
二酸化炭素からエタノールを容易に生成する方法が発見される 72
ストーリー by hylom
どの程度の電力を投入しているのだろう 部門より
どの程度の電力を投入しているのだろう 部門より
insiderman 曰く、
触媒を使い、常温で二酸化炭素からエタノールを生成する方法が発見されたという(米オークリッジ国立研究所の発表、Engadget Japanese、論文)。
これによるとカーボン、銅、窒素を成分とする触媒を使用し、CO2を溶かした水に電圧を加えることで、燃焼と逆の化学反応が発生しエタノールが生成できるという。収率は63%だそうだ。
蓄電手段として超優秀なのでは (スコア:5, 興味深い)
太陽電池や風力発電なんかで電気を作ってこのエタノール生成プラントを動かせば電気を貯めておけるのと同じことになるのでは。
バッテリーだとリチウムイオン電池でも100wh/kgでバッテリーそのものも高価だけどエタノールなら8000wh/kgの高密度でタンクさえあれば上限なしで貯められる。
ちゃんと動くのであれば自然エネルギーの有効利用にもなるのでは。夜や凪の日もエタノールで発電すればベースロード電源として使えるわけだし。、
Re:蓄電手段として超優秀なのでは (スコア:2, すばらしい洞察)
既存の輸送手段で運んで燃料として使うことも可能ですよ。
ただ、日本だと貯蔵タンクが法の壁で、、っていうオチになりそう。
♯なんかことごとく新アイデア封じられて夢が無いなぁ。。
Re:蓄電手段として超優秀なのでは (スコア:1)
ガソリンスタンドが市街地どころかマンションの1階で営業できるのですから大丈夫でしょう
燃料としてはガソリンに混ぜて売るのが一番高く売れるので、そのためには製油所に運ばなきゃダメですし
車両側の対応は必要ですが、ガソリンならエタノール85%のE85までは使い物になるし、沖縄限定ならE100でもいけますからねえ。
もちろん飲料用の方が高く売れると思いますが
日本で設置するなら海上に太陽光パネルなり浮力発電なりの設備と一緒に設置するのが食料生産とかち合わないで、かつ、送電方法考えなくて済むのでそれが良いような気がします。