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数学

生物学をモデルにした新しい暗号化方式、クラックはほぼ不可能 21

ストーリー by hylom
破られない暗号は実現するのか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

イギリスのランカスター大学の研究者チームが、「革新的なデータ暗号化方式」を開発したという。この方式は人間の心臓や肺がリズムを調整する「生物学的カップリング」の数学的モデルを応用しているという(Physical Review XSDTimesランカスター大学slashdot)。

この生物学的カップリング機能を使用した暗号化はこれまで使われてきた暗号化手順とは異なり、複数の暗号化された信号を同時に送受信する。共有暗号鍵を無制限に作成することで解読を困難にするとしているという。開発者の一人であるTomislav Stankovski氏は、攻撃者がクラックするのは「事実上不可能」だと説明している。この暗号化方式は米国物理学会誌に掲載され、特許を出願中だとのこと。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • なんてこった (スコア:4, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2014年04月10日 6時41分 (#2579007)

    暗号ですら生物的カップリングしてるっていうのに…

    • by Anonymous Coward

      電気回路や化学反応なんかとっくの昔からカップリングしてますね。

  • 新たな火種 (スコア:3, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2014年04月10日 7時26分 (#2579016)

    どのカップリングで暗号化するかで論争が(違

    • Re:新たな火種 (スコア:2, おもしろおかしい)

      by Anonymous Coward on 2014年04月10日 7時52分 (#2579023)

      どっちが攻めでどっちが受けなのかで議論が紛糾予定

      親コメント
    • by Anonymous Coward
      暗号鍵は無制限なんだから二股三股四股・・・・・・

      え? 違う?

      夢を語るな!
      • by Anonymous Coward

        それを総受けと申す。

    • by Anonymous Coward

      ぼっちは発生するのか否か

      • by Anonymous Coward

        はーい、みんなカップリング作って~。

        脳内検証の結果、発生しそうです!

  • by Lurch (10536) on 2014年04月10日 6時45分 (#2579008)
    って、
    椎名高志さんのマンガの台詞を思い出しました(何故?
    --

    ------------
    惑星ケイロンまであと何マイル?
    • by Anonymous Coward

      共有暗号鍵を無制限に作成するってあたりが変身ヒーローと重なったんじゃないですかね。
      とか適当に言ってみる。

  • > 共有暗号鍵を無制限に作成することで解読を困難にするとして

    ただのストリーム暗号じゃねーの?

    • by Anonymous Coward

      あるいは共通鍵暗号をCTRで送ってるだけとか

  • by Anonymous Coward on 2014年04月10日 11時16分 (#2579130)

    カオス暗号ってどうなった?

    • by Anonymous Coward

      専門ではないが、数学的・暗号学的に厳密な暗号強度・安全性の議論が出来ないのでフェードアウトしたような感じでしょうか
      他の(普通の)手法との比較が出来なければ研究の対象にはならないでしょう

  • by Anonymous Coward on 2014年04月10日 11時37分 (#2579136)

    最近こういうのに対してついつい疑り深くなってしまいますね。
    これ、中身がどんな物か知らないけど、開発した人達に暗号クラックのスペシャリストはいるんでしょうか?
    事実上不可能と言われても、暗号クラックを(人が開発した手順を実行するのは除いて)したこと無い人が言っても説得力ないですけど。
    生物学的カップリングがどうの、って話も、単にハートビートとかで鍵生成を同期するだけなんじゃない、と思ってします。

    • by TarZ (28055) on 2014年04月10日 15時01分 (#2579311) 日記

      これ、見かけた時に面白そうな話だったので/.J日記ネタにでも…と PDFをナナメ読みしたのですが、傍受に対する耐性がよく解らず断念しました。

      「インターネットで接続されているサーバ・クライアント間の暗号通信の強度を向上させる新しいアルゴリズム」といった類の技術ではないようなので、想定している応用ってどういう分野になるんだろ。

      親コメント
      • by t-wata (10969) on 2014年04月10日 20時06分 (#2579526) 日記

        自分も読んでみたけど断念。イマイチ良くわからない。
        なんか別々の共通鍵を共有したチャネルを複数で同時に送信、うち2つが本物でチャネルのコンビネーション分だけ鍵がある、みたいな感じに読めるんですが良くわからないです。
        まぁ想定している使い道は、2点間の暗号化、つまりVPNみたいな用途っぽいですね。最初の方の絵を見る限り、ですが。

        親コメント
    • 何故か「STAP」という単語を思い浮かべてしまった。

  • もしくは「全端末にバックドア搭載義務」

    • by Anonymous Coward

      偉大なるソビエトロシアでは暗号が貴方を隠蔽する!(強制労働的な意味で)

  • by Anonymous Coward on 2014年04月10日 13時58分 (#2579257)

    本家コメントによれば、心臓や肺がリズムを調整するシステムは反応拡散系 [wikipedia.org] らしい。
    チューリング・パターン [wikipedia.org]で模様を生成するように、暗号化や復号を行うという事なのだろうか。

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