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交通

内燃機関原付1種は絶滅するのか 162

ストーリー by headless
内燃 部門より
maia 曰く、

ホンダは24日、東京モーターサイクルショー2017の会場で、発売開始から50年になるモンキーを2017年8月に生産終了すると発表した(レスポンスの記事)。

需要激減と排ガス規制強化で、特に小排気量車はコスト的にも無理があるらしい。ホンダモーターサイクルジャパン社長は囲み取材で「2030年になった時に原付1種が内燃機関を主体としたもので存続できるかというと、私は非常に厳しいと思う」「原付1種はすべからく電動化」と述べている。電動化は必然かもしれないが、モンキー・ガソリン車の航続距離は相当なものがある。同じ車格で匹敵する日はいつの事だろう。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 原付一種が今の規制値のまま電動化されたら、このジャンル自体が絶滅しかねないと考えています。

    現状、電動機動力の原付一種は定格出力0.6kWが上限で、馬力にすると1馬力を切ります。
    最高出力はこれより大きな値が認められており、瞬間的にはもっと大きな出力が出せるため、出足はそれなりなのですが、坂を上ると失速します。電動化によって実用性が大きく毀損され、ガソリンエンジンの原付一種とは別種の乗り物になってしまいました。航続距離云々以前に。
    • エンジン原付だと私が乗った一番非力なのが2馬力のスズキ・チョイノリです。

      あれの宣伝文句が「片道5キロの大冒険」だったと記憶していますが、リアサスもないリジットなのでそれが限界という事もありますが、非力さもあいまって、まさに5キロののバイクでした。

      1馬力だと、まわりの速度が40km/hの生活道路で、20分以内の使い方ということになりそうですね。

      ただ、ノートブックの電池が150Whくらいとして、あれを6-10個が原付につめるギリギリと考えると、1.4kW(2馬力)が限界かとも思えますね。

      #まあ、大型二輪(普通二輪は持ってません!自慢)の私は2種がベストですが。

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      • チョイノリって高速メッキシリンダーを採用した初めての機種で
        随所にコストダウンを達成した戦略モデルってのが売りだったので、
        とりあえず発売と同時に購入して乗っていたのですが…

        まあ、当時はそんなに勾配がない所に住んでいたのでまったく問題なかったんだけど
        すぐに壊れてしまいましたね(えー

        # ホンダの中国産Todayに乗り換えました。

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    • by Anonymous Coward on 2017年03月26日 21時23分 (#3182833)

      実は「定格出力」という単語に騙されてます。

      http://ameblo.jp/strawberrin/entry-11960204227.html [ameblo.jp] から引用ですが、

      電動バイクにおいては「それ以下の力しかない粗悪なモーターではありませんよ」という法的な意味を持つものだそうです。つまり、最低でもこのくらい力があります、というお墨付きなんですね。逆に言うと、もっと力があるモーターならメーカーが低く申告しても、法的にはなんら問題がないのです。

      実際、原付一種のお仲間のミニカーで、トヨタのコムスは「定格出力590W、最大出力5000W」という仕様で市販されています。

      http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/544318.html [impress.co.jp]
      http://coms.toyotabody.jp/specs/ [toyotabody.jp]

      バッテリー次第で、どうとでも化けますね。

      #そして、最高出力の自主規制へ…

      親コメント
      • コムスは原付一種の最高出力を担保する前例にはならないでしょう。

        原付一種に関しては規制改革ホットラインにも出力規制の緩和が要求されていますが、警察庁の回答は次の通りです。

         原動機付自転車は、現在の定格出力を基に安全基準が策定され、より容易に運行できるものとされているところです。
         仮に、ご指摘の通り定格出力を上げると、現在の二輪自動車と同等の性能(加速度や登坂能力等)のものとなり、これに伴い、安全基準(灯火器、制動装置、操作装置及び車体の強度等)を強化することとなるため、より容易に運行できるものとの位置付けが失われてしまいます。

        資料2 検討要請に対する所管省庁からの回答 [cao.go.jp]

        一見、じゃあコムスはどうなんだよ、と言いたくなりますが、お役所的には、超小型モビリティは定格出力8kWを基準の安全基準なので最高出力5kWを認めています、ってとこでしょう。あのプロジェクトが国交省の肝いりというのもこういう特例的な扱いと無関係ではないかと。

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  • by saratoga (23467) on 2017年03月26日 17時21分 (#3182746) 日記

    何年か前には、バイク王国台湾での画期的イノベーションとしてあちらこちらで持ち上げられていたけれど、最近はあまり音沙汰がないような気が?
    ここまで行かなくても、原付ならどこのメーカでも給油できるように、電動バイクもバッテリの互換性を持たせるぐらいの知恵があってもいいかとは思う。

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人生の大半の問題はスルー力で解決する -- スルー力研究専門家

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