無線信号を使って人の感情を推定するデバイス 22
ストーリー by hylom
感情的な状況下で商品を売りつけるようなデバイスが出てくるのだろうか 部門より
感情的な状況下で商品を売りつけるようなデバイスが出てくるのだろうか 部門より
MITの研究者らが、無線信号を用いて「人の感情」を推定するデバイス「EQ-Radio」を開発しているそうだ(MIT News、The Next Web、THE BRIDGE)。
このデバイスは呼吸リズムや心拍を測定することで対象の状況を推定するというもの。興奮している、幸せである、怒っている、悲しんでいる、といった状況を87%の精度で測定できるそうだ。
こういった技術は以前から開発されていたが、EQ-Radioが特徴的なのは無線信号を利用し、特別なセンサーなしに測定を行える点だ。人体に向けて無線信号を発射し、人体に当たって反射してくる信号を測定。そのデータを機械学習を使用して処理することで喜怒哀楽などの感情を診断できるという。また、この技術は顔認識を利用した感情検出技術よりも大幅に精度が高いことが確認できているとのこと。
特別なセンサーが不要ということで、将来的にはさまざまなデバイスに埋め込める可能性があり、スマート家電などでの利用も期待されているようだ。
周波数はどれくらい? (スコア:4, おもしろおかしい)
周波数が高いほど精細に状況がわかるはずなので500THzくらいの電磁波を使ってみると表情の細かな違いなど詳しく分かるかも。
Re:周波数はどれくらい? (スコア:1)
それ何てサーモグラフィ?
Re: (スコア:0)
サーモグラフィじゃなくて普通のビデオカメラですよ
Re:周波数はどれくらい? (スコア:1)
服やら何やらを透過できる程度には波長が長い必要があるんじゃないの
# なんか恥ずかしいやつだ、これ
Re:周波数はどれくらい? (スコア:1)
走査対象物の各固有分子振動の振動数に引っかかる周波数帯だと吸収されやすいので、そこからずらしてやる必要があって。
短いと電磁波のエネルギーが高くて減衰率も多そう。
波長が長すぎると電磁波のエネルギー自体が低くなりすぎて、検知する際にバックグラウンドとの切り分けがシビアになりそう。
#すべて憶測
そういえば (スコア:2, 興味深い)
任天堂が同じ原理で生活の質改善を補助するデバイスを開発している [gigazine.net]という話があったが、
結局製品が出てこなかったところを見ると、プロジェクトはとん挫したのかな?
「ここWi-Fi飛んでるな」 (スコア:1)
以前テレビで見かけた人は、電波が見えるらしくタイトルの言葉を発して不快感を露わにしていました。
そういう人に対しては、無線信号を発した時点で感情を乱してしまうので測定には不向きですね。
Re:「ここWi-Fi飛んでるな」 (スコア:2, おもしろおかしい)
最近電車内で電磁波を感じるという人に「びりびりするのでスマホ使うのやめて」と言われて本当に居るんだとびっくりした。
関わるのも薄気味悪いので適当にすんませんと謝り移動した。
でも、その座席下のVVVFからまき散らされている超強力な電磁波は感じないのでしょうか?
一度だけ電波を感じてしまったことがある (スコア:0)
10年以上前のことです。その日、電車内の連結部近くの席に座っていたのですが、風邪気味で体調が悪く、頭が重たい感じでした。
駅に停車中、目の前に居た女性が携帯電話で話し始めると、何か頭の中が僅かにピリピリうずくいて不快だったのですが、通話が終わると収まりました。
その時点では女性の声が頭に響いただけなのかな等と思ったのですが、数分後(運行中)に再びビリビリと感じて思わず頭に手をあてると、その数秒後、その女性の携帯電話にメール着信音がしました。あぁ、これは電波を頭で受信してしまったのだと確信しましたw。
つまり、携帯電話と基地局のやりとりを先
Re:一度だけ電波を感じてしまったことがある (スコア:1)
ま、↓こういうのもあるからね。
経頭蓋磁気刺激法
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%8C%E9%A0%AD%E8%93%8B%E7%A3%81%E6%... [wikipedia.org]
Re: (スコア:0)
へぇ…こんなのがあるんですね。強度はこちらの方が強力なのかな。周波数スペクトルは全然違うと思うけど、パルスの出だしが高周波含んでそうです。でも樹状突起での共振はなさそう。ちょっと怖いw。でも修正電気けいれん療法の方が怖いかなw。
Re: (スコア:0)
自動ドアの前で音が聞こえるという疑問に「まあそういう気分にもなるんでしょうあははは」と答えてる専門家思い出した。
むやみにマイクロ波を照射するのはいかがかと (スコア:0)
自動車の自動ブレーキもそうだけど、やたらとマイクロ波を出す機械が増えている。そんなんでいいのかと思う。ケータイもできるだけ避けるようにしている。脳腫瘍の統計データにはなりたくないから。
Re:むやみにマイクロ波を照射するのはいかがかと (スコア:4, すばらしい洞察)
日光に当たるのやめたほうが効果あるよ
Re: (スコア:0)
50Hz/60Hzの低周波の電磁波も問題ですね(部屋の中でも電波をビンビン感じます)
Re: (スコア:0)
ハム音?
この種のデバイスの一番の用途 (スコア:0)
この種のデバイスの一番の用途は人が生きてるか・死んだのか(死にそうなのか)の監視です(決して冗談ではありません)
他の機器に悪影響を与えない微弱電波で実現できるなら、真っ先に医療機関等に採用されるはずです
Re: (スコア:0)
人の集まるところで使われるかもしれない
個々人の携帯機器から発信され、人に当たって乱反射電波をそれが受信して、喧嘩の一歩手前など感情が高ぶって場所を
教える装置
そして関係者各位が、そこへ行って該当人物へよって「お客様(または、おい君!)、どうされました(何している!)」
と
特別なセンサーの定義 (スコア:0)
人体に当てるための専用のアンテナって(汎用品であっても、その用途用の位置に設置するなら)センサーみたいなものじゃないのかしら?
これもスマホに入るようになったりしてね (スコア:0)
Wi-Fi周波数帯の発信と受信ができればいいのだから、
今のWi-Fi送受信部に必要なハードウェア・ソフトウェアを追加して、
スマホに収まってしまうかもしれない。
感情の読み取りはキラーアプリケーションがちょっと思いつかないが、
任天堂のやろうとしていた健康管理アプリケーション [gigazine.net]なんかは
そこそこ需要があるのではないか。
PSYCHO-PASS (スコア:0)
これがシビュラシステム/PSYCHO-PASS/ドミネーター の始まりだった。
電波 (スコア:0)
技術の発達で
『秘密組織が電波で脳内をスキャンしている!』
というお決まりの台詞が病気の鑑別に使えなくなったともいえる。