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アメリカ合衆国

米上院が可決した2015年宇宙法、宇宙条約に違反している可能性あり 39

ストーリー by hylom
この話題は定期的に出るような 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

米上院は、小惑星の資源を発掘して地球で利用するビジネスを可能にする2015年宇宙法を可決した。しかし、これは「宇宙条約」に反しているのではないか、という声が出ているという(WIRED)。

2015年宇宙法で重要な部分として、「宇宙資源」の商業的な探査と利用に米国市民が携わるのを認めた条項がある。法案では水や鉱物といった具体例が挙げられているのだが、これは宇宙条約の「宇宙空間は、月やその他の天体を含め、主権の主張によっても、利用もしくは占領によっても、または他のいかなる手段によっても、国家の占有の対象とはならない」という規定に反するのではないか、との疑問が出ているそうだ。

また、この法案は、個人だけでなく企業にも宇宙資源の利用において米国市民と同等の資格を与えており、その企業は米国人のみが所有する企業に限定されていないことから、抜け穴的に悪用されるおそれもあるようだ。

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  • by Anonymous Coward on 2015年11月26日 9時35分 (#2923388)

    このストーリーは先のストーリー [science.srad.jp]と被りすぎじゃないですか。WIREDの記事も同じだし。

  • 地球外天体を資源として活用するような時代が来れば、
    いずれは宇宙条約を破棄して資源獲得に走る国が出てくるだろうと。
    まだ、そんな時代になったとは思えないけど。

    まあ他の国際法だって、それぞれの国にとって都合の悪いものは
    堂々と無視されているのが現状だし、それに対する制裁も大した
    効果がない。

    「国際法が存在するのは国際法の本の中だけだ」という言葉もあるし。

    • by Anonymous Coward

      だから「月協定」ってのがあって、領有の禁止に加えて「月の天然資源が開発可能となったときは、その開発を律する国際的レジームを設立する」となってる。
      米国はこの月協定に参加せずに俺ルール作って、宇宙資源をどう扱おうが俺の自由だ!って宣言した、って話。

      • 違います。
        今回は、アメリカが参加していない月協定じゃなくてアメリカが参加する(守る義務があるとされる)宇宙条約の話。
        そして、#2923333は、守る義務があるとされる条約(国際法)でさえ、強制力が弱いし無視されたりするよね、という指摘。

        それにしても、
        月協定(月その他の天体における国家活動を律する協定) [wikipedia.org](1979年採択、1984年発効、署名4カ国、批准13カ国)
        宇宙条約(月その他の天体を含む宇宙空間の探査及び利用における国家活動を律する原則に関する条約) [wikipedia.org](1966年採択、1967年発効、署名26カ国、批准101カ国)
        って、名称が似ていてややこしいね。長い名前なので面倒がって「月その他の天体」までしか読まないと同じになっちゃう。

        親コメント
        • by Anonymous Coward
          だから、宇宙条約は私人の領有を禁止しておらず、月協定で初めてそれを禁止した、アメリカは後者を批准してないから、私人の所有権を認めるのに国際法上の制約は全くない。ということでしょ。
          • >私人の所有権を認めるのに国際法上の制約は全くない。ということでしょ。
            そういう問題じゃない。

            私人が勝手に領有権を主張するなら問題はない。

            だが、この件も前のストーリーも「アメリカが私人に領有権を渡している」形になるので、
            そこが問題。

            持っていないものを渡す事自体ができるはずもないので、
            結果的にアメリカが私人に渡す前に領有権を主張している事になる。
            ここが宇宙条約に違反する

            って事。

            親コメント
            • まあもともと私人の所有権という話自体が宇宙条約の抜け穴っぽい内容なので、厳密に言えば抵触すると言えるんじゃないかと思いますけどね。

              でも私はアメリカのこの決定を支持します。
              宇宙条約が〜月協定が〜と主張する連中は結局、人類の宇宙進出の足を引っ張るばかりで、月面基地の一つも作ろうとしません。
              それならそんな綺麗事より、お金や欲望のためであっても、実際に身銭を切って宇宙に行こうという連中の方がはるかに好感が持てます。

              • by Anonymous Coward on 2015年11月26日 12時35分 (#2923490)

                >お金や欲望のためであっても、実際に身銭を切って宇宙に行こうという連中の方
                抜け穴というか、宇宙条約に私人の規定がないのはそれこそ、このためだし、私人の行動を国が制限するのがおかしいから。
                宇宙条約に署名しているのは私人でなくて国だから。

                なので、「企業が勝手に実際に行って、資源を採掘して領有権を主張する」
                これは何一つ問題ないし、宇宙条約にももちろん抵触しない。逆に

                このストーリーと前のストーリーで問題になってるのは

                「実際に行ってもいないし、アメリカが専有してるわけでもない、宇宙天体の所有権を宇宙条約に署名しているアメリカが
                 勝手に所有権を主張して民間に売り払う法律」

                だからです。

                親コメント
              • by Anonymous Coward

                あなたにもっとわかりやすく言いましょう。

                これは
                「あなたの持ち物を、アメリカが手にいれたわけでも、自分で持っている訳でもないのに勝手にアメリカが売り払うことが
                出来るとアメリカが勝手に法律を作った」

                こういう話です。
                実際は無主体物でそもそもの占有権が決まっていない。(所有者が居ない)ものですが。

                落し物でいえばだれの落し物かわからないまま、アメリカが拾ったわけでもない(実際に行ったわけでもない)
                ものを警察の落し物リストだけ見て、アメリカが勝手に売り払う話。

              • by Anonymous Coward
                で、それで何の問題があるの?
                私の持ち物は今現在私が一方的に占有しているし、日本政府もそれを認めている。アメリカみたいな有名な国がそうしたならちょっとは気になるかもしれないけど、本質的にシーフォード公国みたいな聞いたこともない国が自国内でしか通用しない法律で実在すらあやしい物体の所有権を紙の上に設定しただけで、実害が発生する可能性は万に一つもない。
                近い将来宇宙資源開発を予定している人が、宇宙の彼方でアメリカ人に先を越された場合にのみ心配すればいい話。
              • by Anonymous Coward

                逆。

                先に資源開発に成功した場合でも「勝手にアメリカの決めた法律と権利でイチャモンをつけてくる」
                こういう話。

                >私の持ち物は今現在私が一方的に占有している
                これはそれをアメリカが勝手に他人に売り払った契約書を作って、その契約書を持った人があなたにイチャモンをつけてくる。

                こういう話。
                そもそも、実際に到達して占有してから認めるならわかるが、そうでないものをアメリカが勝手に売り払う話。

              • by Anonymous Coward

                ん?この法律は専有したら権利がもらえる法律でしょ?ルナエンパシーみたいに、権利だけ売るわけじゃないっしょ。

              • by Anonymous Coward

                ちょっと理解できない。ニュースソースを教えて欲しい。
                本当に、アメリカ政府が民間に売り払う法律になってるの?

                Wiredの記事では、

                上院を通過した宇宙法には、「米国は本法律によって、いかなる天体に対する主権、国権、占有権、司法権を主張することも、所有を主張することもない」と書かれている

                とされていて、あなたのお話とは矛盾があるのだけど。

                単に、民間が先に占有した宇宙資源を、国が取り上げたりしませんよって法律なんじゃないのかな?
                ニュースソースが少なく

              • by Anonymous Coward

                企業が領有している宇宙の土地を別の国の企業が支配権を奪っても、国が支配してないのでそれを法的に禁止することができないし、仲裁する国家も存在してはならないので結局不安定な権利になりそう

              • by Anonymous Coward
                だからそれが逆だっての
                アメリカ企業が先に資源開発に成功した場合、アメリカ政府は勝手にアメリカの決めた法律と権利でイチャモンをつけてこない
                という法律なんだから。
              • by Anonymous Coward

                ええっと、法律は一般的に私人の行動を国が制限するものなので(例:麻薬を使用してはいけない)
                >私人の行動を国が制限するのがおかしいから。
                ってのは、正直何言ってんだかよくわからない。

                >宇宙条約に署名しているのは私人でなくて国だから。
                世界にはベルヌ条約という著作物の保護に関する条約もあって、
                その条約批准に必要でアメリカは国内の私人の著作物利用の制限のため
                国内法を改正する必要があった、という歴史もあるんだが。

              • by Anonymous Coward

                >アメリカ企業が先に資源開発に成功した場合、アメリカ政府は勝手にアメリカの決めた法律と権利でイチャモンをつけてこない

                そういう問題じゃない。
                そこを「アメリカ企業」で考えるからおかしいし、そもそも実際に開発を成功した場合に限ってない。

                「アメリカよりも先に日本企業が開発に成功した場合でも、アメリカが勝手にアメリカ企業に発行した権利で
                開発に成功した日本企業にイチャモンをつけてくる」

                こういう話。

              • by Anonymous Coward
                それは…別に日常茶飯事だろ……
                だから国だの政府だのがあって通商外交交渉をするわけで
      • by Anonymous Coward

        いやだから、国際法って守られないもんだよね、という話をしているのに。

        • by Anonymous Coward

          ブッシュ親子が前例を作っちまったからなww

    • by Anonymous Coward

      中国「九段線は月にも伸びている」

      現実にはアメリカがやらなければ中国orロシアがやるだけなんでしょうね。

    • by Anonymous Coward

      資源獲得に走る国が出てくる時代になったときには、
      現在の宇宙条約は時代遅れになるかもしれませんが、
      そうなれば新しい条約なり国際的枠組みができると思いますよ。
      というかそういう方向に持って行こうとするはず。
      その枠組みをめぐって、しばらくは米中ロなどでせめぎあいがあるとは思いますが、
      国際法を守るべき、という考え方そのものを壊すことはないはず。

      国際法なんて本の中にしか存在しない、と言って国際法を無視して行動しても、
      ささいなことですぐに戦争になって両者疲弊して結局誰の得にもならない世界になるだけ。
      現在の世界の枠組みで虐げられている国や人々にとっては、世界の枠組みが壊れるだけで
      得する可能性があるけど、それはまさしくテロリストが目指しているところ。
      すくなくとも、反テロリズムを掲げる国々は、国際法なんて無視していいじゃんなんて言わないはず。

      • by Anonymous Coward

        反テロリストを最も叫んでいる国が国際法違反のイラク戦争を引き起こしたんだが。

    • by Anonymous Coward

      小川一水の「第六大陸」という小説では
      月に結婚式場という営利施設を建てるために月資源を使うのが国際法上で問題になって裁判、という展開がありましたが
      式場建設側がSETIに関する装置を稼働させていたために、「研究施設」だからノープロ、という理屈でしたな

  • by Anonymous Coward on 2015年11月26日 11時04分 (#2923433)

    すでに、他の知的生命体がなにがしかの法律を作ってたらどうするつもりなの?
    その知的生命体から、「お前ら、俺らの法律に違反してるから全員死刑な」って言われてしまったらどうすればいいんだろ・・・。

    • by Anonymous Coward on 2015年11月26日 11時16分 (#2923442)

      銀河ハイウェイを作るため地球が取り壊されるのは50年まえからアルファ・ケンタウリ出張所で公示されています。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      地球または地球上の国家と条約を結んでないので関係ありませんが何か。

      • by Anonymous Coward

        地球の支配者である菌類や植物とは既に締結済みですが、単なる乗物が権利を主張するのですか?

        • by Anonymous Coward

          地球の所有権は、地球の製造を発注し代金を支払ったネズミのものです。

  • by Anonymous Coward on 2015年11月26日 15時46分 (#2923604)

    何をいまさら言ってるんだ?
    「俺様(アメリカ)が常に絶対に正しい」をいつものように口にしただけだろ?
    東京裁判だって戦後に法を作って日本に適用してるし
    南米の麻薬ビジネスだってマッチポンプだし
    中東問題だってマッチポンプだし
    TPPだって協定よりもアメリカの法が上位の関係だ

    アメリカは何時だって自由の国

  • by Anonymous Coward on 2015年11月26日 17時11分 (#2923657)

    でも、こういうのって、競争にした方が技術進歩は早くなりそうだけどなぁ。
    確かにある国に支配されてしまうリスクがあるけど、縛りすぎると誰も手が出せなくなり、資源があっても取り出せなくなる。
    ましてや、私人でやろうなんて不可能に近いし。

    アメリカの開拓時代って、早い者勝ちで土地を得て行ったんだっけ。
    何かしらの領有ルールを決めて競争させたらあかんのかな。
    実際に人を送り込んで、そこに何日以上滞在してたら半径何キロはその国のものにする、
    ただしその後1年間その国は次の土地の開拓は認めない、みたいな。
    一番良いところから持っていかれるけど、先行者利益としてはしょうがない。

    • by Anonymous Coward

      >何かしらの領有ルールを決めて競争させたらあかんのかな。
      それでいいと思うが、その領有ルールは国際機関で国際法としてきめられ無ければいけません。

      今回のはアメリカが勝手に自国の法で所有権を私人に認めちゃうからおかしな事になる

      • by Anonymous Coward

        おかしなことになる?法律に反対してる人達が言ってるのは「俺が行けるようになるまで待ってろ」って話ですよ。
        宇宙に来る技術もやる気もない連中が「人類共通の財産だ分け前を寄越せ」と騒いでるだけ。
        そんなクズどもに配慮してたら、永遠に宇宙への進出など進まない。
        ここは行く能力とやる気がある連中が勝手にやるのが正しい。

        • by Anonymous Coward

          え?(笑)

           ## 人の話には全く耳を貸さず、自分の言いたいことだけ繰り返す。そんな時代もありました。 ##

        • by Anonymous Coward

          逆。

          「じゃ、仮にアメリカより日本が先に資源開発したらどうなる?」
          (日本と中国、ロシアは実際に行くこと可能な技術持ち)

          なぜか、アメリカの持ち物でもない宇宙天体を日本が先に開発したのに、
          勝手にアメリカの国内法で、実際に行ってもいないアメリカの企業がその権利を元にいちゃもんをつけて
          分け前を要求してくることになる。

          こういう話で法律なんだが?どこに正しい部分がある?

          「アメリカ国内法でそれを(米以外の国の権利まで)決めるのがおかしいの」

          >ここは行く能力とやる気がある連中が勝手にやるのが正しい。
          ここの問題じゃねーことにいい加減気づけド阿呆。そこは否定されて

          • by Anonymous Coward
            >日本が先に資源開発したらどうなる
            単純に外交交渉をしたりしなかったりするだけの話です。
            今だって何か画期的な発明をして日本で特許と取っても、アメリカ国内では何の権利も得られないでしょう。だから同時に出願したら一緒に審査する条約を結んだり、著作権なら手続きなしでベルヌ条約加盟国ならどこでも保護されるようにしたりするわけ。
            宇宙開発にはまだそんな国際条約はない(かあってもアメリカは参加してない)んだから、アメリカ人の権利はアメリカの国内法で保護するしかない。たとえそれが外国の国内法に抵触するとしても。
            • by Anonymous Coward

              >日本で特許と取っても、アメリカ国内では何の権利も得られないでしょう。

              得られます。日本の特許申請はそのまま国際特許申請になりますよ?

          • by Anonymous Coward

            でも、それってアメリカの国内法なだけで、他の国がやることは縛れないのでは。
            だから、いちゃもんつけられたとしても「知るか、ゔぉけ」で済みそうな。

            そもそも宇宙に国内法が通用するのかどうか。たとえ法制化してもね。
            他の星でアメリカの国内法が適用するには、まずアメリカが領有しないといけない。
            でも宇宙条約で国が領有できないということになってるから、アメリカの法律が地球外で適用されることはないと思うけどなぁ。
            もし国内法を勝手に決めたことが即宇宙でも適用されるとなれば、今頃ロシアや中国は月や火星なんかの所有権を国内法で決めてるでしょう。
            そんなことやっても意味がないからやってないだけで。だから、アメリカも意味もない法律作っただけじゃないかな。

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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー

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