなくなるだろうけどさ

  • 地球温暖化って人類のせいじゃなかったのか。
    温暖化のエネルギーをどこに求めているのか。
    • by Anonymous Coward

      ここで言ってるのは、
      人類のせいの温暖化の話でなく、
      太陽活動による温暖化の話なので。

      タイムスケールが全然違います。
      かたや数十年から数百年、かたや数億年

  • 28億年前から現在まで、何回大絶滅があったことやら。

    • by Anonymous Coward

      マンモスも絶滅しているのに、お前は何を(ry

  • by Anonymous Coward on 2013年10月31日 13時24分 (#2487484)

    その前に人類が絶滅しないことを願いたい。

    「その前」っていつよ?お前は生きた化石にでもなりたいのか?っていう。
    人類なんて数万年でも続ければ御の字だよね。100万年なんて続いた日にはSF世界、1億年なんて生きた化石ですよ。

    まあ、この予想も大規模地殻変動とか巨大隕石衝突のない平穏な地球上での想定だろうし、それらがあっても微生物にとっては酸素遊離に比べたら大した事件じゃないだろうし、何億年とかあれば何起きるかわかったものではないと思うけども。
    つーか、そう考えれば生物の主役は微生物であって、我らはおまけに過ぎないと思うけどね。

  • by PEEK (27419) on 2013年10月31日 14時41分 (#2487558) 日記

    ワッハマンとレミィはいつまでもつのだろうか?

    --
    らじゃったのだ
    • by Anonymous Coward

      ネタにマヂレスすると、ワッハマンは構成要素がオリハルコン単独の構造物だったとしたら、自己再生能力(元の形状に戻る機能)もあるし、ましてオリハルコンがエネルギーの塊だとされているから、全体のサイズや構造の厚みを犠牲にすれば外部からのエネルギーや素材の供給が無くても相当もちそう。

      問題はレミーだ。
      様々な組成の部品が集まってるだけに、それこそプラスチック定規にくっついちゃった消しゴムだとか、融けて流れてるクレヨンだとか、劣化してひび割れた輪ゴムだとか、さびてガリガリになったブリキの電車だとか、可塑剤がにじんでベタベタなソフトビニールだとか、ともかく30年前の玩具箱を開いただけで目を覆わんばかりのカオスだというに、数百年規模でレミーを置いといたらさぞかし嫌な感じに?
      構成部品をグレイグーの危険性を無視して無制限に自己生産するナノマシンによって維持すれば耐用年数はエネルギー供給の続く限り大丈夫そうだが、そうするとこんどは何人ものレミーが…って、銃夢のノヴァ博士かよ。

  • by Anonymous Coward on 2013年10月31日 12時58分 (#2487452)
    長期的(10100年くらい)には絶対零度近くまで寒冷化することが明らかなのに
    • by Anonymous Coward

      長期はともかく、
      定期的に氷河期が来たり温暖期が来たりするのは明らかなんじゃなかったっけ。
      それで生物の多くの種が滅んだり生まれたりを繰り返してるんだから、人類の出すCO2のせいだけの温暖化なんて誤差の範囲じゃないのか。
      もちろん人類が生きるために温暖化防止した方がいいというのはあるけど、
      それは億年オーダーの話ではない。

      • 「地球温暖化は疑う余地がない」。国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が6年ぶりにまとめた報告書は、強い調子でこう切り出した。執筆・編集に携わる850人の専門家たちの危機感が伝わる言い回しだ。

         温暖化をもたらしているのは、本当に人なのか。根強い懐疑派は少なくない。そうした人々を念頭に、報告書はその可能性を「95%以上」として、前回報告書の「90%以上」からさらに踏み込み、「気候システムに対する人間の影響は明確だ」と初めて断言した。

        http://www.47news.jp/47topics/e/246796.php [47news.jp]

        理解したくないんだろうけど、ちゃんと理解しましょう。

        親コメント
    • by Anonymous Coward

      明らかでしたっけ?

      • by the.ACount (31144) on 2013年10月31日 14時05分 (#2487528)

        過去に氷河期と温暖期が繰りかえされた事も現在が氷河期(地表に氷床が存在する時期)であることも明らか。
        現在は氷河期の中の間氷期でもあるがね。(氷河期の中には氷期と間氷期がある)
        たぶんこれから氷河期の中で更に寒い氷期に戻るだろうから地球温暖化は千年くらいしか続かないんじゃないかな?
        さらに長期的には氷河期も終わって本当の温暖期になるだろう。

        --
        the.ACount
        親コメント
  • by Anonymous Coward on 2013年10月31日 12時59分 (#2487454)

    その前に、36億年で生物が現在の段階まで進化できたことの検証を行って欲しい。

    • by TarZ (28055) on 2013年10月31日 15時19分 (#2487594) 日記

      過去~現在がどうだったかは知りませんが、ここで議論されている将来(遠未来)は地表が熱くなって、生物は液体の水が残っている地下深くでしか生きられなくなるというのだから、シンカーで合ってるんじゃね?

      The last survivors [st-andrews.ac.uk]

      life on Earth will be confined to pockets of liquid water deep underground

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2013年10月31日 13時06分 (#2487461)

    俗に、10億年後には太陽の膨張と放射増により海が干上がり、陸上の生物が死滅すると聞いていたが。
    人類或いはその後継知性が地球の公転速度を上げない限り、自ずとそうなるわな。

    • by Anonymous Coward

      その太陽の膨張と放射増によって、どのような絶滅過程をとるのかというのが、今回の研究なわけで。
      人類が出すCO2による温暖化の研究ではありません。

      私としては、植物が滅んだ後も長い期間動物が生き続けるというのが、驚きです。

      • by Anonymous Coward

        植物は二酸化炭素がないとアウトだが、動物は延々と共食いし続けられるんじゃね?

        • by Anonymous Coward

          じゃあ食物連鎖の一番底辺にいる動物は何を食べるの?って話。
          そういう意味で「驚きです」って言ってるんでしょ。

          • by Anonymous Coward

            うんこにたかるハエとか知らないの?

      • by Anonymous Coward

        今から5億年前といえばアノマロカリスが泳いでいた時代ですが、今から5億年後の生物がどんなものになっているかとか想像もつきません。
        # 二酸化炭素がなくなったくらいで植物が絶滅するもんなんでしょうか。濃度低下に伴って進化したりするんじゃないかと

        • by Anonymous Coward

          太陽定数の上昇で温室効果の暴走状態になって金星化という以前に、
          二酸化炭素の減少で植物の絶滅という段階を予想したのが、この研究の新しい処だと思いますが、

          ご指摘のように、二酸化炭素の濃度低下だけなら、それに適応した植物が進化するので、
          金星化の時点まで、植物も残るでしょうね。

          地衣類みたいに酸で岩石を溶かすとか、食虫植物みたいに虫を食べるとか、動物や菌類と共生して
          周囲の有機物を二酸化炭素に変えさせて利用するとか。

          そもそも(人間の活動の影響は無いものとして)気温が上昇して太陽光も強くなって植物の
          二酸化炭素の消費が増えても、それで温室効果の暴走を先延ばしに出来るのか疑問ですね。

      • by Anonymous Coward

        元記事を読み直すと、どうも違いますね、植物が減少するに従って動物も減少して、やがて両方とも滅ぶ。
        気温の上昇で全生物が一機に絶滅ではなくて、その前に二酸化炭素の減少に従って、徐々に滅んでゆく。
        植物が滅んだ後に動物だけの長い期間があるとは書いていないようです。

  • by Anonymous Coward on 2013年10月31日 13時12分 (#2487468)

    そうか?
    俺が生きてる間だけもってくれりゃ十分だよ。

  • by Anonymous Coward on 2013年10月31日 17時01分 (#2487667)

    しかし、人類の影響による温暖化は今世紀末までに4.8度上昇するとのこと。
    この調子なら、人類がいる限り1万年後には480度上昇します。
    (ウソ計算ですから怒らないでね)
    その前に人類は絶滅ないし別の星に移住するでしょう。

    • by Anonymous Coward

      温暖化以外にも戦争やら資源の枯渇やらで無理だとは思うけど、それでもあと10万年くらい細く長く人類が続けば夢があっていいな。
      原始時代+αの文明、数千人くらいでもいいので。

  • by Anonymous Coward on 2013年10月31日 22時11分 (#2487873)

    よく見るとオライリーでもお参りでもなかった

  • by Anonymous Coward on 2013年10月31日 23時11分 (#2487898)
    組み合わせ爆発の計算を行うことが出来るんだろうか・・・
    http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1209/25/news098.html [itmedia.co.jp]
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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie

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