3Dプリントされたゼータ関数、発売中 21
ストーリー by hylom
もちろんゼロ点は1/2上に 部門より
もちろんゼロ点は1/2上に 部門より
maruto! 曰く、
4月に開催されたニコニコ超会議2015内のニコニコ学会β第8回シンポジウムにてtsujimotter氏が公開した「触れるゼータ関数」が、DMM.makeのクリエイターズマーケットで販売中となっている。
ゼータ関数の複素平面を3Dプリンタで出力したもので、廉価版のミニエディション(実部-11〜14 まで、虚部-25〜25。ゼロ点の数は6個)と、豪華版のフルエディション(実部-11〜14、虚部-50〜50。ゼロ点の数は20個)の2種類。価格はミニエディションが4,001円〜59,999円(税込)、フルエディションは素数の298,999円。
また、フルエディションには特典として作者のtsujimotter氏に「数学を語ってもらえる券」(日時・内容は応相談)が付属するというまさに誰得な仕様となっている。数学に興味のある方、ゼロ点のクリティカル・ラインを撫でまわしてウハウハしたい方は購入を検討してみるのもよいかもしれない。
数楽アート (スコア:3)
Re: (スコア:0)
まあ、見栄えのする数式を出力してみた、と、見栄えはしないけど意義深い数式を出力してみた、では別ジャンルっちゅうことで
Re: (スコア:0)
専門家からすると意義深いんでしょうか? 正直、オブジェとしてはいまいちな印象ですが。
Re: (スコア:0)
NHKスペシャルのリーマン予想やジョン・ナッシュの半生を描いた映画「ビューティフル・マインド」のDVDをみればなんとなくこいつの恐ろしさがわかる…かも。
Re: (スコア:0)
NHKスペシャルのリーマン予想回って、もう相手にされてない耄碌したご老人特集で中身ゼロみたいだけど。
「自明な零点」の説明も終ぞ無いとか。
Re: (スコア:0)
自分で計算式放り込んで3Dプリンタで出力した方が安いんじゃないの?
Re:数楽アート (スコア:1)
単色じゃなくて偏角でグラデーションしてるやつ。
Re: (スコア:0)
自分で計算式放り込んで3Dプリンタで出力した方が安いんじゃないの?
確かに、Mathematicaで、立体表示させたデータを3Dプリンタ用で出力すれば、
遥かに安そうですね。
Re: (スコア:0)
ほとんどがフィラメント代なんじゃない? 迫力のサイズにしたければ、単にその分、お金がかかりますよという。
「作って売り出した」というより「3Dプリントサービスにデータを登録して誰でも発注できるようにしたので、欲しけりゃ発注してね」というように見える。
3Dプリンタが物作りを根本から変える! という胡散臭い売り文句が有るけど、ネタ分野への応用は面白そうだな。
データ納品でモノ自体を作らなくても「売り出す」事が出来るので、無茶な仕様でも、とても安くで済む。
出力するには材料費が100万円かかるんだよ、というような、
とうてい発注されることがなさそうなネタ商品でも、受け狙いで出品出来る。
キャラクタとかロボのガレキ辺りで、「サイズは1倍~4倍、最大で16倍まで発注可能!
ただし、値段は1倍~64倍、最大で(より頑丈な材質で出せる巨大プリンタが必要になるので)10000倍!」みたいな、
発注者の愛を試すようなむごい出品とかでも、そう言うオプションを用意するだけなら追加のコストはほとんど要らない。
Re: (スコア:0)
これをオブジェにしよう
https://twitter.com/shimoMathSiGMA/status/133126982220263425/photo/1 [twitter.com]
応相談の範囲 (スコア:0)
名の通った数学者の方に半期15コマ分の授業を依頼すると考えると安いけど、そういう考証もありなのかな>券。
Re: (スコア:0)
普通は研究の最前線にいる人に問題意識について語ってほしいわけだ
そうすると受講に値する人間も非常に限られてくる
商品名 (スコア:0)
「Ζの鼓動」で。
どうせなら (スコア:0)
デルタ関数を立体化してほしかった
Re: (スコア:0)
sinc関数で我慢してください
Re: (スコア:0)
ガンマ関数の方を頼む。x軸y軸を引数の実数部、虚数部、z軸t軸を戻り値の実数部、虚数部で。
Re: (スコア:0)
デルタ関数は、佐藤大先生によると、複素数の上半分の下半分の境目の実数軸の上に存在しているんだってさ。なんで複素平面上では描けないんだ。無理矢理近似しようとすると、虚数軸上全部発散になってしまうのだ。
なんか、中央の棘がすぐ折れて (スコア:0)
ゼータ関数じゃなくなりそうですよね。
Re: (スコア:0)
そこだけ軟質素材になります(嘘)。
だれも聞かないなら俺が聞く (スコア:0)
で、ゼータ関数ってなに? なんか便利なことあるの?
Re:だれも聞かないなら俺が聞く (スコア:1)
どなたも偉い人からのコメントが無いようですので。
名前は厳めしいですが、数学者じゃない人にとっては計算に使う道具の一つだと思います。
例えば、階乗 n! = 1x2x3x ・・・n の複素数全般へ一般化したのが、ガンマ関数 Γで
調和級数 = 1/1 + 1/2 + 1/3 + ・・・ を一般化した ζ(x) = 1/(1^x) + 1/(2^x) + 1/(3^x) + ・・・がゼータ関数です。
何かを足しこんで行くような時に使えます。黒体輻射のプランクの法則の計算はζ(4)を使います。
ζ(-3)はカシミール効果の計算に使うそうです。
言葉巧みに操れば別のタレコミにある「EMドライブ」とか「オカルトかるた」などへの応用も可能かも知れません。
真面目な解説としては、下記のサイトなどいかがでしょうか。
なぜゼータ関数 ζ (−1) = “1+2+3+4+...” は無限大に発散しないのか? [geocities.jp]