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バイオテック

米国で人間の遺伝子を改変する臨床試験が認可される 24

ストーリー by hylom
実はこっそりどこかでもう行われてたりして 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

CRISPR/Cas9(DNAの二本鎖を切断して遺伝子編集を行う技術)を使って人間の遺伝子を改変する研究に対し、米連邦生物安全倫理委員会が認可を行ったという(TechCrunch)。

すでに中国ではCRISPR技術を使った遺伝子改変実験が行われている。今回米国で認可が行われた研究は、遺伝子改変によって遺伝性のがん細胞を攻撃する能力を付与するというものだそうだ。これによって、遺伝的な要因で健康を害することを防ぐことができる可能性があるという。いっぽう、遺伝子操作による副作用を危惧する声も多い。

なお、実際に研究を行うには実験を行う大学内や米食品医薬品局の承認も必要になるとのこと。

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  • by hinatan (24342) on 2016年06月29日 10時01分 (#3038146) 日記
    松嶋「この会社、遺伝子組み換え人間は採用しないってよ。差別じゃねーの。」
    ほんちゃん「軍に就職するしかないのね・・」
    • by Anonymous Coward

      星新一のショートショートか何かで、そんな話なかったっけ。
      遺伝子改良で背中に大きなコブができるかわりに、非常に優秀な人間を作れるようになったものの、
      既存の人間から差別されて、就職できない……ってやつ。

  • by manmos (29892) on 2016年06月29日 10時18分 (#3038159) 日記

    遺伝子操作と言えばこの人しか思い浮かばん。

    • その前に「カーン」じゃないっすかね。カーン率いる、遺伝子操作された優生人類が反乱をおこしたせいで、遺伝子治療が違法化されていたため、ドクターベシアの悲劇がおきたわけだし。

      #それよりも、コーディネーターを思い浮かべる人の方が多そうだけど。

      親コメント
      • by manmos (29892) on 2016年06月29日 13時22分 (#3038298) 日記

        アイルランド人に気遣って、ダーツをわざとはずすジュリアンが好きなのだ!

        親コメント
      • by Anonymous Coward

        ぱっと思いつくのはジョージグレンでそのちょっと後にジャンゴフェットとストームトルーパーだな。

      • by Anonymous Coward

        優生戦争ですか。
        300年後にはエンタープライズ号がハイジャックされますかね。

      • by Anonymous Coward

        #それよりも、コーディネーターを思い浮かべる人の方が多そうだけど。

        自分はアーヴとか樹雷皇家とかを思い浮かべた

  • 20〜30年後にはDNAドーピング(改変による運動能力向上)がスポーツ界の問題になりそうな気が。
    • by Anonymous Coward

      青き清浄なる世界のために・・・

      • by Anonymous Coward

        これが人の夢!人の望み!人の業!
        他者より強く、他者より先へ、他者より上へ! 競い、妬み、憎んで、その身を食い合う!

    • by Anonymous Coward

      DNA改変はドーピングといえるだろうか。
      DNA検査で改変遺伝子をみつけても、それが本来の遺伝子でないと証明できるのか。

      中国ロシアあたりでDNA改変選手が出てきたら、もう各国もやらなきゃ損になっちゃうだろうな。
      ある意味人類の進化である。

    • by Anonymous Coward

      生まれたときからスポーツ選手になることを運命づけられた子供って、何を思って育つんだろう。

      • by Anonymous Coward

        インド人に聞いてみれば教えてくれるかもしれない。
        インの世襲制度の中にスポーツ選手がいるか知らないけど、戦士階級が近いか。

  • by Anonymous Coward on 2016年06月29日 8時47分 (#3038109)

    まあ避難してるだけじゃ中国にどんどん水をあけられるから、いずれこうなることは知ってたけど

    • by Anonymous Coward

      避難するのか

    • by Anonymous Coward

      中国の例だと、胚、つまり生まれる前の人間が実験対象だから、本人の同意を得ていないことは明らか。

      今回はどうなんでしょうか。試験の詳細が分からないので何とも言えませんが、まともな研究機関なら、実験対象とされる本人の同意を得ているはず。
      あと問題になるかも知れないのは、改変した遺伝子が子孫に受け継がれる可能性があるのかどうか、くらいでしょうか。

      • by Anonymous Coward

        #こちらが読み間違えていないなら…

        現地法にもよるでしょうか、普通は産まれる前の胚を同意を取る対象としての個人とは見なさないのでは。
        産まれる前の胚について何かするものなら、必要とされるのは親の同意であって胚ではありません。

        なお、本人の同意能力に問題がある場合は、本人ではなく代諾者(家族など)の同意をとってコレに代える場合があります。
        未成年や認知症、意識不明のケースなどが分かりやすいでしょうか。(未成年の場合は本人同意と代諾者同意の両方を取るわけですが)
        例えば「昏睡状態の患者に処置すると意識が回復するかもしれない手術」を行うなら本人同意取れってのはフツー無茶なので。

        • by Anonymous Coward

          治療だとそんな感じだと思いますが、実験でもそうなのでしょうか。

          • by Anonymous Coward

            色々書いてるんで、どの部分への疑問なのかによって説明する部分も変わりますが。
            提供者から取り去った後の細胞の扱い、みたいな話をされているのでしょうか。
            (例えばがん患者からがん細胞を取り出して実験に用いる、みたいな)

            つまり「絶対人間として産ませ・育てる予定はない細胞」であれば、そりゃその細胞の同意を取る必要はないです。
            (細胞が勝手に育って人間状の生物にまで成長する例が出てきたらその時考えることになるかと)
            母胎に戻すのであれば、母胎側の同意が必要ですが、”産まれる予定の細胞”から同意を取ることはできませんね。同意は事前に取るものですから。

            念のためですけど、「成長する可能性のある胚を実験に用いることは倫理的にどうか」という話と
            「胚を実験に用いる時、誰に同意を取るべきか」は別の話だというのは言わなくてもいいですよね?

      • by Anonymous Coward

        でも今の実験に胚を使わないだけで、
        遺伝病の改善のためには最終的には胚の操作もしなきゃいけないし、そうする予定。

        同じ目的で、中国が先に行ってるというのは事実。
        良い悪いは別として。

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