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医療

iPS細胞と3Dプリンタ技術などを使って立体組織や臓器を製造する技術を開発へ 6

ストーリー by hylom
新たな錬金術 部門より
maia 曰く、

独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、バイオ3Dプリンタや細胞シート積層技術などを用い、iPS細胞などから骨や血管、心臓などの立体組織・臓器を製造する技術開発に着手する(PC WatchNEDOのニュースリリース)。

採択テーマは5つあり、簡単にまとめると、生体内における組織の再生が可能な骨、軟骨・半月板、膝関節、皮膚の作製が1テーマ、また血栓が出来にくい小口径の血管の作製が1テーマ、厚みがありながら中心部まで栄養分が供給される立体心筋や管状の心臓の作製などに関して3テーマがあるようだ。

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  • これまでは血管のような単純な組織ではうまくいった。コラーゲンの筒と幹細胞さえあれば自発的に組織を再構成したから。
    ところがもっと複雑な臓器ではまだモノになっていない。インクノズルから噴射しただけでは細胞を配列させることは出来ても細胞同士を接着させて組織として機能させることがまだできていない。だから無機物が中心で細胞を接着する必要のない骨が優先されたんだろう。

    • by Anonymous Coward

      糖尿病が深刻な問題になりがちな現代の日本人からすると、膵臓ができたら嬉しいんですけどね。
      膵臓とか肝臓のような複雑な臓器の実用化は、自分が生きてる内にはムリだろうなあ。

    • by Anonymous Coward

      まだモノになってないから
      国(NEDO)が率先して研究開発に着手したのでは?

      モノになりそうな基礎技術があるなら,私企業が飛びついて,すぐに製品化するとおもいます

  • 200個ぐらい作ろう。

  • by Anonymous Coward on 2014年11月11日 18時33分 (#2709459)

    iPS細胞をLEGOブロックに見立てて、臓器の形に積み上げていくなんてニュース映像がNHKで流れていたけれど、どんだけコストかかるんだって感じですね。

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人生の大半の問題はスルー力で解決する -- スルー力研究専門家

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