ファルコン9ロケット、打ち上げには成功するも回収にはまた失敗 27
ストーリー by hylom
試練は続く 部門より
試練は続く 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
民間宇宙開発会社SpaceXが4月14日、ドラゴン宇宙船を乗せたファルコン9ロケットの打ち上げを行った。打ち上げには成功したものの、予定されていたロケットの第1段部分の回収には失敗した模様(sorae.jp、Engadget)。
SpaceXではロケット打ち上げ費用削減に向け、従来は使い捨てだった打ち上げ後のロケット再利用を目指し実験を進めている。すでに打ち上げ後にロケットの第1段部分を大西洋上に着水させる実験は何度も行われており、現在は会場に作成した回収用プラットフォームにロケットを着陸させる段階となっている。しかし、これには高度な位置制御や姿勢制御が必要となるため、まだ成功には至っていない。
ファルコン9での打ち上げ自体は安定しており、今回の打ち上げはすでに17回目となっている。今後もファルコン9による衛星や宇宙船などの打ち上げは予定されており、回収実験も継続される模様。
一方ロシアは・・・的な解決はないのか。 (スコア:1)
あくまで直感だが、求められる精度が高すぎる手段にこだわりすぎではないだろうか。
既存技術で目的だけ果たす道が他にありそうな。
Re: (スコア:0)
>既存技術で目的だけ果たす道が他にありそうな。
どれ?一応過去に
「パラシュートで回収」
「飛行機のように着陸させて回収」
「ヘリコプター式に回収」
全部失敗してるんだけど、目的を果たす道がどこかにありそう?
全部試された上で、実は既存技術(ロケットを垂直に着陸させる)が一番有望じゃないかって今やってんだけどさ。
# 経験や知識に基づく直観という奴は、常識外の世界(宇宙)の話題では信じてはいけない。
Re:一方ロシアは・・・的な解決はないのか。 (スコア:1)
Re: (スコア:0)
「他にあるんじゃないの?」って話ではないのだけれど、
「帰るべき場所に来ること」は飛んでる側に任せるとして、受け止め側でもっとできることがあれば良いですね。
マンガ・アニメ的思考としては網でも用意したいところですが、耐久性も耐熱性も耐候性もあって適度な伸縮性で云々、って結構厳しいんだろうな。
#二足歩行ロボが落下物に張り付いて受け止める方がロマンだろ!という意見はさすがに却下します:)
Re:一方ロシアは・・・的な解決はないのか。 (スコア:1)
>#二足歩行ロボが落下物に張り付いて受け止める方がロマンだろ!
ウォーカーギャリアがICBM受け止めるシーンですね。
らじゃったのだ
なんだろう (スコア:0)
もう打ち上げが成功するのは本当はすごいことだし喜ぶべき事なのに
そんなの当たり前でいかに着陸させるかって段階に来てるってのは
やっぱ次の段階ってのは必要なんですね(白目
Re: (スコア:0)
やっと飛行機に近づいたってことですね。
Re: (スコア:0)
飛行機は最初からちゃんと着陸しとる!
Re: (スコア:0)
ちゃんと?
黎明期は墜落っぽかったり墜落だったり、そんなのが多かったと思うけどな。
今でも、航空機事故のほとんどは着陸時だし。
難しいのよねぇ。
Re: (スコア:0)
SpaceXは堕落しました!(違
Re: (スコア:0)
地面のがわを動かすのじゃだめなのか
Re: (スコア:0)
絶えず動いてますが
会場広いなぁ (スコア:0)
みんなが見守る中へしずしずと着陸、というようなのを目指してるのかと
Re: (スコア:0)
着地したときの傾きを何度以下にすることを目指しているのだろう。
テレビニュースで爆発映像を見たが、傾き修正が全然熟れていない。
今までに成功したことがあるのか?という感じ。
傘立てみたいなのを用意してもっとラフな着陸ができるようにしないと成功率は上がらんと思う。
Re:会場広いなぁ (スコア:4, 参考になる)
燃料バルブの静止摩擦力が大きく、制御に位相遅れが発生したため水平方向の速度が許容値を超えた、とElon Musk本人がTwitterで言ってました。
次回は本来の計画通り陸上への着陸も検討しているとのことです。ぶっちゃけかんたんにいって単にバルブが凍ったか歪んだかしたのでは…
実験専用機のF9Rや初回、二回目の実験ではもうちょっと安定して見えました。
なお、AtlasやDeltaシリーズのロケットを運用する競合のULAも、開発中の新型 Vulcan ロケットではエンジン部を切り離してパラシュート降下させ
ヘリコプターで空中回収する予定とのこと。
Re: (スコア:0)
着陸の動画 [youtube.com]を見ると、結構な勢いで着陸しているのですよね。実験のときとはだいぶ印象が違います。
ソースは2chなので真偽は不明ですが、実験機を上昇・下降させてのテスト(日本でもRVTが行っていたような奴)と違い、本番では機体が「軽すぎて」減速を十分行うことができず(ちょっとでも吹かし過ぎると、逆に打ちあがってしまう!)、速度をある程度残したままでの着陸となっているようです。
その辺が原因で、悪戦苦闘しているのかもしれません。
エンジン回収できりゃ良いのなら (スコア:0)
洋上プラットフォーム、海に浮かんだ板ではなく、緩衝材詰め込んだタライみたいなものにして、
ほぼ近いところまで来たら(これは前回もほぼ出来てるような)、さっさとエンジン切ってぼとーんと
タライの中に落っことす、見たいなのはダメなんですかね。
Re:エンジン回収できりゃ良いのなら (スコア:2)
エンジン壊れそう。
Re: (スコア:0)
たらいのスケールがとんでもないことになりそうな気もするw
まとめて受け取るんじゃなくて、空中分解してもっと細かいパーツしてパラシュートつけるとかはどうだろう
Re: (スコア:0)
燃料タンクを緩衝材として使えるようにして、
真っ逆さまに落ちてくるってのはどうだろう?
Re: (スコア:0)
降下中をヘリで回収ってところが、かなり冒険的じゃないだろうか。
三菱はどうするのだろう? (スコア:0)
ソフトウエアが安定して回収が高確率で行えるようになると、
場合によっては打ち上げコストは現在の数分の一になりえるんじゃないかな。
三菱はどうもしない! (スコア:1)
回収が高確率であっても低廉なコストでエンジンの整備・再利用が出来なければ意味が無い
米国の会社がチャレンジングな技術開発をやりたがる理由は技術力のアピールや政府からの契約獲得が目的だったりする
今のところは半信半疑で見守って本当に再利用が出来てコストを下げられたら素直に賞賛すれば良い
失敗に終わっても失敗を恐れずによく頑張りましたと褒めれば良い
Re: (スコア:0)
イーロン・マスクが SpaceX を起業した理由は、人類を火星に「移住」させるため。
そのためには打ち上げコストを下げる必要があり、今回の件につながってる。
試算によれば、現在のコストの1/100にまで下げることが可能だそうだ。
http://www.sorae.jp/030807/4521.html [sorae.jp]
Re: (スコア:0)
結局賞賛することになり、その時日本は他の国々から相手にされてないといういつもの結末になりそうだが
Re: (スコア:0)
そう思ったとして、ここでやるべきことは日本側はどうなの?って情報交換したり応援したりってことであって
日本はダメだろととか言う場面じゃないと思うのだが。