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バイオテック

ヒトの細胞を移植したマウスは賢くなった 86

ストーリー by hylom
人間マウス 部門より
maia 曰く、

ロチェスター大学メディカル・センターのSteven A. Goldman博士のチームが、ヒトの胎児から取り出した未成熟のグリア細胞(神経系を構成する神経細胞ではない細胞の総称)を子どものマウスの脳細胞に移植したところ、1年後にヒトのグリア細胞がマウスのグリア細胞に取って代わる形で増殖し、当初の30万個から1200万個に増加したそうだ(GIGAZINE)。

このマウスに学習実験を行ったところ、「明らかに賢いマウス」となっていたという(The smart mouse with the half-human brain)。なお、サルでの実験はしないと言う。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2014年12月03日 18時49分 (#2721889)

    リンクされてたJ Neurosciの論文を斜め読みした感じだと,グリア前駆細胞を新生児マウスの脳に異種移植したら,
    確かに生着して,さらに大半がドナー由来のアストロサイトとかになったよ,って内容.
    学習関連はディスカッションにすら書いてないのよね.

    論文は論文で興味深いんだけど,こういうプレスリリースをする人は,仮にデータが本当だとしても信頼におけないよ.

  • by manmos (29892) on 2014年12月03日 17時43分 (#2721845) 日記

    鳥でお願いします。

  • 空になったケージだけが残っていた・・・

    • 数ヶ月後、研究所を埋め尽くさんばかりのネズミの大群が!

      --
      RYZEN始めました
      親コメント
      • by Anonymous Coward

        数か月後、どことなくネズミに似た風貌の女性と研究員との婚姻が。

      • by Anonymous Coward

        さらにすうかげつご、もとのちのうになたねずみたちが

      • by Anonymous Coward

        さらに数か月後、私が町長です。

      • by Anonymous Coward

        たくさんいません、一匹です。
        なかの人なんていません。

      • by Anonymous Coward

        じょーじ じょーじ!じょーじ!じょーじ!
        #あれはバッドエンドなアニメなのか?

        • あれはびっくり生物うんちく漫画なのでストーリーも科学考証もどうでもいいんです。

          #ゆで物理学ほどトンデモならその方面でもネタになるんでしょうけど
          #せいぜい空想科学読本レベル

          --

          ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
          親コメント
      • by Anonymous Coward

        ネズミ男誕生の瞬間であった・・・

  • by jizou (5538) on 2014年12月03日 18時14分 (#2721872) 日記

    頭のいい人の細胞を自分にうてば、知能がアップしたりしないかなぁ....

  • by Anonymous Coward on 2014年12月02日 19時28分 (#2721233)

    ある程度の時間が経ると、効果が消えるんでしょうかね。
    さすがに、子供の世代には引き継がれないと思いたいですが...

    #ダーティペアに出てきたアルジャーノンのご先祖様だったりして

    #某G に同じことをしたら、マッチョになりました。という研究結果が出ないことを祈るばかり

    • by the.ACount (31144) on 2014年12月04日 12時49分 (#2722212)

      ダーティペアは読んだはずなのにアルジャーノンは憶えてないなー。
      ネタ元「〜花束」の方は長編にする前の短編しか読んでないし、映画「チャーリィ(RがЯ)」も見てないや。

      --
      the.ACount
      親コメント
    • by Anonymous Coward

      >さすがに、子供の世代には引き継がれないと思いたいですが...
      引き継がれれば「猿の惑星」。

      >>なお、サルでの実験はしないと言う。
      なんだ、やらないのか。

    • by Anonymous Coward
      >ダーティペアに出てきたアルジャーノン

      さすがに教養を疑うわ・・・
      • by Anonymous Coward on 2014年12月03日 23時31分 (#2721999)

        元コメを書いたものです。

        アニメ版のダーティペアに、アルジャーノンのという名の天才ネズミが出てくるので、
        それをふまえたものです。

        この辺は、有名かなと思ってたのですが、そうでもないんだなと
        Wikipedia を見たら、1985 年の作品。ずいぶん古かったんだなとしみじみと共に、
        ネタの振り方を考えないとな反省
        #リアルタイムで見ていたので、良いお年です。

        # ケイよりユリ派でした。

        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2014年12月03日 23時37分 (#2722001)

          というかそれの元ネタの「アルジャーノンに花束を」 [wikipedia.org](1966) という作品があるんですよ。
          作者は先日なくなったダニエルキイスです。

          親コメント
          • by Anonymous Coward on 2014年12月04日 4時22分 (#2722042)

            元コメの方はそれは当然ご存知の上で書いていると思いますが…

            『花束を』の方のアルジャーノンは通常のマウスであったアルジャーノン自身を手術で改良したものであることがわかってますから遺伝的な要素はない。
            そもそもあれは発表当時のアメリカを(おそらく)舞台にした作品ですから2014年現在から見れば過去の物語。今回できた高知能マウスの子孫ということはあり得ない。

            遺伝するとしたら、近未来SFであるダーティペアの方のアルジャーノンの先祖ってこともありうるよね…、というネタふりだと思いましたが。

            タイトルでは猿の惑星に触れ、コメントではテラフォーマーズに言及してるあたり、30年以上オタクを続けてるコアな方だと思いますが…。
            (ダーティペアの「方の」アルジャーノンと書いてあれば元ネタを知っていることも示唆されてこんな無粋なコメントはつかなかったでしょうね。)

            親コメント
      • by Anonymous Coward

        ネタも古そうなので良いお年だと推測。
        すいません。
        ちょっと引きますね。

        • by Anonymous Coward
          すみませんね~
          私もタイトルしか知らなくて、元ネタ読んだのは、だっぴゃ見た後です。

          ユリの方が好き!
  • by Anonymous Coward on 2014年12月02日 20時46分 (#2721280)

    もちろんノックアウトマウスですよね。
    あんまり知らないですが拒絶反応を起こしたりしないんですか?
    「猿の惑星」もいいですけど、「スタータイドライジング」も映画化して欲しい。めちゃくちゃみたい。

  • by Anonymous Coward on 2014年12月03日 17時16分 (#2721812)

    またSFからFが抜けそうに…

    ※全てがSになる

    • by Anonymous Coward

      すこし?
      すごい?
      サイ?
      スペース?
      スペキュレイティブ?

      #うるさい

    • by Anonymous Coward
      つまり、SばっかりでMがいないと言いたいのですね(違
  • by Anonymous Coward on 2014年12月03日 17時29分 (#2721829)

    次はウサギでお願いします。
    コンチネンタルジャイアントみたいな大型種でぜひ。

  • by Anonymous Coward on 2014年12月03日 17時43分 (#2721846)

    猿でやらない理由は、リアルに猿の惑星になる可能性があるから?

    • by TarZ (28055) on 2014年12月03日 18時36分 (#2721887) 日記

      - コストや期間(圧倒的にサル>>>マウス)
      - 実験のセッティング(比較に使えるような均質なサルの一群って簡単に準備できる?)
      - 結果の評価の難しさ(マウスと同等の指標で知能を判定してよいのか?)

      …あたりが、まず大きな壁になるんじゃないでしょうか。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      そう懸念する声があるのと、
      猿で実験することはそのまま人間にも適用できかね無いというさらなる懸念もあるでしょう。

      でもこれだけ情報出たら、やる人はやるよね?公表はしないとしても。

  • いずれも将来的に人類の存続に悪影響がありそう。ナマケモノなら大丈夫か。
    「だりー」「だりー」「だりー」

  • by Anonymous Coward on 2014年12月03日 18時01分 (#2721864)

    著者関係者?

    #「奴らはテレパシーを持っているんだ!」「戸棚の裏はネズミの卵でいっぱいだ~!」

  • by Anonymous Coward on 2014年12月03日 18時06分 (#2721867)

    これって、グリア細胞のシグナル伝達の役割が想像以上に大きいのか、それとも、人のグリア細胞が提供する栄養やホルモンのバランスの影響で、シグナル伝達の主役である神経細胞と神経線維のネットワークが人間風に発達するのか。

    リンク先のサイトを斜め読みする分には、人とマウスの星型グリア細胞の大きさや形状の違いを書いていますが、私には基礎が無いのでよく判りません。神経ネットワークを発達させる鋳型みたいなものでしょうか?

    最初に読んだ時、サポートするための細胞を変えると賢くなるというのは、CPUの供給電圧を上げて冷却を強化してオーバークロックを試みるようで、巧くすると人間の脳からも設計以上の能力を引き出す方法を導けるのじゃないかと感じました。神経細胞の方が耐えきれなくなったらアルジャーノンになってしまいますが。

    • by Anonymous Coward on 2014年12月03日 19時52分 (#2721915)

      私はキーポイントは突起の数だと思います。

      突起の数は接続数ですから、「ある神経細胞Aから、他の細胞を経由して、別の神経細胞Zへ刺激を伝える」という条件において、「三叉路だけを用いて線路を作る場合」と、「十字路で線路を作る場合」を比べると十字路の方がAからZへつなげる方が経路が多くなり、逆にその複雑さの分だけ「経由する他の細胞」が減ることになります。つまり、単純な路線図ではA->B->C->D->としか経路が繋がっていないかもしれませんが、突起の数が増えてBがCとDの両方に繋がっている場合はCを飛ばしてA->B->D->E->という経路が可能になり、その回路は伝達時間とエラー発生確率の両方の面でボーナスがつくことになります。この場合、トレードオフになるのは燃費なんでしょう。

      同じ神経細胞でも、感覚神経なら細胞の物理的に長くすることによって経由する細胞の数を減らすことができますが、中枢神経は、三次元的に大量の神経細胞が並んでいるので、一つを大きくすると別の経路を邪魔し、また全体の細胞数も減るので、この戦略は使えません。すると、結果的に間に入る細胞に「繋がる数」を大きくとるのが高性能化にとって効いてくるんじゃないですかね。

      親コメント
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