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宇宙

政府、宇宙基本計画で再使用ロケット小型実験機の準備を表明 34

ストーリー by headless
小型の実験 部門より
AC0x01 曰く、

政府の宇宙政策委員会が15日、年末に定める宇宙基本計画の工程表の中間取りまとめを公表したのだが、その中に再使用型宇宙輸送システムの実験に関する記述が含まれている(宇宙開発戦略本部 第15回会合 配布資料毎日新聞の記事SankeiBizの記事)。

資料3では「平成29年度より第1段再使用化の検討に資する小型実験機の準備を行う。平成30年度には飛行試験を実施し、新型基幹ロケット (H3ロケット) 等の次の宇宙輸送技術構築に向けた課題等の整理を行う」となっており、来年度には小型実験機を飛ばすつもりのようだ。詳細は記載されていないが、開発期間的にRVTの延長上の実験機などが考えられそうである。

この実験がすぐにH3などの新ロケットに繋がるわけではなさそうだが、JAXAもついに再使用ロケットへと舵を切るのだろうか。

再使用型宇宙輸送システムについては以前から検討が行われており、2015年には工程表34としてリストアップされていた(PDF)。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2017年06月18日 16時16分 (#3230068)

    SpaceXは4年間で30回近くの打ち上げをこなし、16回で着陸実験を行って、10回程度失敗している。その間にH-IIファミリは半分ほどしか打ち上げていない。
    例えばH-IIAで着陸実験をしようと思えば、打ち上げのすべてで実験を行い、かつ2/3以上が爆発炎上で終わっても同程度の技術力ということになる。
    今の日本の政治体制がそんな失敗率のプロジェクトを受け入れることができるのか疑問だ。日本の宇宙開発の大きな問題がずっとそれだった。本当にできるのか?

    • by Anonymous Coward on 2017年06月18日 17時59分 (#3230128)

      そうやって勝手にハードル上げてるうちは駄目でしょうね。
      失敗率60%と言っても、衛星打ち上げに成功した後の余興の実験の失敗なので、本来は、100点満点取った後のボーナス点を何点取れるか、って話のはず。

      これを最後の爆発炎上だけを切り取って全部失敗であるかのように印象付けされると、リスクのある挑戦なんて日本じゃ一切出来なくなりますよね。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        挑戦した時に、政治の方は爆発炎上に耐えられるのかという疑問を提起している。イプシロンは大臣の前で延期しただけで三年塩漬けになった。

        • by Anonymous Coward

          政治が爆風に耐えられるようにするには大臣への教育が大切ですが、
          合わせて、主権者たる国民へのアピールが大切ですね。
          返す返すも、JAXAiの閉鎖は惜しかったと思います。

    • by Anonymous Coward on 2017年06月19日 1時36分 (#3230283)

      金の問題ではなく、打ち上げ頻度の問題
      日本は打ち上げ頻度が低いのだから、リスクを背負って再使用ロケット開発やるメリットが無い

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      どうですかねぇ。
      日本の場合、人なし物なし金なしの状況で、一個人のがんばりで何とかするというのが今までのパターン。
      でも外国行くハードルが下がった今、そういう人は日本からでてっちゃう。
      そうなるといかんともしがたい。

    • by Anonymous Coward

      ファルコン9の第1段は垂直着陸、日本の検討している第1段は水平着陸だったはず
      弾道再突入からの水平着陸技術はHIMES計画やHOPE計画で取得済みなので
      失敗率は垂直着陸技術の新規開発より下がる目算なんじゃないですかね
      まぁそのかわり着陸用の翼が別途必要で運用コストの下げ幅は小さいんですけど
      開発費ケチって運用費割高…いつもの日本ですわ

    • by Anonymous Coward

      日本の生産性の低さ、電子産業の消滅、科学研究の退勢、地政学的問題、それが判っているのに、なぜ1米ドル=10X円なんて馬鹿げた円高が続くのか。(=カネの問題)
      最近は人民元やウォンの方が下がっている。(=カネの問題)

  • by Anonymous Coward on 2017年06月18日 16時32分 (#3230075)

    再使用しようと思ったら
    丈夫に作らないといけないだろ?
    値段も高くなるし重くなるんじゃないの?
    ナノセルロース使えば再利用無理でも
    かなりの軽量化が可能だろ?

    • by Anonymous Coward

      セルロースナノファイバーの特性はざっくり言うと植物由来ケブラーなので
      既存のカーボンファイバーを置き換え可能なシロモノではない

      • by Anonymous Coward

        同意。セルロースナノファイバーはせいぜい200℃が限度。農林水産省の強力な後押しで研究が進んでいるが、そんな全ての製品の軽量化はりーむー。

  • by Anonymous Coward on 2017年06月18日 16時57分 (#3230086)

    1段目まるまる使いまわしにこだわりすぎ
    エンジンまわりだけ使いまわせるような方向をなぜ目指さない
    高くて製造時間がかかるのはエンジン回りだろ

    • by Anonymous Coward

      H-IIA第1段のコスト比率で言えばエンジンと機体はほぼ1:1
      単純な構造な機体の製造コストはほとんど下がらないがエンジンはまだ下がる余地があるので
      エンジン回りだけ回収できるようにしても将来にはつながらない

      • by Anonymous Coward

        そもそも、エンジンまわりを回収できる技術があるなら、1段目まるまる回収しても、そんなに変わらないよね?

    • by Anonymous Coward

      SpaceXというかマスクが丸ごと再利用に拘るのは、バラすと都合の悪い物が個別に出てきてカネがかかるから。「見なかったことにしよう」の実装。

    • by Anonymous Coward

      自力で戻って来る仕組みは、ロケット本来の仕組みをそのまま使える。

      一方、燃料・酸化剤タンクを安全に切り離すこと、そして自力で飛行できなくなったエンジンを安全に回収する仕組みは別途考えなければならない。

      どちらが簡単かを考えると、前者じゃないかな?

  • by Anonymous Coward on 2017年06月18日 17時52分 (#3230121)

    打ち上げ時と帰還回収時では、要求推力が大きく違うから、垂直逆噴射軟着陸回収を目指すなら、多発化が必須となる。

  • by Anonymous Coward on 2017年06月18日 19時54分 (#3230179)
    • あの財務省主計局や、かの牛歩議員が闊歩する国会が、誰もやったことのない技術開発予算を通すわけないだろ。
      他がやり始めるまで待つしかないのだよ。

      • by Anonymous Coward

        科学技術予算を削り続けているのは牛歩戦術してる野党議員ではなくテロ等準備罪法案の採決中に野党議員に対して「『共謀罪』で逮捕するぞ」ってヤジを飛ばした与党のほうなんだけどね。
        今の酷すぎる強行採決を止められない滅亡寸前な野党に、予算をどうこうできる力なんかねーわ。

        #自ら「共謀罪」とか「恣意的に運用する可能性」を口に出してるところがなんとも。

        それはさておき、かつてHOPEという日本版スペースシャトルの計画があったと思うんだが、いつの間になくなったんだろう。
        どっちにしろ、日本の科学技術力は他国にどんどん抜かれ続けているので、指導者を替えるでもしない限りは落ち続けるだろ。

        パリの航空ショーに出してるMRJが「何しに来たんだオマエ」みたいな場違い扱いされていないか心配だ。

        • by Anonymous Coward

          テロ等準備罪法案の採決中に野党議員に対して「『共謀罪』で逮捕するぞ」ってヤジを飛ばした与党

          件のヤジを飛ばしたのは野党側、とする説が現在有力なのだが。

          • by Anonymous Coward

            なんだ。ただのブーメランか。

          • by Anonymous Coward

            実際に「共謀罪で逮捕するぞ」と言われた福島氏の話では与党議員がいた方向から声がしたそうだが?

            #野党とする説が有力って、どこから出たデマだろう。
            #与党? ヤバいから野党のせいにした?

            野党は野党でも維新とかいうオチじゃなかろうな?

      • by Anonymous Coward

        平安時代から続く役人の伝統「前例がない」だな

    • by Anonymous Coward

      そして、「他がやり始めたから」と始めたHOPEや、ISS/JEM/HTVや、WINDSやQZSSや、月探査なんかとか、
      ああいうものに対して、なんか反省したとか責任者を吊し上げたとかした例はないんですな。
      ETS-9に至っては始まる前からこいつらの仲間入りと来たもんだ。

      • by Anonymous Coward

        なんか反省や誰かを吊るし上げなきゃならんことになってるの、それらのプロジェクト?

        • by Anonymous Coward

          どちらかというと元ACに共感するな。関係者全員が匿名になってしまうようなプロジェクトからは結果が出てきにくい。
          本人にどれだけの責任を置くかはともかく、プロジェクトと結びついた人格を用意することには一定の意義があると思う。

  • by Anonymous Coward on 2017年06月18日 20時59分 (#3230200)

    残念ながら日本を含む米国以外は旧来型のみなので挑戦してほしいかった、頑張れ

    シーローンチは上手く行きそうな時期もありましたが倒産してしましました、再起はあるのだろうか?
    スカイローンチは小型ロケット止まりかと思いきやロックが出てきましたね
    1段目回収はSpaceX社が実証し商業的に軌道に乗りつつあります
    民間主導の重要性、国家主導の継続は停滞を招くだけとの論説はバート・ルータン氏がTEDで語ってます
    https://www.ted.com/talks/burt_rutan_sees_the_future_of_space?language=ja [ted.com]

    • by Anonymous Coward

      > 民間主導の重要性、国家主導の継続は停滞を招くだけ

      そうはいってもSpace XだってNASAから請け負う仕事が無けりゃ生きていけない。事実上の国家主導。
      衛星・惑星探査とかISSとかいつになったら利益が出るようになるかわからんもの、国威発揚以外の
      どこに金の出どころがあるのか。

      • by Anonymous Coward

        民間衛星も多いと思うけどねぇ…。
        近年は、低軌道通信衛星でどこでも高速無線通信、ってやろうとしてるし。

        まぁ、政府資金がなければ飛び立つことすらできないのは事実としてありますけど。
        発射場とかも国が作ったの借り受けてるしね。
        発射設備、打ち上げの自由度(漁業補償期間とかそんなの含めて)、こういうあたりは国がどうにかしないと回りませんなぁ。

        • by Anonymous Coward

          人工衛星打ち上げなんて半世紀以上前からやってることで、民間資金をあてにするなら今後半世紀もそれしか頼まれないだろう。
          そういうのを「停滞」っていうんじゃないの?

      • by Anonymous Coward

        別にクライアントが国家である事は否定されてけど何か?
        NASAから請け負えて事業成立するならそれはNASAより打ち上げ費用が安いって事。
        民間主導の競争が起きないと技術革新も価格競争も鈍足でそれを停滞と言ってるだけ。

        • by Anonymous Coward

          > NASAから請け負えて事業成立するならそれはNASAより打ち上げ費用が安いって事。

          SpaceXは赤字経営ですよ。事業成立してません。

  • って漫画のネタを思い出した。

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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs

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