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宇宙

インドの火星探査機が低予算で成功した理由とは 39

ストーリー by hylom
とはいえ莫大な金額であることには変わりませんが 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

インドの火星探査機、Mangalyaan(ヒンディー語で火星・クラフト)は、7400万ドルという低予算でアジア初の火星への到着を実現した。これは宇宙探査のための新しいパラダイムを示唆するものになるかもしれないという(NBC本家/.)。

Mangalyaanの打ち上げや運用に要した費用は、NASAの火星探査機であるMavenで掛かった6710万ドルの約9分の1に過ぎない。その理由の1つに、Mavenでは科学的使命のために実績のある米国の技術が使用されているいっぽう、Mangalyaanでは「初めて使う技術」が多い点が挙げられている。技術的なテストもその目的に含まれているからだ。また重量が軽いため、積載量の少ないインド製ロケットでも打ち上げが可能だった点もある。

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  • 10倍違う (スコア:2, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2014年10月01日 6時28分 (#2685559)

    >NASAの火星探査機であるMavenで掛かった6710万ドルの

    NBCの記事では6億7100万ドル

    • by Anonymous Coward

      >7400万ドルという低予算
      へぇ

      >6710万ドルの約9分の1に過ぎない。
      えぇ!?

      道理で。

      • by Anonymous Coward

        USドルかもしれないし、ジンバブエドルかもしれない。

  • アメリカ(NASA)の宇宙探査計画って基本金食いですよね。
    「うまくやれば低予算でも行けるのに」というアジア的アプローチ?は歓迎です。
    有人計画を推進するNASAの予算規模が大きいのも理解できますし、「低予算でもいいだろ」と予算削減されるのは問題とは思いますが、
    使いまわすことが結果として運用コストを押し上げたスペースシャトルの例もありますので、大予算を1プロジェクトにかけるより、
    ある程度の予算で複数のプロジェクトを走らせる方が無駄がないんだろうなと感じますね。
    • by Anonymous Coward

      牛丼探査機、ありますよ。

      速い・安い・うまい(良い)、を狙ったディスカバリー計画ってのが。
      一説ではISASの機能を絞って低予算、という方針を参考にしたようですが。

      ただ、火星探査に限っては予算けちると失敗フラグと思うのでどうかなぁ…。

      インドの探査機、どうやら工学試験機のようですね。
      日本で言えばはやぶさ1と同じ立場。
      科学成果を中心とするNASAの探査機とは立場が違うと思う。

      • 仰る通りかと思います。NASAの探査機とは立場も位置づけも違うし、そうであるべきだと思います。
        ある程度以上予算をかけないと突破できない性能なり機能なりはあり、基礎研究が大事なんですよね。
        あるものを使って安く上げるのは大切なんですが、それだけになってしまってはいけない。難しいですね。
        親コメント
        • by Anonymous Coward

          すきやのうな丼が老舗のうな重の1/9の値段だったからといって
          別段なんとも思いませんからね。

  • なので、低コスト新機軸開発とやらの探査機の成果というよりは、
    9割がたがロケット側の成果なんじゃないの。この時点での「成功」の真意は。

    もちろん、火星に行くための宇宙での軌道修正ちゃんとできたんだね、遠距離通信も途絶せずに行けたんだね、
    というところは、誉めるところとは思いますが。

  • by Anonymous Coward on 2014年10月01日 7時15分 (#2685575)

    それだけ聞くと、失敗臭しかしないんですが
    (というか失敗上等という前提ではないかと)
    結局成功した理由はなんなのでしょうか?

    • 「技術に実績がなくても、理論的には成功するはず」だから成功したってことでしょう。

      アメリカの場合「(国の面子やこの先の予算確保など理由に)失敗は許されない」から、
      確保できる予算の範囲内でできるだけ失敗の可能性が低くなるようにしたのではないでしょうか。

      --

      ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
      親コメント
      • 「理論的に成功するはず」で、実験も無しにぶっつけ本番で毎回成功するなら苦労はないわけで。

        実際には数回に一回の失敗ぶんのコストも織り込んでおく必要があったりするから、
        額面通りには受け取れないなあ。これが数回に一回しか成功しなければ、
        多少安くてもトータルで見たらかえって高くつく恐れもある。そこまで計算して
        「安い」ならいいけど、何も考えずにリスクを積み上げていって「安い」と喜んでるなら、
        それじゃうちの糞マネージャと同じじゃねーか!

        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2014年10月01日 10時24分 (#2685697)

          IT系のプロジェクトで例えるなら、
          NASA:テスト用に本番環境と同等の環境を複数用意、ロングランや負荷テストを含めた入念なテスト、全てのバグを徹底的に修正
          インド:テスト用の環境は本番環境の待機系や開発環境を使い回し、時間やコストのかかるテストはせず本番がテストを兼ねる、マイナーなバグは放置
          こんな感じでしょう。
          どっちも同じようなシステムを構築したけど予算が10倍違うって言われても、まぁそうでしょうね、としか言えないですね。

          親コメント
          • by Anonymous Coward

            NASAの場合、本番の前に主要機能検証用のプロトタイプを作って試験したりしますよ。
            例えばイオンエンジンでの深宇宙航海の場合、日本でははやぶさ1でぶっつけ本番的に科学探査と抱き合わせで行いましたが、NASAだと「ディープスペース1」というイオンエンジンや自律航法専用の試験機作って上げてます。

            まぁ、試験ミッション終了後、ついでに彗星観測とかしてますけどね。
            社内で作った試験用サーバを、検証完了後、自社用に流用するようなもんかな…。

            日本やインドの場合は、試験用サーバがうまくいったのでそのまま実運用しちゃえ、って感じでしょーか。

            ※はやぶさ1も本来は主要機能検証用のプロトタイプなので、当初から「全部成功したら100点満点の500点」とかの広報をがんばってましたね。

          • by Anonymous Coward

            大手SIerと中小規模ベンダの構図まんまって感じで面白いね

        • by Anonymous Coward

          勘違いしているぞ

          × 実験も無しにぶっつけ本番の技術
          ○ 実績の無い技術

    • by Anonymous Coward

      だから「技術的なテスト」なんでしょう。

      高価な輸入品の部品ではなく安価な国産の部品を使って成功するということを示せれば、
      国産の部品の品質を示す絶好の機会です。

      逆に失敗すれば国産の部品に対するイメージダウンになるから、それなりに自信はあった
      のだと思います。

    • by Anonymous Coward

      初物は高コストで、いわゆる枯れた技術のほうが低コストになると思っていたので
      この記述には違和感がありました。隠れたコストがあるのではと思ってしまいます。

    • by Anonymous Coward

      NBC記事斜め読みだけど、タレコミ文の接続詞がよくないのではないだろうか。
      私はNBC記事読むと、次のように添削する。

      Mangalyaanの打ち上げや運用に要した費用は、NASAの火星探査機であるMavenで掛かった6710万ドルの約9分の1に過ぎない。その理由の1つに、Mavenでは科学的使命のために実績のある米国の技術が使用されているいっぽう、Mangalyaanでは「初めて使う技術」が多い点が挙げられている。技術的なテストもその目的に含まれているからだ。また それらの新規技術を適用することによって重量が軽いため、積載量の少ないインド製ロケットでも打ち上げができたので、費用を抑えられたのである 可能だった点もある

  • by Anonymous Coward on 2014年10月01日 9時12分 (#2685645)

    ジョン スコルジー 天才やな

    • by Anonymous Coward

      すまん、だいぶ前に一巻だけ読んだ事があるが、どこが似ているのか分からん。解説よろ。
      まあ、寺フォーミングだかなんだかのためにごきぶり火星送り込んだとかいう馬鹿漫画(アニメ)よりは似ているとは思うが。

      • by Anonymous Coward

        全巻持ってる俺にも、全然わかりません。

        • by Anonymous Coward

          地球から(普通の意味の)宇宙移民できるのは人口問題を抱える発展途上国の国民だけ、という設定のことかも。
          フェニックスを中心に地球外で栄えている人類って、ひょっとしてインド人の子孫でしたっけ?違うような気もするけれど。

      • by Anonymous Coward
        そのテラフォーミング方法については昔からある古典的なネタだけど…
        テラフォーマーズが馬鹿なのはそんなとこじゃないよ。
    • by Anonymous Coward

      小川一水かなんかじゃなかったっけ?
      とりあえず日本人のSFで太陽電池と藻類を組み合わせて宇宙服みたいな個人用生態系をつくり、
      それを着た人間をフレームだけみたい宇宙船に捕まらせたうえで大量に火星に送り込んだ、とかあったよな。
      それが確かインド。

  • by Anonymous Coward on 2014年10月01日 9時51分 (#2685670)

    たまたま失敗しなかったから
    なんて理由でないことを願う

    # 偶然のような一度きりの成功体験から離れられずに、失敗を続けている人を知っているので

    • by Anonymous Coward

      失敗しないように対策したらそこから失敗したなんてのも過去には...

    • by Anonymous Coward

      > たまたま失敗しなかったから

      それ以外の理由なんかないでしょ。
      惑星探査はいまだバクチの領域ですよ。
      この一例をもってして「こうしたから成功したんだ」なんて語る人がいたら危ない人です。

    • NASAが金を掛けるのは、有人飛行の犠牲も含めた、無数の失敗の反省の反映だからなぁ。

    • by Anonymous Coward

      失敗には必ず理由がある(成功には必ずしも理由があるとは限らない)みたいな格言なかったでしたっけ。

      成功した理由が「たまたま運が良かった」であること、それ自体は別に問題ないでしょ。
      問題があるとすれば、試行回数1回の結果を適切に把握せず「こうすれば必ず成功する」とか「次に失敗したら終わりだ」とか短絡しちゃう人の思考であって。

      • by Anonymous Coward

        失敗には必ず理由がある(成功には必ずしも理由があるとは限らない)みたいな格言なかったでしたっけ。

        「勝ちに不思議の勝ち有り、負けに不思議の負け無し」かな?

  • by Anonymous Coward on 2014年10月01日 14時08分 (#2685830)

    そりゃ人件費が全然違うんじゃないの?
    圧倒的に。

    • by Anonymous Coward

      ドル換算するのだから物価とか為替レートも関係するよね。

      # コストを現地の人月で換算したらどうなるだろう?

  • by Anonymous Coward on 2014年10月01日 17時22分 (#2685980)

    衛星を火星に届かせるだけなら安いけど、着いてからいろんな調査をやろうとすると高いってことじゃないの?
    インドによる火星調査機能ってどの程度なのか知らないけど。

    • by Anonymous Coward

      予算の大部分は送り込むところで消費するんだから
      探査機自体の性能差が多少あったって予算の中のごく一部なんじゃないの。

  • by Anonymous Coward on 2014年10月01日 17時45分 (#2686007)

    インドの宇宙開発はバックにロシアがついてるからなあ。
    アメリカの技術も入ってるけど。
    ロシアとはレーニンがインドの民族主義者に着ている外套を着せてあげるほどの厚遇をしていらいの関係。
    だから民族主義政党も親ロシアが多い。
    空軍にはロシアの同盟国にも配備されてない最新ミグやスホイが配備されてるし。
    時代遅れで生産体制の維持が難しいソユーズの生産をインドに移すなんてことになると宇宙開発の情勢は一気に変わる。
    意外と侮れない存在。

  • by Anonymous Coward on 2014年10月01日 18時07分 (#2686035)

    宇宙開発とは少し違いますが,インド軍の兵器開発がダメダメな原因が気になります.

    テジャス,アージュン…

    • by Anonymous Coward
      だいたいどこの国も兵器開発なんてぐだぐだなもんだろ。アメリカだっていつまでF-35開発し続けるつもりなのか。新コンセプトを山ほど盛り込みつつ特に遅延もなく期待以上の完成度で出てきた兵器なんて、実戦で使う予定の絶対にないどこかの国の10式戦車くらいなものだろう。
  • by Anonymous Coward on 2014年10月01日 21時56分 (#2686210)

    のぞみと比べた場合にはどれくらい違うのでしょうかね?

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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い

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