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宇宙

オービタル・サイエンシズ社のシグナス宇宙船、ISSへ物資輸送に成功 22

ストーリー by hylom
民間宇宙輸送企業は繁栄するか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

9日に打ち上げられたオービタル・サイエンシズの無人補給船「シグナス」が、国際宇宙ステーション(ISS)に到着した。ISSへの物資補給を行う民間企業としてはスペースX社に続く2社目となる(レスポンスCNN.co.jpAFPslashdot)。

シグナスには約1260kg分の物資が搭載されており、13日には若田宇宙飛行士によりISSへの結合させる作業が行われた。その後2月18日に1300kgの廃棄物を乗せてISSを離れ大気圏へ再突入、荷物ごと燃え尽きる形で処分されるという。

オービタル・サイエンシズのCEO、David W. Thompson氏は「私たちのチーム全体が顧客であるNASAのための非常に高いレベルの仕事を実行したことを私は非常に誇りに思っています」とコメントしている。

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  • by hinatan (24342) on 2014年01月17日 10時34分 (#2528488) 日記
    上の「関連リンク」にちゃんと出現してますが、
    おそらく、この技術が入っているのですね。

    米オービタルサイエンス社から、NASAの宇宙貨物輸送機用近傍接近システムを受注
    http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2009/1022-a.html
  • by Anonymous Coward on 2014年01月17日 8時10分 (#2528442)

    1段目は、N-1Fロケットのエンジンで、50年物の長期在庫品なんですね。
    ソユーズ 2.1vも、1段目は同じエンジンで、昨年末に打ち上げ成功していますし、
    50年間も倉庫で寝かしておくと、熟成して打ち上げ成功率が上がるんでしょうか?

    • アンタレスロケット [wikipedia.org] の1段目エンジンはご指摘の通りロシアの NK-33 [wikipedia.org] でタンクはウクライナの ゼニット [wikipedia.org] の物を改修したもの。
      シグナス宇宙船 [wikipedia.org] のメインエンジンの BT-4 [wikipedia.org] はIHI製でバッテリーはGSユアサ、ドッキングシステムは三菱電機製。宇宙船本体とも言えるサービスモジュールはフランスメーカ製。
      とまあ世界中から部品をかき集めた感がありますね。ある意味民間宇宙開発の理想型じゃないでしょうか。
      それでいてオービタル・サイエンシズに中身が無いかというとそうでもなく、シグナスにも使われている衛星のバスシステムは内製で販売実績や理学探査機への搭載実績もあり、抑えるべき所はきちんと抑えている。
      親コメント
      • by Anonymous Coward

        そんな古いもの使っても、その実績は
        この後の「オービタル・サイエンシズ社の継続的な事業」の上で意味あるの?
        と思ったんだけど、

        > 1990年代半ばの時点においておよそ150基のエンジンが残存しており

        わーい、ソビエトすげぇw
        当時実際に採用されたエンジンなら兎も角、
        計画中止により当時は飛ばなかったエンジンでもそんなに量産してたのか。
        今はどれぐらい残ってるんだろう?

        • by Anonymous Coward

          昔のエンジンでも、高性能なんで、すごいですね。
          ソ連の冶金学が優れていたから出来たそうですが
          再製できるのかな
          ロストテクノロジーにならないといいんだけど。

          • by Anonymous Coward

            昔のエンジンをオリジナルエンジン、
            オリジナルを元に現在の技術で作ったものをA級エンジン、
            それを補佐するもっと簡単な構造のものをB級エンジンと呼ぼう。

        • by Anonymous Coward

          一応、再生産は考えている様だよ。

        • by Anonymous Coward

          >当時実際に採用されたエンジンなら兎も角、
          >計画中止により当時は飛ばなかったエンジンでもそんなに量産してたのか。

          N-1の1段目で30基使うんだから、150基ぐらい在庫あってもおかしくないでしょ。

          • by Anonymous Coward

            そして樽ごとの相性を考えてブレンドしていくんですよね。

            # 性能のいいものから使っていくんでしょうね
            # 最後に残されるのはカスかとんでもないお宝か・・・

            • by Anonymous Coward

              出力特性が似たものをペアにしてくみ上げるとかありそう。

              #てっきり液酸液水での酸化剤過多の二段燃焼かとおもってたら、
              #液酸ケロシンなんですね。
              #酸化剤過多で二段燃焼にチャレンジしてるのはそのせいか…。

            • by Anonymous Coward

              燃料も、古い燃料タンクからちょっと抜いて、その分新しいタンクから継ぎ足して…

              #ソレラシステムですか

            • by Anonymous Coward

              過ぎ樽は猶オービタルが如し

      • by Anonymous Coward

        サービスモジュールは自社製。
        フランス資本のタレス・アレーニア・スペース製なのは与圧貨物モジュールの方。
        基本的にはシャトルが与圧貨物輸送に使用していたMPLMの技術をベースとしていて、MPLM同様に製造はイタリア。

  • by Anonymous Coward on 2014年01月17日 11時59分 (#2528521)

    与圧モジュールもあるみたいだから人間も送れるよ。
    ただ何かあっても脱出不可能だけど( ´∀`)

    • by Anonymous Coward

      HTVの時に、密航すればISSまで行けるんじゃないの?食料も空気も荷物にあるんだし、
      と書いたのですが、その打ち上げの時は荷物に水がなかったので乗り込んでいたら危ないところでした。

      みなさんもISSまで密航する時は打ち上げ荷物チェックしてからにしましょう

      #密航者であっても帰りも行きと同じ宇宙船に乗せてくれるって本当ですか?

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