体に付着した化学物質を静電気でイオン化し、質量分析計で検出する方法が開発される 16
ストーリー by headless
逆毛 部門より
逆毛 部門より
静電気発生装置(バンデグラフ)を質量分析計と組み合わせることで、生きている人間の体表に付着した化学物質を直接検出する方法が開発されたそうだ(論文アブストラクト、
Scienceの記事、
本家/.)。
質量分析計では試料をイオン化して分析するが、生きている人間の体から化学物質を検出するには、イオン化に必要なエネルギーを安全に印加できるかどうかが課題となっていた。今回開発された方法では、被験者がバンデグラフの金属球に2秒ほど触れることで40万ボルトの静電気が体にたまり、体表に付着した物質が安全にイオン化されるという。あとは金属球に触れたまま、もう一方の手を質量分析計の試料導入部の前に置くことで分析が可能になる。実験では爆発物や可燃溶剤、コカイン、アセトアミノフェンなどを正確に検出できたそうだ。分析は数秒で終わり、呼気に含まれる化学物質の検出も可能だという。
この方法を使用するには、質量分析計を高電圧に耐えるように改良し、耐久性を上げる必要がある。空港のセキュリティーチェックポイントなどで使用すれば検査の迅速化が期待できるが、空港でのバンデグラフ使用を当局が認める可能性は低いとみられる。
質量分析計では試料をイオン化して分析するが、生きている人間の体から化学物質を検出するには、イオン化に必要なエネルギーを安全に印加できるかどうかが課題となっていた。今回開発された方法では、被験者がバンデグラフの金属球に2秒ほど触れることで40万ボルトの静電気が体にたまり、体表に付着した物質が安全にイオン化されるという。あとは金属球に触れたまま、もう一方の手を質量分析計の試料導入部の前に置くことで分析が可能になる。実験では爆発物や可燃溶剤、コカイン、アセトアミノフェンなどを正確に検出できたそうだ。分析は数秒で終わり、呼気に含まれる化学物質の検出も可能だという。
この方法を使用するには、質量分析計を高電圧に耐えるように改良し、耐久性を上げる必要がある。空港のセキュリティーチェックポイントなどで使用すれば検査の迅速化が期待できるが、空港でのバンデグラフ使用を当局が認める可能性は低いとみられる。
風呂 (スコア:3)
”40万ボルトの電位差で○○クーロンの静電気をためる” (スコア:1)
なんじゃないですか?
Re:”40万ボルトの電位差で○○クーロンの静電気をためる” (スコア:1)
ごめんなさい。
バンデグラフと同じ電位になるまで貯まるのだから何クーロンかは決まらないですね。
Re: (スコア:0)
電磁気、復習したほうがいいよ。
Re:”40万ボルトの電位差で○○クーロンの静電気をためる” (スコア:1)
ごめんなさい。
Re: (スコア:0)
文系なのでそもそも習っていませんとか。中学校で教える範囲だっけ。
たのしそうだが (スコア:0)
「たった40万ボルトだから安心して」と言って安心できるか!と書いてあるけど
僕なら金を払ってでもやってもらいたいな。
魔法ファンタジーとかでよくある「水晶球で適正診断」みたいな感じで面白そう
とある科学の (スコア:0)
ビリビリさんの特殊能力とかに追加されたら面白そうだな。
Re:とある科学の (スコア:1)
あの人すでにいろいろやってるからなあ。
こんな能力つけますかねえ。
「ぺろっ、あなた爆発物持ってますね!危険人物です!」
お前が言うな
Re:とある科学の (スコア:1)
(未入手の最新巻で事情が変わっていたらさておいて)上条当麻がじきじきに頼んで望まれたらやるんじゃないか?
Re: (スコア:0)
右手を舐めたら幻想殺しで分析能力が無効に…
# 御坂は真っ赤、黒子は真っ青という展開
Re: (スコア:0)
つまんないことを言えば、彼女にできるのはイオン化までで、分析はそれなりの測定機器がないといけないのでは・・・
(まあ何とでも理屈は付けられるだろうけど。”アセトアミノフェン特有の電磁気パターンを検出”とか書かれていた時、「なぜそんなものを知ってるんだ」という疑問を抱くのは野暮な世界)
もしかして (スコア:0)
検査中に全身の毛が逆立ったり [google.com]しませんか、これ?
たしかに空港の所持品検査なんかでやった日には、ヘアセットが乱れて怒り出す人が続出しそうだ。
万が一、アースへのショートが起きたら危険だし。
たまった電荷の行方は… (スコア:0)
冬場とか、ただ歩いていても静電気がたまるのに、逃げ場がなくて結局スパークするしかなくなったりして?
Re: (スコア:0)
電位の異なる金属に触れて、バチッ!うぎゃあぁぁぁ
ですか?
たぶん、セルフのガソリンスタンドみたいのが用意されるんじゃないかと。
大気圧プラズマ (スコア:0)
大気圧プラズマ+TOF/MSで、生体試料の分析っていうのを聞いたことがありますが、
それとの優位性はなんでしょうかね。
私は、40万Vはやりたくないなぁ。