生物学をモデルにした新しい暗号化方式、クラックはほぼ不可能 21
ストーリー by hylom
破られない暗号は実現するのか 部門より
破られない暗号は実現するのか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
イギリスのランカスター大学の研究者チームが、「革新的なデータ暗号化方式」を開発したという。この方式は人間の心臓や肺がリズムを調整する「生物学的カップリング」の数学的モデルを応用しているという(Physical Review X、SDTimes、ランカスター大学、slashdot)。
この生物学的カップリング機能を使用した暗号化はこれまで使われてきた暗号化手順とは異なり、複数の暗号化された信号を同時に送受信する。共有暗号鍵を無制限に作成することで解読を困難にするとしているという。開発者の一人であるTomislav Stankovski氏は、攻撃者がクラックするのは「事実上不可能」だと説明している。この暗号化方式は米国物理学会誌に掲載され、特許を出願中だとのこと。
なんてこった (スコア:4, おもしろおかしい)
暗号ですら生物的カップリングしてるっていうのに…
Re: (スコア:0)
電気回路や化学反応なんかとっくの昔からカップリングしてますね。
新たな火種 (スコア:3, おもしろおかしい)
どのカップリングで暗号化するかで論争が(違
Re:新たな火種 (スコア:2, おもしろおかしい)
どっちが攻めでどっちが受けなのかで議論が紛糾予定
Re: (スコア:0)
え? 違う?
夢を語るな!
Re: (スコア:0)
それを総受けと申す。
Re: (スコア:0)
ぼっちは発生するのか否か
Re: (スコア:0)
はーい、みんなカップリング作って~。
脳内検証の結果、発生しそうです!
男は皆そう言うわ (スコア:1)
椎名高志さんのマンガの台詞を思い出しました(何故?
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惑星ケイロンまであと何マイル?
Re: (スコア:0)
共有暗号鍵を無制限に作成するってあたりが変身ヒーローと重なったんじゃないですかね。
とか適当に言ってみる。
共有暗号鍵を無制限に作成することで解読を困難にするとして (スコア:0)
> 共有暗号鍵を無制限に作成することで解読を困難にするとして
ただのストリーム暗号じゃねーの?
Re: (スコア:0)
あるいは共通鍵暗号をCTRで送ってるだけとか
そういえば (スコア:0)
カオス暗号ってどうなった?
Re: (スコア:0)
専門ではないが、数学的・暗号学的に厳密な暗号強度・安全性の議論が出来ないのでフェードアウトしたような感じでしょうか
他の(普通の)手法との比較が出来なければ研究の対象にはならないでしょう
事実上不可能 (スコア:0)
最近こういうのに対してついつい疑り深くなってしまいますね。
これ、中身がどんな物か知らないけど、開発した人達に暗号クラックのスペシャリストはいるんでしょうか?
事実上不可能と言われても、暗号クラックを(人が開発した手順を実行するのは除いて)したこと無い人が言っても説得力ないですけど。
生物学的カップリングがどうの、って話も、単にハートビートとかで鍵生成を同期するだけなんじゃない、と思ってします。
Re:事実上不可能 (スコア:2)
これ、見かけた時に面白そうな話だったので/.J日記ネタにでも…と PDFをナナメ読みしたのですが、傍受に対する耐性がよく解らず断念しました。
「インターネットで接続されているサーバ・クライアント間の暗号通信の強度を向上させる新しいアルゴリズム」といった類の技術ではないようなので、想定している応用ってどういう分野になるんだろ。
Re:事実上不可能 (スコア:2)
自分も読んでみたけど断念。イマイチ良くわからない。
なんか別々の共通鍵を共有したチャネルを複数で同時に送信、うち2つが本物でチャネルのコンビネーション分だけ鍵がある、みたいな感じに読めるんですが良くわからないです。
まぁ想定している使い道は、2点間の暗号化、つまりVPNみたいな用途っぽいですね。最初の方の絵を見る限り、ですが。
Re: (スコア:0)
何故か「STAP」という単語を思い浮かべてしまった。
どっかの偉い人たち「クラック不可能?使用を許可できない」 (スコア:0)
もしくは「全端末にバックドア搭載義務」
Re: (スコア:0)
偉大なるソビエトロシアでは暗号が貴方を隠蔽する!(強制労働的な意味で)
反応拡散系らしい (スコア:0)
本家コメントによれば、心臓や肺がリズムを調整するシステムは反応拡散系 [wikipedia.org] らしい。
チューリング・パターン [wikipedia.org]で模様を生成するように、暗号化や復号を行うという事なのだろうか。