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宇宙

太陽系外惑星Kepler-93bは地球に似た環境を備えているかも 25

ストーリー by hylom
ワープ航法の実現が待たれる 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

地球と似た環境の惑星を発見することは、宇宙観測の1つのトピックとなっている。今までも「地球と似たサイズ」の惑星は発見されているが、それらが地球と似た環境を備えているとは限らない。しかし、昨年発見された、地球の1.5倍という直径を持つ太陽系外惑星Kepler-93bは、その組成も地球に非常に近い可能性があるという(Ars Technica)。

Kepler-93bは恒星Kepler-93を周回する惑星で、公転周期は約4.7日。表面には水が存在する可能性もあるという。もちろんこれは観測結果から推測されたもので、実際にどうなっているかは分からないが、このような天体の存在は地球のような惑星が宇宙にほかに存在するかどうかを考えるための基礎になるという。

なお、Kepler-93の地球からの距離は315光年とのことで、人類が直接ここに到達することは現代の技術では難しい。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2015年01月07日 9時26分 (#2739390)

    ここの情報 [openexopla...alogue.com]によると、
    主星Kepler-93は質量が太陽の約0.91倍、年齢が約66億年と、太陽とよく似ています。
    そんな星のまわりを軌道半径約0.053天文単位で公転周期約4.7日でまわっているのだから、ものすごく暑く、地球の環境とは似ていないんゃないかと思うのですが。

    タレコミのリンク先を見ても、環境が地球に似てるなんて話はなさそうだし。

    • by Anonymous Coward on 2015年01月07日 13時06分 (#2739520)

      アレシボ大学のPlanetary Habitability Laboratoryが地球に似た太陽系外惑星のランキング [upr.edu]を公開していますが、Kepler-93bはリストアップされていない様子。
      最近発見されてまだ載っていない、ということもなさそうですし、「太陽系外惑星Kepler-93bは地球に似た環境を備えているかも」というタイトルは何かの勘違いな予感がします。

      なお、というような話を確認するためにググってたら、タイムリーなことに今日付けで「最も地球に似た惑星発見!?」というニュースを発見。こちらのKepler-438bは、地球に近いサイズでハビタブルゾーン内を公転しているそうです。

      生命居住可能領域内の系外惑星8個を発見、岩石質の可能性も [afpbb.com]

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      自転周期はよくわからないですが、公転5日弱って、この星の住民の暦はどうなっちゃうんだろ?
      自転=公転だったらまだずっと夕暮れのところにそこそこ住めそうな温度の場所がありそうだけども…

      • by Anonymous Coward

        大気がある→かきまぜられて均一化する(かもしれない)
        大気がない→夜の側は確かに寒いので夕暮れのところにちょうどよい温度のところがあるかもしれないが、大気がないので住めない

        という気がします。

        大気がない惑星に(液体の水の)海がある、という状況はありえるでしょうか。

        • by Anonymous Coward

          水の存在には適度な温度と適度な圧力が必要ですからね

        • by Anonymous Coward

          ずっと昼の面で高熱の水蒸気になり、夕暮れの地域で雨になって、ずっと夜の面は凍ってカチカチ…大気がもたないか。生物がいても地下で生活するか、ガミラス的な二重地殻になっててくれないと無理かな?きっともう誰かこういう世界のSF書いてない?

      • by Anonymous Coward

        春夏秋冬が1日ずつ、
        体調に気をつけましょう。

        • by Anonymous Coward

          自転周期=その星での「1日」の単位、はもう観測されたの?

          恒星と近いから潮汐の関係で月や水星(も、だったと思うが)みたいに、
          同じ面を主星に向け続けていると予想する (つまり、この星の公転周期=自転周期)。

          ・・・たとえ、水と空気があったとしてもどんな気候システムになるのか想像もつかん。
          (1年中昼で灼熱の惑星面と、一年中夜で極寒の惑星面、間に一年中夕方のリング状エリア・・・・)

    • by Anonymous Coward

      なかなか、生存に適した惑星は見つからないものです。

      そこで、カスタムメイドの惑星はいかがかな。

      マグラシーア!

  • by Anonymous Coward on 2015年01月07日 8時02分 (#2739340)

    >現代の技術では難しい。
    こういうものは単に不可能と言う方がいい。
    時間に制限がないなら、たどり着く可能性はあるけど。

    ぐぐってみると、ロケット最速が252,800km/h(2.21e+9km/年)とのこと。
    たとえ初速からこれでも、315光年(2.98e+19km)を割ると1.34e+10年。ざっと134億年?
    あれ?計算違うかな?

    • by Anonymous Coward

      315光年 = 2.98e18m = 2.98e15km [google.co.jp]です。
      所要時間は、約134万年になります。

    • by Anonymous Coward

      通信の問題もありますね。
      無人機がたどり着けたところで、地球からコマンド送信して結果表示まで630年かかりますからねぇ。

    • by Anonymous Coward

      >こういうものは単に不可能と言う方がいい。
      「事実上」とか入れて欲しい。

      厳密には「不可能」なわけではないから。
      #情報は正確に

    • by Anonymous Coward

      今頑張って出発すれば、「老年期の終わり」みたいになったりして。

    • by Anonymous Coward

      核融合を使えば、光速の10%ぐらいまで加速でき、あとは浦島効果で人間の寿命の範囲で結構遠くまで行けるって試算を昔見た。

      • by Anonymous Coward

        うーん、光速の10%では目立つほどの浦島効果は難しいですなぁ

        • by T.Sawamoto (4142) on 2015年01月07日 15時37分 (#2739614)

          1Gで光速の10%まで加速するとしたばやい、315光年先で静止するには

          主観時間 : 約3,134年112日
          客観時間 : 約3,150年35日
          ※ユリウス年換算

          になりますね。(加速・減速は主観時間で約36日)
          ちなみに、90%までOKなら、

          主観時間 : 約154年73日
          客観時間 : 約351年78日

          と、だいぶ効いてきます。(加速・減速は主観時間で約521日)

          親コメント
    • by Anonymous Coward

      Kepler-93が太陽と比較して銀河系の外側か内側を周回しているかわかんないですが。
      銀河系内の公転速度が違うので、太陽系とKepler-93との距離は常に変動しているでしょう。
      接近しているならワンチャンありますが、離れているなら・・・

      って感想がでてくるKSP脳

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