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宇宙

米企業らによる地球軌道上などに宇宙船の給油基地を建築するプロジェクト 23

ストーリー by hylom
宇宙価格 部門より
taraiok 曰く、

2045年ごろに地球軌道上などの宇宙空間に宇宙船用の給油基地を置こうという計画があるらしい(SPACE.comSlashdot)。

これはアメリカの大手ロケット打ち上げ企業ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)がロッキード・マーティンやボーイング社と合弁で計画しているもの。計画の中心となるのは、ACES(Advanced Cryogenic Evolved Stage)と呼ばれる推進システムを持つ新型ケンタウロスロケットの上段部分。この上段ロケットは液体酸素/液体水素を推進剤とし、再利用が可能なように設計されている。計画は地球もしくは月、または小惑星などから抽出した水を精製し、この軌道上の給油基地で燃料を補充できるようにするというもの。

なおULAの試算によれば、地球軌道上での燃料代はキログラム当たり3,000ドルが必要になるという。同様に月の表面上ではキロあたり500ドル、重力安定点であるラグランジュ1ではキロあたり1,000ドルの燃料代が求められるようだ。

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  • by Anonymous Coward on 2016年07月07日 15時23分 (#3043225)

    新型ケンタウロスロケットの上段

    ケンタウロスロケットって何かとおもったらセントールのことか。しかもセントールの上段って、そもそもセントールは上段ロケットの名前だし。

    • by Anonymous Coward

      ・ULAはアトラスV(Atlas V)の後継ロケット、ヴァルカン(Vulcan)を開発している。
      ・ヴァルカンには、アトラスVの上段(upperstage)ロケットであるセントール(Centaur)の後継として、ACESが用意される。
      ・このヴァルカン向けの構想として、ULAは"Cislunar 1,000 Vision" を発表した。
       - XEUSと名付けたACESベースの月着陸船が月から燃料を採掘し、地球-月L1まで運搬する。
       - XEUSはL1でACES tankerへ燃料を受け渡し、ACES tankerは地球LEOでACES cargoとランデブする。
       - ACES cargoはACES tankerから燃料を受け取り、LEOからGEOへペイロードを打ち上げる。
      ・Cislunar 1,000 Visionの2045年頃までの実現で、宇宙での作業者1,000人の雇用を見込んでいる。

      # 「日本空軍のヘラクレス輸送機」くらいの状態

      • by Anonymous Coward

        なんか、第六大陸の月地球間軌道往還船みたいですね。

  • by Anonymous Coward on 2016年07月07日 15時31分 (#3043232)

    どんな燃料なのだろうか・・・・・、と思った。

    • by Anonymous Coward

      今回想定してるのは液酸・液水なので油とはいいがたいですね。

      液酸・ケロシンならば給油と言っていいかも。

    • by Anonymous Coward

      天然ガス自動車の場合、充填というそうな。
      水素も同様の言葉を使うと思うので、宇宙「給油」も充填でいいんじゃなかろうか。

      問題は、英語の場合、給油は単に refueling で、油限定ではないのだ。
      oilingともいうようだが。

      • by Anonymous Coward

        refueling ならそのまま燃料補給と訳せばいいのになぁ、と思った。

    • by Anonymous Coward

      SFだと冷却用以上に推進剤として「水」を使うという話も良く出てくるんだが、
      水を補充するからといって「給水所」とか書くと、なんか別の物みたいだ。

    • by Anonymous Coward

      液酸・液水推進剤って、軌道補給基地内、及び被補給宇宙船で実用的期間保管できるの?

      # 銀英伝アニメ版既作シリーズでは、水(軽水か重水かは不明)を推進剤=核融合燃料としていたが、次シリーズではどうするやら。

      • by Anonymous Coward

        ストーリの方がどういうつもりで書かれたかは知らんが、元のコンセプト図では採掘船、補給船、貨物船と順に受け渡すことになっている。
        貨物船まで辿り着けば保管することなく直ちに使うので、給油基地に保管するということはない。月面から遥々運んできて意味があるかは謎だな。

      • by Anonymous Coward

        極地の永久影に保管タンクと生成プラント作って、
        周辺に配置した太陽電池から電力供給すれば行けるはず。

    • by Anonymous Coward

      「加油~!」の「油」ですよ。
      あるいは油断の油。

    • by Anonymous Coward
      確かにおかしいですけど直感的ですよね。
      給油所の油=燃料というイメージが頭の中にあるからでしょうかね。
  • by Anonymous Coward on 2016年07月07日 15時46分 (#3043236)

    >地球もしくは月、または小惑星などから抽出した水を精製

    水を抽出って、地球からは単に水を積荷として打ち上げるだけなんじゃ?
    大気圏の上限ギリギリで大気から水を抽出すのは難しそう・・・

    月だと、月面で水を抽出して輸送・・・かな?

    小惑星は、小惑星ごと運んでくるのか小惑星に出向いて水や氷を運んでいくのか・・・

    んで、燃料の液体酸素・液体水素を作るんだろうけど、それって「水を精製」なのか?

    • by Anonymous Coward on 2016年07月07日 15時51分 (#3043239)

      そこは誤訳。

      propellant made using water extracted from Earth's moon or asteroids

      なので月または小惑星から抽出した水を分解して液体酸素・液体水素を作るのでしょうね。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        なるほど、それなら(ほぼ)納得。

        ところで、月にある程度まとまった水があるのって確定なんでしたっけ?
        #月の極のクレータ内部にあるはずだとか、センシングでそれらしい反応があったって話は
        #聞いたことがあるような気はするけど

        • by Anonymous Coward

          太陽風に含まれる水素と酸化した鉱物の酸素を利用する。

    • by nim (10479) on 2016年07月07日 16時20分 (#3043253)

      >小惑星などから抽出した水

      アシモフ「火星人の方法」ですね。ロマンです。

      親コメント
    • 地球の重力井戸の底から水を持ち上げる位なら、月の表土を使った方が楽だと思います。
      (土星まで10年程度で往復できるようになれば輪の氷を持ってくるでしょうけど、そんな推力は……)

      月の表土は、珪素、アルミ、カルシウム、マグネシウムの酸化物なので、これを分解して液体酸素と金属の微粉末を得ます。
      この燃料でも軌道変更程度の用途には十分な推力が得られます。
      ただし……地球周辺が土埃に覆われるので環境的にはどうか?という不安がありますが。

      --
      notice : I ignore an anonymous contribution.
      親コメント
    • by Anonymous Coward

      十分な技術があれば木星から 水素 ヘリウム等が抽出できるんだけどな

      • by Anonymous Coward

        木星まで取りに行く手間を考えたら、地球から持ち上げた方がまだまだ安上がりでしょうね。
        ジュピトリスはいつ実現するのか。

        • by Anonymous Coward

          消費地が地球以外まで伸びた場合は有効 その場合 ものすごいラインが伸びるわけだが

        • by Anonymous Coward

          木星から抽出するなら、巨大な船を何往復してもなくならないから、
          時間をかけて行ってきても元が取れる。
          別に人間が逝く必要はなく、自動装置で持ってこさせればいい。失敗上等で。

          とはいえ、木星まで行って荷物持って帰ってくるだけの技術ができればの話だけど。

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