
気象庁、ひまわり8号による画像を初公開 32
ストーリー by hylom
冬のひまわり 部門より
冬のひまわり 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
10月7日に打ち上げられたひまわり8号によって撮影された画像が初めて公開された。
赤、青、緑の3個のバンドで撮影された画像を合成することで、カラーの写真となっている。寒波の最中ということで、筋状の雲と関東平野の冬晴れがくっきりとよくみえる。
ひまわり6号初画像(2005年)、ひまわり7号初画像(2006年)と比べると、技術の進歩を感じる。
海の恵み? (スコア:2, すばらしい洞察)
宇宙に行ったことのない当方でも地球を見下ろせる体験ができるってのもスゴい技術だなあと感動しました。
ひまわりの機能関係ないけど (スコア:1)
画像開いて最初の感想は、「オーストラリアでけぇ」。
Re:ひまわりの機能関係ないけど (スコア:2)
Re:ひまわりの機能関係ないけど (スコア:2)
砂漠の赤いのもよくわかりますね。
オーストラリア目立ちすぎ (スコア:1)
日本全体が雲に覆われていることと合わせて、日本を見つけるのが難しい。
Re: (スコア:0)
ワタシは、6号と7号の間は一年だが、次の 8号との間は八年なんだなぁと粉蜜柑。
Re:ひまわりの機能関係ないけど (スコア:5, 参考になる)
6号と7号はほぼ同じ世代のメインとバックアップの関係ですので。
8号は6・7号タッグの後継機。8号バックアップの9号もそのうち(来年?)打ち上げられます。
Re:ひまわりの機能関係ないけど (スコア:2, 参考になる)
> ひまわり8号・9号は、現在運用中の運輸多目的衛星ひまわり7号 (MTSAT-2) の後継衛星です。
> ひまわり8号は平成26年 (2014年) に打ち上げ、軌道上で機能の確認試験を実施した後、
> 平成27年 (2015年) の運用開始を計画しています。また、ひまわり9号は平成28年 (2016年) に打ち上げ
http://www.data.jma.go.jp/mscweb/ja/himawari89/index.html [jma.go.jp]
ひまわり8・9号は、H40年まで運用するらしいですよー。
技術の進歩 (スコア:0)
> 技術の進歩を感じる。
素人目には何が進歩しているのか判らない。解説希望。
Re:技術の進歩 (スコア:2, 参考になる)
・チャンネル数が増えた
・解像度が上がった
Re:技術の進歩 (スコア:2, 参考になる)
テレビに例えると白黒SDがカラーHDになった感じ。実際には
白黒⇒カラー(1⇒3)、 ひまわり6/7号⇒ひまわり8号(5⇒16チャンネル)
SD⇒HD(約500⇒1000本)、ひまわり6/7号⇒ひまわり8号(約2500⇒10000本)
くらいの差ですけど。
Re:技術の進歩 (スコア:4, 参考になる)
「ほぼ同じ」っていうか。
「色を付ける」には可視域で3チャンネル(青緑赤)あることが必要最低限。
「チャンネル数が増えた」は、近赤外・赤外チャンネル(天気予報で重要な水蒸気に感度がある)の方が膨大に増えてます。
青緑赤は、人間の目で見たカラーに似た画像にするには必要なこと。
他のチャンネルを青緑赤に割り当ててカラー画像を模擬的に作る(pseudo-color imageという) [wisc.edu]こともできますが、専門外の人からするととても不思議な地球の写真になります(リンク先下の方の画像、エアロゾルが青く”見える化”されている)。
Re:技術の進歩 (スコア:3, 参考になる)
可視光バンドの分解能は衛星直下点で0.5km [jma.go.jp]と言う事ですから、
元画像は22000×22000pxで、11000pxの画像も50%縮小だと思われます。
Re:技術の進歩 (スコア:1)
Re:技術の進歩 (スコア:1)
、、なぜこれがフレームの元?
Re: (スコア:0)
早期警戒衛星まで、あと少し?
ひまわりの軌道上から写真のような全体像が見えるのですか? (スコア:0)
門外漢なので識者に教えていただきたいのですが、ひまわりの軌道上から、このように地球丸ごと視界に入るものなんでしょうか。何となく、衛星の軌道って、そんなに地球から離れていない印象があるので。
Re:ひまわりの軌道上から写真のような全体像が見えるのですか? (スコア:4, 参考になる)
Re:ひまわりの軌道上から写真のような全体像が見えるのですか? (スコア:1)
10m離れて見た公園の地球儀(ぐるぐるまわるやつ)くらいですかね。
Re: (スコア:0)
おまえらなんでそんなにさらっと計算ができるんだよ
すげーな
Re: (スコア:0)
あれって直径3メートルぐらいもあるっけ?
ものによってはあるかな?
Re:ひまわりの軌道上から写真のような全体像が見えるのですか? (スコア:3, 参考になる)
ひまわりは静止衛星です。静止衛星の軌道は地球の表面から、約35,800km離れています(中心からは約42,000km)。
地球の直径は約12,700kmね。
手元に何かボール状のものがあったら、それをボールの直径の3倍ぐらいの位置から眺めてください。
それが静止衛星から見た地球のおおよその見かけの大きさになります。
Re:ひまわりの軌道上から写真のような全体像が見えるのですか? (スコア:2)
静止軌道の高度を35786km、地球の半径を6371kmとして計算してみると、
cosθ = 6371/(6371+35786) = 約0.1511
sinθ = √(1-cosθ^2) = 約0.9885
という訳で、
直径比にして約98.85%、
面積比にして約97.72%が見渡せる事になります。
# 実際の視野がどうかは知らない。
Re:ひまわりの軌道上から写真のような全体像が見えるのですか? (スコア:3, おもしろおかしい)
Re:ひまわりの軌道上から写真のような全体像が見えるのですか? (スコア:2, 参考になる)
距離の話は別コメででてるので。
ひまわり画像は画像全体を、『カメラで「パシャッ」と一回のシャッターで撮る』、という方法ではなくて、
地球をいくつかの部分に分けて、その部分をスキャンし、
それを場所を変えて繰り返して、最後にすべてのスキャン画像をつなげることで地球半球分の画像を作成しています。
なので、隣のピクセルと写された時間差が数分以上隔たっていることもあり得ます。
Re:ひまわりの軌道上から写真のような全体像が見えるのですか? (スコア:1)
コメ元です。みなさん、ご返答ありがとうございました。
なるほど、距離としても十分だということが分かりました。
また一見one shotにみえる雲の画像も実は、貼り合わせで時間差があるかどうかも疑問だったのですがタイムラグはあるということですね。
Re: (スコア:0)
時間差はありますが、全地球(の半分か)を10分に1回観測できるとのことですから、北から南に向けて順次走査したとすると北極付近と南極付近の時間差は最大10分ということになります。近接した範囲ではこれよりかなり短い時間差で観測していますから、雲の形が変わってしまうような影響はなさそうです。
Re:ひまわりの軌道上から写真のような全体像が見えるのですか? (スコア:1)
日本の天気予報の為のもので全部みる必要は有りません。
静止軌道なので日本から見ると常に同じところに居るように見えます。丸い地球の全体観測は1台では不可能です。
周辺部、斜め方向からの観測精度は落ちます。日本の気象情報には影響が少ないと言えます。日本は気象衛星が無い国にも情報を提供しています。
必要な国は自国で気象衛星を持っています。日本から見えない所の気象情報をもらっています。
静止軌道は地球から3万5千キロ離れています。
地球の直径は1万3千キロほどです。
Re: (スコア:0)
静止衛星軌道だから36000km上空。
国際宇宙ステーションが飛んでいるのは約400kmだから、90倍ほど離れている。
Re: (スコア:0)
つ https://www.youtube.com/watch?v=mbi_Bm1_O4w [youtube.com]
こりゃ雪降るわ (スコア:0)
日本海側が世界一の豪雪地帯だということが一目瞭然ですね。
タイミング良杉