
脊椎動物の胴の長さは特定のタンパク質で決まる 13
ストーリー by hylom
生まれてしまったあとの操作は難しそうだ 部門より
生まれてしまったあとの操作は難しそうだ 部門より
脊椎動物は種ごとに背骨の数が異なり、そのため胴の長さも異なっている。カエルやカメなどは胴が短く、ヘビなどは胴が長いが、この違いは「GDF11」というタンパク質の遺伝子1つだけで決定されることを名古屋大学などの研究グループが発見した(名古屋大学の発表、Nature ecology & evolution掲載論文、朝日新聞、中日新聞、サイエンスポータル)。
脊椎動物の後ろ足は骨盤を介して背骨の「仙椎」という部分に接続されているが、GDF11は仙椎の位置に後ろ足と骨盤を作る働きを担っているという。このタンパク質が働くタイミングが早いと背骨が短くなり、遅いと長くなることが分かったという。
研究グループはニワトリの胚を用いて後ろ足の発生メカニズムを調べ、その結果GDF11が関わっていることを突き止めた。さらに、カエルやスッポン、マウス、ヘビなど9種類の動物でGDF11の働き方を調べた結果、GDF11が働き始めるタイミングによって胴の長さ(頭から後ろ足までの脊椎の数)が異なることが分かったとのこと。さらにヒヨコを使ってGDF11が働く時期を変える実験を行ったところ、機能を阻害したヒヨコは胴体が長くなったという。
誰だよ (スコア:3)
「あんたはGDF11がちょっと遅かったからねぇ」っていう奴は。
Re:誰だよ (スコア:1)
早かったから胴長短足になったのかもしれない。