IBM、汎用量子コンピュータサービスを目指す「IBM Q」を発表 12
ストーリー by hylom
この性能を使いこなせるか 部門より
この性能を使いこなせるか 部門より
あるAnonymous Coward曰く、
IBMが汎用量子コンピュータを使ったクラウド型演算サービス「IBM Q」を発表した(ZDNet Japan、ASCII.jp、日経ITpro)。
IBMは昨年、クラウド型量子コンピューティングサービス「IBM Quantum Experience」の提供を開始しているが、あくまで実験的という位置付けだった。IBM Qは量子コンピュータの商用化を目指すもので、扱える量子ビット数を増やしたり、機能の強化などを進めるという。
今後のIBM Qの実用化に向け、まずはIBM Quantum Experienceで扱える量子ビット数を現行の5量子ビットから20量子ビットに増やし、また量子コンピュータを一般的なコンピュータと接続するための新たなAPIの追加などを行うとのこと。さらに、今後数年で利用できる量子ビット数を50量子ビットまで増やす計画もあるという。
よしーパパは対抗してオラクルマシーン作っちゃうぞ (スコア:1)
P=NP問題も解けちゃうぞ!
エル プサイ コングルゥ (スコア:0)
つまりIBM Qで世界線を飛ぶたびに、起きたらベッドの横に女の子がいたり、突っかかって来ていたガキが良い奴になってたり、気付いたら全身麻痺で介護されてたりするんですね。
Re:エル プサイ コングルゥ (スコア:1)
暇なときはエンタープライズの乗組員にちょっかいかけてきたりするのかもよ
Re: (スコア:0)
スペイン宗教裁判じゃあるまいし
性能は? (スコア:0)
量子ビット数がD-WAVEと比べると数桁少ないけど性能はどうなのかな。
その辺まったく触れていないところがアヤシイ。
今はプログラミング環境が不十分すぎて、例えるならハンドアセンブルレベルでしか動かずテストすらできない状態なのかな。
Re: (スコア:0)
全く異なるコンピュータ同士を比較する必要はないでしょう。
D-WAVEは量子アニーリング、IBM Qは量子ゲートの計算ができるもの。
次回予告 (スコア:0)
汎用量子コンピュータサービスの商用化に成功。だが、それはすべての始まりにすぎなかった。
実験段階のサービスを避ける顧客、IBMの傲慢は彼等を取り込もうと決心させる。
次回、最終章「シン・アイヴィエム」。
この次も、サービスサービスぅ。
Q といえば (スコア:0)
Panasonic Q 思い出したね https://en.wikipedia.org/wiki/Panasonic_Q [wikipedia.org]
Re: (スコア:0)
007シリーズに登場する…
本当に数年で 50 qbit? (スコア:0)
リンク先に下のように書いてありました。本当に数年で 50 qbit もの重ね合わせ装置を、商用ベースで安定して動かせるの。
> Quantum Experienceで利用できる量子コンピュータは5量子ビットだが、IBMは今後数年間で50量子ビットの量子コンピュータを構築する計画だ。
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4qbit でも液体ヘリウムで冷やしていたと記憶します。50qbit なんてシミュレーションの世界で実現できるだけだと素人には思えます。
それ以前に本当に 1024bit 長さの RSA 暗号を、量子コンピュータで解けるとは思えません。波動関数の重ね合わせ entanglement を思い通りに制御できるとは思えません。Photon 一個で壊れると思います。
この意味で私には量子コンピュータは詐欺技術としか思えません。詳しい方教えて。
Re: (スコア:0)
(詳しくない人です)
D-WAVEもクライオスタットの先端に10kgの装置を付けて、それを0.02Kまで冷やしているそうなので同様に液体ヘリウムだと思います。D-WAVEはそれをコンパクトに一辺1.8m程度の立方体に収めているようです。(量子コンピューターとしてIBM Qとは違うタイプですが、冷却方法は似たようなものでしょう。)D-WAVE2は1500万ドルだとか。冷却部分は可能でしょう。IBM Five Qubitプロセッサとかいうのも小さそうですし。スパコン買うような人達が客で寿司。最初はコンピューターを売らずに計算リソースを売る形なのでしょう。
量子状態については…エネ
Qといえば (スコア:0)
スタートレックにも出てきたし、007シリーズ [wikipedia.org]にも出てきた。
でもBenQ [benq.co.jp]が出てこないのは何故だろう・・・