薬物をテストするための実験用人間器官 「Homo Minutus」開発プロジェクト 17
ストーリー by hylom
いつか実験用人体が作られる日が来るのか 部門より
いつか実験用人体が作られる日が来るのか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
ヴァンダービルト大学のJohn Wikswo氏とGordon A. Cain氏が、多量の有毒化学物質に暴露したときにリアルタイムに反応する「人造臓器構造体」の開発に成功したと発表した(research news vanderbilt、ロスアラモス国立研究所、slashdot)。
培養細胞や動物試験ではうまくいっているように見えた有望な新薬でも、人間に対し適用した場合に毒性が発現し失敗となってしまうこが数多くあるという。こうした「人造臓器構造体」は新薬開発や毒物の薬効・活性を探し出すことに繋がるとしている。
ロスアラモス国立研究所(LANL)などが主導し1900万ドルの予算と5年の時間をかけて行ったプロジェクトの最初の成果だという。このプロジェクトでは、肝臓、心臓、肺、腎臓といった器官の開発を目指している。これを1つのプラットフォームとしたものはATHENA (Advanced Tissue-engineered Human Ectypal Network Analyzer)という愛称で呼ばれているそうだ。
最終的な目標は、血液の代用物を各臓器器官に流し、化学的に人間の臓器の空間的および機能的な複雑さをシミュレートする能力を持つ「Homo Minutus」を開発することにあるとしている。
typo (スコア:1)
×:失敗となってしまうこが数多くあるという。
○:失敗となってしまう娘が数多くいるという。
ですかね(違
Re:typo (スコア:1)
それは科学者志望の女の子が実験を失敗するのか、
被験者の女の子が悲劇に見舞われるのか
Re: (スコア:0)
ああ、GC版で追加された
Re: (スコア:0)
男の娘の可能性は無いでしょうか?
ATHENA と命名されているのでわくわくして見に行ったら、やたら男前だったので気になって仕方ありません。
味覚 (スコア:0)
減圧環境下でも人間の味覚を再現出来たら、飛行機の機内食が少しは美味くなるのではないかと思う。
# 減圧室で味付けの確認をするのは、なしなんだろうなぁ。
Re:味覚 (スコア:3, 参考になる)
シンガポール航空は減圧室をメニュー開発で使っている [ntv.co.jp]とか。
Re: (スコア:0)
万能細胞を培養して人間のベロ作って、減圧室にぶち込んで、味覚神経の電気信号を解析するんですか。
凄い時代になってきましたね実際^^;
もし、僕が神様だったら (スコア:0)
>肝臓、心臓、肺、腎臓といった器官の開発を目指している。
えーい、面倒だ。一人分創ってしまえ。
Re: (スコア:0)
そしてどこぞの人権団体が人造人間にも人権を……なんて言い出すんですね
Re:もし、僕が神様だったら (スコア:1)
Re: (スコア:0)
名称はダミーオスカーで。
Re: (スコア:0)
そうなっても、脳は作ってはイカン気がする。
作っても利用価値はない上に、倫理的・SFドラマ的問題が出てきちゃうからね。
Re:もし、僕が神様だったら (スコア:1)
いやいや利用価値はあるんですよ。
脳内に届けるお薬も色々ありますから。
倫理的問題等々があるからやるわけにいかない、というのは確かでしょうけれども。
たとえ脳が情報処理装置としては空っぽで真っ白だったとしても、薬物が血液脳関門(blood-brain barrier, BBB)をどう抜けるのかとか、脳内での分布・排出がどうなるのかとか、そういうことを”本人”へのダメージを気にせずやれるというだけですごい助かる。
Re: (スコア:0)
いやいや、利用価値はありますよ、じゅるり
#だと怖いな。
Re: (スコア:0)
ふと思ったんですけど脳を作って電気流してみたら意識が生まれるんですかねえ?
Re: (スコア:0)
プリン食べて「おいちい!」っていうあの人ならできそう
# 意識というか個性って電気信号を制御しているうちに経路が太くなって処理の偏りができる、程度の単純なことだったりして
R.U.R (スコア:0)
ついにカレル・チャペックの予見したロボット社会が生まれるのか…