パスワードを忘れた? アカウント作成
12852600 story
テクノロジー

「子供の科学」で49年続いた紙飛行機連載、9月号で終了に 31

ストーリー by hylom
そんな高齢の方だったのか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

雑誌「子供の科学」で49年続いていた「紙飛行機連載」が2016年9月号で終了するとのこと。先日この連載をまとめた「二宮康明の紙飛行機集 よく飛ぶ競技用機」が発売されたが、これがこの連載の集大成になるという。

著者の二宮康明氏は1967年に子供の科学での連載を開始、その後現在まで連載を続けていた。その功績によって2012年に吉川英治文化賞も受賞している(子供の科学Webサイトで公開されている受賞時の記事PDF)。

タレコミ子は幼少時「子供の科学」を毎月購読していたが、勿体なくて紙飛行機は一機も作らないままいつのまにか大人になってしまった。夏休みも近いと言うことで、子供の頃を思い出して今こそ紙飛行機を飛ばしてみてはいかがだろうか。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 勿体なくて (スコア:3, 興味深い)

    by Anonymous Coward on 2016年07月22日 13時19分 (#3051623)

    わかる。

    田舎じゃコンビニコピーも「ケント紙」なる高尚な材料もないので
    「失敗したらどうしよう」なんて考えるとなかなか踏ん切りがつかなかった。

    こづかいためて隣街の本屋で注文し、1か月後に到着した『よく飛ぶ紙飛行機集』に
    清水の舞台な覚悟でハサミを入れ、飛ばした時の感動は忘れられない。
    空気の層と層の間に吸い込まれていくような感覚。
    紙飛行機といえば、折り紙飛行機の「勢いで空気の上に乗り上げる」イメージしかなかったから。

    左右非対称の主翼、あるいは無尾翼といった変則的な形状のものでも、滑るように飛んでいく。
    「機能美」という存在を認識できたのは、二宮氏の紙飛行機のおかげかもしれない。

    • by Anonymous Coward

      私は紙飛行機のほうではなく紙で作る戦闘機、旅客機を親に買ってもらって作ってたっけ。
      (戦艦、戦車、蒸気機関車も)

  • 良く飛ぶ (スコア:2, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2016年07月22日 13時04分 (#3051610)

    良く飛ばすためには丁寧に製作する必要が
    接着剤にはセメダインではなく木工用ホワイトボンドを用い、分厚い百科事典にサンドイッチにして十分乾燥させながら時間をかけて一枚づつ張り合わせたものです
    書籍として販売された紙飛行機集の中には設計法を丁寧に解説したものがあって、バルサ製のハンドランチ・グライダーの製作に役立ちました
    二宮氏は技術指導だかなにかでイラクに駐在されていた時期があり、その間子供の科学の連載は別の方が担当されました

    • by Anonymous Coward

      あれ、接着剤はセメダインの方が水分がないからという理由で推奨されてませんでしたっけ?

      • Re:良く飛ぶ (スコア:2, 興味深い)

        by Anonymous Coward on 2016年07月22日 13時19分 (#3051626)

        セメダインは作業中に中途半端に乾燥してしまうので木工用ボンドを用います
        ただし水分が完全に抜けるよう十分に時間をかけて乾燥させる必要があります
        そのための百科事典サンドイッチです(サンドイッチしないと反りも出る)
        #完成まで時間がかかるので小学生くらいには耐えられないかもしれない

        親コメント
        • by Jubilee (20038) on 2016年07月22日 20時26分 (#3051884)

          私はセメダイン派でした。今も。煽るつもりはないけれど、充分手早く作業すれば問題ありませんよ。全部新型機だった当時の記憶では、「たっぷり付けてしっかりプレスしてはみ出したしずくは固まりきる前にさっと拭き取る」が一番うまくいったような。それでも親父にはかないませんでしたけどね。

          腊葉標本の作り方なんかも身につけた上で、大人になってからそれを応用するつもりで木工用ボンドで作ってみたこともあります。でもむしろそちらの方が水分に起因する紙の狂いが出やすくて今ひとつでしたね。3枚以上一度に積層すると層間でずれが生じることもあったし(それは接着剤の付けすぎ)、主翼の固定にも困るし、吸水プレスではキャンバーを付けてから積層することも出来ないし。はっ、まさか翼断面に合わせた治具を用意して…。

          まあでもうまく作れれば何でもいいんです。「セメダインは小学生用」なんて余計なこと書くの止めましょうよ。あ、書いてないか。

          ちなみに、知り合いの接着学会理事は「家庭用なら大抵のことは難しいこと考えなくてもスーパーXでいけるよ」と身も蓋もないことを。あれは接着層が厚くなりがちなので紙飛行機には向いてない(大抵の外か)かも知れません。

          --
          Jubilee
          親コメント
          • by st1100 (45287) on 2016年07月22日 21時44分 (#3051925)

            子供の頃は、過剰に塗り付けがちなので、手早くやるほどのこともなかった。

            「ボンド」と言えば、酢酸ビニール樹脂ですが、子供じゃなくなった20年程前、酢酸ビニールを水の乳液にせず有機溶媒で溶かしたソニーボンドクリアと言うのを知りしばらく工作に愛用していた。・・・
            紙によく馴染み、かつ水で溶かしてないのでほとんど狂わない(アセトンとかなので、ヘキサンとかの様に狂い0とは言い切れない)
            最近になって子供に工作を披露するためにそれを入手しようと思ったがソニーケミカルが無くなってた。
            しかし、調べてみると普通にホームセンターで置いている、コニシの「ボンド発泡スチロール用」 がそれ系だった。100ml入りのお買得なやつもあり便利。

            セメダインCといえば、ちょっと前に、科博の重要科学技術史資料に登録されてましたね

            親コメント
            • by Anonymous Coward

              子供の科学の紙飛行機、確かに「本を壊す」感じがもったいなくて、
              1回か2回作ったかなぁ。
              # まぁ男の子の基本、思い込みと出来たものが違いすぎて
              # たぶん嫌な思い出になったような気がする。

              それはさておきセメダインと言えば、プラモ付属の接着剤を水に落とすと
              膜が出来て、それで作るというウルトラライトプレーンにもあこがれたなぁ。
              # 上で学習したので実際にアクション(悪あがき)はしなかったなぁ。

      • by Anonymous Coward

        自分もわざわざ推奨のセメダインを買いに行った覚えがあります。

  • by nemui4 (20313) on 2016年07月22日 13時07分 (#3051612) 日記

    この紙飛行機が大流行して、昼休みはみんなで校庭で飛ばしてました。

    >タレコミ子は幼少時「子供の科学」を毎月購読していたが、勿体なくて紙飛行機は一機も作らないままいつのまにか大人になってしまった。夏休みも近いと言うことで、子供の頃を思い出して今こそ紙飛行機を飛ばしてみてはいかがだろうか。

    トレーシングペーパー経由で写してケント紙写して切り抜いてノリ(木工ボンドだっけ)で貼って・・・
    山の上から飛ばして、はるか向こうの方まで飛んでいったときは脳汁出まくってたと思う。

    • by parameter (26968) on 2016年07月22日 13時40分 (#3051640)

      セメダイン推奨でしたね。
      ボクは校舎出たところで飛ばしてグランドの端まで飛んでいったことがありました。
      すぐ横が用水路でそこに落ちないかとヒヤヒヤしながら走って追いかけました。

      親コメント
      • by nemui4 (20313) on 2016年07月22日 15時59分 (#3051726) 日記

        そうか、セメダインCでしたっけ。
        一枚ずつ丁寧に貼り付けて、本で挟んで固めたりしてた帰がする。

        割り箸とゴムのランチャーで飛ばすとギュンギュン飛んで行って気持ちよかったけど、回収不能になる罠。

        親コメント
  • by bikeman (14466) on 2016年07月22日 13時25分 (#3051634)

    紙飛行機は作って良く飛んだ記憶がある。
    学校の体育館では狭すぎたほど飛んだ。
    「子供の科学」の記事で工作や電子工作を始めて、
    いまも似たような仕事をしているのは、俺だけじゃないだろう。

    • by parameter (26968) on 2016年07月22日 13時44分 (#3051642)

      小学生の分際でオリジナルの飛行機を作ろうと、
      翼面積を計算するために微積の数式をニラメッコしてたのを覚えてます。

      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2016年07月22日 14時37分 (#3051670)

      このタイプの紙飛行機は小学生の頃よく作りましたが、自分の場合はがき一枚から全ての材料を切り出すという独自ルールを課しました。
      材料の入手が容易、その代わり面積が小さ過ぎるので性能はイマイチですがこの縛りでどこまでできるかの挑戦が楽しかった。

      # 子供の科学とか読んでるとエンジン載せたRCとかやってみたかったけれど小学生には夢のまた夢でした。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      小学生の頃、切り抜く本の紙飛行機はよく作りました。
      第一集は切り抜かない図もあったので、説明のとおりに虫ピンでトレースしてみたり...
      競技用機はよく飛んだなぁ。

      # いまやるかといえばちょっと微妙...

  • by Ryo.F (3896) on 2016年07月22日 13時16分 (#3051621) 日記

    (誤)吉川英二文化賞
    (正)吉川英治文化賞 [wikipedia.org]

    今回は珍しくhylomoじゃなく、タレコミ段階からの誤り。
    しかし、それを修正するのも編集者の役目だよな。

  • by poly (42427) on 2016年07月22日 13時59分 (#3051650) 日記
    「よく飛ぶ飛行おりがみ選」の著者の方なんですが、2005年に亡くなられてたんですね。

    # 垂直尾翼を上に向けるのに拘ってたなぁ。
  • 来春、子供が小学生になるので、それを機に子供の科学を定期購読しようかと画策していたのですが、
    低学年のうちは紙飛行機が目玉コンテンツだと考えていたので、かなりショックです。

    小学生になるまでとか待ったりせず、とりあえず紙飛行機付きのを買ってくるかなぁ。

    #小学生時代、数十機ほど作った完成品を、部屋の片付けを命じられた時に無造作に段ボール箱につっこんだことがあるのですが、
    #次に飛ばそうと箱を開けたらぐちゃぐちゃにひん曲がった姿になっていたという悲しい思い出があります。
    #「箱に紐を張ってそこにぶら下げる」なんて保管方法は場所を取りすぎて無理っ。

  • by Anonymous Coward on 2016年07月22日 18時46分 (#3051831)

    子供の頃、いまの幕張メッセらへんだと思うけど埋め立て後に謎の大草原に
    なっていて基地をつくっていた。
    飛ばしたのは主にそこじゃなくて団地の建物の間の芝生だけど、広いところ
    で飛ばした時は50分とんで上昇気流にのって消えてった...

    ケント紙の飛行機はよく飛んだ。
    もったいないので本を切り抜いたことはない。全部写した。

    そのあとバルサでつくるようになったがやっぱりよく飛んだ。

    ゴム動力はそんなに飛ばないので満足できなかった。

    • by Anonymous Coward

      よげんの書書いたりしてましたか

  • by Anonymous Coward on 2016年07月22日 12時56分 (#3051601)

    バイファムかefでも見るか

    • by Anonymous Coward

      まっすぐじゃなく適当な方向いたり回りながら飛んでくはずだ
      とガキながら突っ込んでた

    • by Anonymous Coward

      バイファムのは紙飛行機は紙飛行機だけど折り紙飛行機じゃなかったっけ。

    • by Anonymous Coward

      泣いちゃうのでだめです

    • by Anonymous Coward

      ナディアEDで

  • by Anonymous Coward on 2016年07月22日 15時11分 (#3051697)

    文房具屋とかで売ってた細長い紙袋に入ってた結構大きなゴム動力飛行機?記憶が曖昧

    • by Anonymous Coward

      私はソフトグライダーかな?

      #この前のろこどるイベントで声優さんが飛ばしっこしてた

      • by Anonymous Coward

        ソフトグライダー!!!
        飛ばしたわぁ

  • by Anonymous Coward on 2016年07月22日 15時23分 (#3051705)

    掲載されているものに飽き足らず、独自にデザインして作っていました。
    やりましたよね?

    近所にむやみに広い荒れ地が広がっていたのは幸せなことでした。

typodupeerror

UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie

読み込み中...