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宇宙

打ち上げ前試験中のファルコン9が爆発、長征4Cも打ち上げ失敗 28

ストーリー by hylom
負の連鎖 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

2015年の打ち上げ失敗後は順調な打ち上げが続いていた民間宇宙開発会社SpaceXのファルコン9ロケットだが、9月1日午前9時07分、今週末の打ち上げに向けて行われていたケープカナベラルでの打ち上げ前試験において爆発、機体・衛星ともに失われる事故が発生した(sorae.jpEngadget Japanese爆発時の動画)。

爆発が発生したのは地上でロケットエンジンを数秒点火する「スタティック・ファイア・テスト」の最中だが、映像によれば、爆発自体は2段目付近で発生しており、現時点では原因ははっきりしていない。搭載されていたAMOS-6通信衛星は、アフリカのサハラ砂漠以南にFacebookの「Internet.org」計画としてインターネットを提供するものだが、機体ともども失われた。射場のダメージに加え、SpaceXでは次々回の打ち上げで回収したファルコン9の再使用にチャレンジする計画であったがこれも変更を迫られるとみられ、影響は甚大であろう。

一方、同じく9月1日に打ち上げられた中国の長征4Cも衛星の軌道投入に失敗した模様だが、こちらは情報があまり出ておらず詳細は不明である(宇宙系ライター鳥嶋真也氏によるTweet)。

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  • by Anonymous Coward on 2016年09月06日 16時47分 (#3076017)

    こういう話も出てますね。

    「この損害は誰が負うのか?まあ、高価な搭載物を積んだロケットの場合、通常は宇宙保険会社がその大部分がカバーする。」
    「しかしながら、今回のケースは非常に珍しいものである。なぜなら爆発がエンジンの点火前に起きているからだ。
    SpaceNewsのPeter B. de Seldingによれば、発射保険はエンジン点火後に初めて有効になるということだ。
    しかし、被害は海洋貨物保険として知られている別のタイプの保険によってカバーされる可能性がある。」
    http://jp.techcrunch.com/2016/09/02/20160901here-what-we-know-about-th... [techcrunch.com]

    • by Anonymous Coward

      運搬から点火直前までは宇宙保険の管轄外なのは明白で、
      設置から点火までが運搬の範疇に入るのかってことだなぁ。
      契約スコープの難しさを語る代表例になりそうだ。

  • テストってダミー衛星を載っけてやるんじゃないのね。

    こういう人たちは車の衝突実験に本物の人間使いそう。
    • by Anonymous Coward on 2016年09月06日 10時35分 (#3075787)

      コスト削減のためでしょうかね。
      燃焼試験は数秒だし、数日後? には打ち上げるのだから多少のリスクはかまわない、というつもりっだたのかな。

      どうやら営業が注文山ほど取って来ちゃって、でも製造も打ち上げもこなせてないというデスマっぽい状態だったみたいですよ。
      試験端折って本番環境に入れてしくじって大騒ぎ、ってけっこうあるよねw

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        うらやましい。JAXAとどこで差がついたのか。慢心、環境の違い。

    • なんらかの新機能をテストしているのではなくて
      「打ち上げ前試験」ってのは打ち上げシーケンスの中のひとつなんじゃないかな…
      さすがに本番と同じ環境にして、

      ひとつこの新要素をトライしてみよう(゚∀゚)!

      ってやるには失敗したときのリスクがとんでもなく高すぎるし
      成功前提なら打ち上げるときにやるってもんじゃないかな…

      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2016年09月06日 9時25分 (#3075756)

      こういう人たちはどんな失敗でも後出し理想論で叩きますから仕方ないですよ。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        現場の言う事を無視してやった結果だろ。
        このやり方で上手く行くと思うっている奴こそ理想論だろ。

        • by Anonymous Coward

          現場の誰が何を言ったって?ソースは?

    • by Anonymous Coward

      そりゃ打ち上げ前のどこかで、本物載せて
      本番環境で試験を開始しますよね。

      • by Anonymous Coward
        直前に打ち上げ機が失われる様な事態になれば、それように調整していたペイロードも賞味期限切れまで塩漬けになって、結果あまりかわらないのかもしれない
        ペイロードが同一仕様の便が毎日ガンガン飛んでて、簡単に振り替えられるぐらいにならないとねぇ
    • by Anonymous Coward

      マイナビニュースの記事 [mynavi.jp]によると、2014年ごろから衛星を載せた状態で行われるようになったみたいですね。
      コスト削減のためにテスト時に実機載せる運用が今回は仇になったということですかね。

      • 発射シーケンス中のテストかと思いきや
        いやまさかとは思ってたけど燃焼テストをコストダウンのため
        ペイロードに顧客の荷物載せたまま行ってたのか(呆れ顔

        でも燃料充填中に発火したというのは…ロケットそのものもそうだけど
        打ち上げ施設も怪しいけど、こんなのありえねー(1959年以来)から
        実際に人工衛星載せた状態でテストしちゃえって判断、確かに筋としては
        悪くも無いんだけどそれって再利用前提としたロケットシステムじゃないからなあ…

        良くも悪くも引くべくして引いたハズレだったのか、それとも
        あと60年ぐらいに1回起きるか起きないか「運が悪かった」のか
        それは見極めて欲しいですね。

        親コメント
        • エンジンの単体燃焼試験、9基統合してクラスタでの試験、第一段統合後の試験は別途やってます。

          打ち上げ前にシミュレーションをやるのはごく普通で、その際に燃料注入までするのも普通ですが、普通は自動点火手順に入る前くらいで
          止めますよね。SpaceXはそこが特殊で、点火して数秒間燃焼させるところまで進めるんです。今回はT-8分前後での事故なので関係ないですが。

          同様の事故だと、アポロ1号がこの種のリハーサル中に起きた火災で失われていますね。

          親コメント
          • by Anonymous Coward

            >点火して数秒間燃焼させるところまで進めるんです。今回はT-8分前後での事故なので関係ないですが。

            「T-8分」時点では点火前って意味なんだろうけど、もし「点火して数秒間燃焼させる」所まで
            行ってた場合なら、保険はちゃんと下りたんだろうか。

            それとも「試験段階でのエンジン点火は除外する」という項目があるのだろうか。

            • 予行演習で点火、中止するところまではSpaceXの慣例です。保険は当日のT+0秒からでしょう。

              親コメント
            • by Anonymous Coward

              保険をかける側として考えてみると、「取りあえずやってみてダメだった」じゃ困る。
              少なくとも「大丈夫と判断してやったけど、事故が起きた」じゃないと保険が成立しないというか、
              保険金詐欺がやり放題になってしまう。
              「ダメっぽいけど保険で何とかなるから万が一にかけて打ち上げてみた」じゃ目も当てられないし。

              そう考えると、「大丈夫」と判断するに足る十分なテストは行ってもらわなきゃ困る。
              だから発車前の最終確認までは保険はロケット本体や貨物には適用できないんじゃないだろうか。
              少なくともローンチ前は中止の判断も下せるのだから、そこはちゃんと判断してリスク回避してもらわないと。
              発射延期による被害の補償なら保険対象になり得ると思うけど。

        • by Anonymous Coward

          それなりに実績を積んで、リスクコントロール的にもう大丈夫と思ったんだろうね。
          「運が悪かった」かどうかは回数をこなして統計的に見ないと何とも。
          そりゃ爆発に至った原因はあるだろうけど、そう言う細かいミスが起こることも含めてリスク計算はしてるハズ。
          してないならそっちがリスク設計上の問題。

          再利用に関しては、打ち上げができたって言う実績ができるわけだから、毎回初期不良リスクを抱える使い捨て
          より安全と考えることもできる。十分こなれてきたら再利用の方が安全と考えるべきじゃないかな。

          • ここ60年近くこの手の事故が発生していないのに起きたというのは
            再利用を前提とした設計が理由なのか、それとも単純に失敗(引くべきして引いた)なのか
            そこはハッキリさせないとねって話で、結局これって運だったよ回数重ねないと
            まだまだ判らないよってのが一番マズイ。ぶっちゃけ設計に原因があったと判明した方が
            ほんと(それがすべての原因ではないとしても)まだマシなんだよね

            親コメント
    • by Anonymous Coward

      いやいや、車でも普通に新モデルの車を走らせるのに、人間のテストドライバーが運転するでしょ。
      打ち上げ前試験は衝突実験ほどのテストじゃない。

    • by Anonymous Coward

      複数のエンジンを搭載している場合、すべてのエンジンの点火を確認できるまではロケット本体を発射台に固定、確認後にロック解除・打ち上げという発射型式を取ることもあるので、そのためのテストでは?
      全エンジン点火の確認が取れない場合は打ち上げ中止(燃料供給停止)となります
      当然ながら、このやり方が出来るのは液体ロケットエンジンに限られます

      H2AやH3ロケットでも射点への移動中や地震(!?)による転倒を防ぐための固定機構は使ってたはず

      • by Anonymous Coward

        但しコールドローンチで打ち上げられる、主として潜水艦搭載弾道弾や航空機搭載ロケットは、投射・射出してから点火します。
        海面近くに浮上してコールドローンチで打ち上げられる潜水艦搭載弾道弾が点火せず、落下し潜水艦に激突するなんて事故も、聞いた事があります。

    • by Anonymous Coward

      テストというよりリハーサルに近いものでしょ。
      ロケット組み立てて発射台に乗せて、最終テストした後は、燃料入れて出発。
      最終テストした後、衛星の積み込み直しなどすれば、それでもう最終テストの環境とは違ってしまうわけで。

      人間ならそうもいかないけど、衛星は替えがきくものだし。
      損害を言うなら発射失敗で衛星以外の損害だって馬鹿にならない。

  • 宇宙いまだ波高し、楽観できないスペースX [sorae.jp]

    一見バラ色で順調そうにみえるSpaceXでも、確かにスケジュール通りの打ち上げは全然こなせていないし、こうやって打ち上げ失敗で延期が続くと、一気に顧客が離れたりして逆風が吹く可能性も否定しきれないんですね。
    国営なら顧客が離れてもまあ残念とかで済みますけど、民間企業だと後が無いから意外と苦しい。

    • by Anonymous Coward

      なんか、イーロンマスクの抱えてる問題はスペースXだけじゃないみたいですね。
      http://www.gizmodo.jp/2016/09/elon-musk-lost-779-million-dollors.html [gizmodo.jp]

      趣味だか、ビジネスだか分からないことに資金を突っ込む人のイメージ。

      10年後くらいには堀江氏みたいな感じでショボイロケット開発にでも係ってるのだろうか。
      それとも、もっと落ちぶれてコンパイルの元社長みたいな感じだとたら...

      • どちらかというとワタミでしょうか。親衛隊を固めて夢をぶち上げ、破綻しかかるまで事業を拡大するというパターンを取る人です。
        手持ちの資源に対して常に事業規模が過大で、経営難を盾に政府から補助金を取り、やりがい搾取で潰れるまで働かせているようです。
        他のツリーで営業が注文を取りすぎたと言われていますが、その営業というのは社長自身です。

        目標が年20機(最大でも3週間ごと)の打ち上げで、それが低温ケロシンのバグ潰しとメタンガスエンジンの開発と第一段再利用の確立と
        フェアリングの滑空回収と有人カプセルの開発と火星探査機の開発と三機束ねた大型版の開発と低軌道ブロードバンド衛星の開発と
        火星移住ロケットの計画と火星移住船の計画と、ついでに北米南部への新射点の建設と既存射点の改修と、全部同時に流しながらまだ
        衛星の注文を取ってくるわけですから、そりゃまあ、例えば二段液体酸素ホースに油滴でも入ってロケットごと吹き飛んでも不思議は
        ないですよね。

        親コメント
  • by Anonymous Coward on 2016年09月08日 9時57分 (#3077216)

    どうも、爆死した衛星を作ったのが、イスラエルの会社で、この会社を中国の会社が買収予定で、
    その買収のための条件の一つが今回の打ち上げだったらしい。

    CIAの工作かな?

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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs

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