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バイオテック

老化細胞を除去したら肺組織が若返った 22

ストーリー by hylom
人間への応用のハードルは高そう 部門より

国立長寿医療研究センターなどがマウスを用いた実験で肺の老化した細胞を遺伝子操作で取り除いたところ、肺の弾力性が回復し若返った状態になったことを確認できたという(朝日新聞日経新聞西日本新聞JCI Insight掲載論文)。

研究では遺伝子を操作し、肺の細胞が老化したときに毒素を取り込んで除去できるようにしたマウスを使用。遺伝子操作を行った生後12か月のマウスに毒素を投与して老化した細胞を取り込んだところ、肺の弾力性が回復したという。

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  • by nemui4 (20313) on 2016年08月08日 15時54分 (#3059910) 日記

    マウスで(マニピュレータを)操作して老化した細胞を除去したのかと一瞬思った。

    >研究では遺伝子を操作し、肺の細胞が老化したときに毒素を取り込んで除去できるようにしたマウスを使用。遺伝子操作を行った生後12か月のマウスに毒素を投与して老化した細胞を取り込んだところ、肺の弾力性が回復したという。

    老化した細胞に毒素を取り込ませるように遺伝子操作をして、老化した細胞だけを毒素で自壊させたという感じなのかな。
    もし、ほぼ全部の細胞が老化してたら・・・

    • by Ryo.F (3896) on 2016年08月08日 16時40分 (#3059935) 日記

      マウスで(マニピュレータを)操作して老化した細胞を除去したのかと一瞬思った。

      どうせなら、マウスがマニピュレータを操作して…くらいボケて欲しかった。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        重機で習字的な感じで、マウス重戦車でマニピュレータを操作した可能性が

    • by Anonymous Coward

      >もし、ほぼ全部の細胞が老化してたら・・・

      それ以前に、肺だけ若返ってもナーというのがある。
      全身の細胞に適用できるのか?

      • by Anonymous Coward

        反対に、特定の臓器だけを狙って効果を発揮させることができるなら
        そっちの方がスゴイことのような

  • by Anonymous Coward on 2016年08月08日 18時36分 (#3059983)
    老化細胞は様々な臓器にあるとみられ、除去法が開発されれば、若返りにつながる可能性がある。

    一気に解決じゃー!
    • by Anonymous Coward

      寿命が飛躍的に伸びるだけだと、むしろ一気に悪化するよ。ちょっと楽天的に過ぎる。

      何もかもが若返るのは実用化してからも当分先になるし、精神までは若返らないだろうから老害的な問題は全く解決しない。
      子供作れる期間が伸びる可能性はあるけど、そもそも子供作ろうとしないことが原因の少子化は止まらない。
      退職して若々しい老後を過ごす人間が増えてしまえば問題がデカくなるだけ。

      上手い活用方法があればいいけど…

      • by Anonymous Coward

        若返りが可能になるというのは余りに巨大な社会的変化なので、少子高齢化がどうこうという話だけするのもなんだが、当然、年金制度などは抜本的に見直す必要があるだろう。基本的に事故かなんかで死ぬまで働くのが前提。

        • by Anonymous Coward

          > 基本的に事故かなんかで死ぬまで働くのが前提
          出産制限も絶対設定されるだろうし、すげぇディストピア感。

  • by Anonymous Coward on 2016年08月08日 18時45分 (#3059988)

    全身の炎症が肺に波及すると致死的になるのだが、それとこれとは違うのかな。

  • by Anonymous Coward on 2016年08月08日 19時27分 (#3060013)

    >生後12か月のマウスに毒素を投与して老化した細胞を取り込んだところ、

    訳が分からなかったので、タレこみを見たら

    >生後12カ月のマウスに毒素を注射して老化細胞をほぼ完全に除去したところ、

    だった。もうわざとやってるとしか考えられない。

    • by Anonymous Coward

      ピンポンダッシュをやって喜んでいる小学生みたいだよな

  • 肺の弾力性がなくなると、呼吸が困難になるCOPDなどを発症する。 [nikkei.com]
    老化細胞は様々な臓器にあるとみられ、除去法が開発されれば、若返りにつながる可能性がある。

    って言ったって、今回は老化すると毒素を取り込むように遺伝子操作したマウスを作ったんだから、
    デザインドヒューマンにしか使えん方法じゃないのか?

    それとも老化細胞を判別して攻撃するナノマシンやウィルスでも作るのか。

    肺の細胞が老化したときに毒素を取り込んで除去できるようにしたマウスを使用。
    遺伝子操作を行った生後12か月のマウスに毒素を投与して

    老人ホームにつきたてのお餅を配るようなもんだなw

    • by Anonymous Coward

      今の世の技術が一瞬で確立されたと思ってるのかな?
      最初は何の役にも立たない発見や知識の積み重ねで今の技術や発明があるのですよ。

      今年の夏休みの自由研究に調べてみたらどうですか?

      • by Anonymous Coward

        今どきの小学生は上から目線だなぁw

    • by Anonymous Coward

      「今回使用した配列を内包した、標的を含む細胞群に感染するウィルス」を投与すれば良い。
      余計な細胞に配列を組み込んでしまっても問題が出ないように設計する必要もあるかな。
      1代で終わるか特定条件下でのみ増殖するような感染能力が残らないキャリアだよなお良い。
      (代謝を考えたらレトロウィルスで全細胞に配列を組み込んでしまう必要があるかな……)

      標的外への感染を許すとして、大半の標的にウィルスを感染させるとなると相当量のウィルスを投与する必要がありそう。

    • by Anonymous Coward

      遺伝子操作は生後でもできるんだよね。ウィルス療法ってやつ。全体の遺伝子を書き換えるには全体にウィルスを行きわたらせる必要があるから、先に改変しておくよりは難しいけど、特定の臓器の遺伝子を変えるのは難しくないんじゃないかな。チェックサムがあるわけじゃないし。

  • by Anonymous Coward on 2016年08月08日 20時38分 (#3060048)

    新しい細胞は増えない?

    • by Anonymous Coward

      増殖しなくなった老化細胞を除去して新陳代謝を促す、という話でしょう。
      ゆとりさとりが歓喜しそうなネタですね。

  • by Anonymous Coward on 2016年08月09日 0時15分 (#3060153)

    最高にハイってやつだな

  • by Anonymous Coward on 2016年08月09日 19時47分 (#3060668)

    肺の細胞が老化したときに毒素を取り込んで除去できるようにしたマウス

    これの意味が全然わからなかったのだが、元記事の方を読んでやったことが解ってから見直して、やっと何が変かわかった。
    「毒素を取り込んで除去」が、主体の違う動詞をくっつけてしまっているので意味がわからないのだ。
    毒素を取り込むのは細胞で、除去するのは実験者だから、主体が違う。
    だから、主体が一致するように、「毒素を取り込ませて除去」とすれば良い。

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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie

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