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バイオテック

遺伝子組み替え大豆ならぬ「遺伝子編集大豆」の作製に成功 11

ストーリー by hylom
そろそろ本格的な議論は必要では 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

北海道大学などの研究グループが、ゲノム編集によって大豆の形質を改変することに成功した(日本農業新聞日経バイオテクONLINE)。

ゲノム編集(遺伝子編集)は、その名の通り遺伝子に対し並び替えなどの操作を行って「編集」する技術。昨今ではCRISPR/Cas9というDNAの2本鎖を切断して遺伝子を編集する手法が注目されており、植物だけでなく人間の遺伝子改変についても研究が進められている(過去記事)。

今回の大豆のゲノム編集においてもCRISPR/Cas9が使われており、実験では「カリユタカ」という品種の大豆に対し植物体が大きくなるような編集を行ったという。

ゲノム編集については、ほかの植物の遺伝子を組み込む「遺伝子組み換え」とは異なり、あくまで元々の遺伝子を「編集」するだけであるため、遺伝子組み換え植物に対し課されているような規制対象となるかどうかで議論も起きている。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 「なんか、今までと違う成分作ってアレルギーが出たら嫌だなぁ。」
    それくらい。

    米でさえ、品種によってアレルギーが出たり出なかったりするらしい。

    「遺伝子操作」で一番初めに聞いたのが「害虫耐性」で、「なんか違う成分作ってそう」ってのが頭に残っててちょと嫌。

    #幸い、私自身に自覚している食物アレルギーはない。血縁者はある。

  • by Anonymous Coward on 2017年10月17日 14時50分 (#3296987)

    一般の消費者にその違いが分かるか?
    というか、わたしにも、その動詞の違いが分かりません
    # わたしも一般消費者故

    • 分野外なんでうろ覚えな部分もありますが

      昔ながらの遺伝子組み換え:効率が低い.そのためレポーター遺伝子(蛍光タンパクを作る遺伝子など.こいつの導入が行われていれば蛍光タンパク質が作られるため,組み込まれたかどうかが光で容易に判断できる)や薬剤耐性遺伝子なども一緒に埋め込む.で,うまくいった細胞やつを光や薬剤(等)で検出・選別してそれを培養する.
      そんなわけで,多くの場合レポーター遺伝子や外来の遺伝子等が一緒に組み込まれるため,組み替えが行われているかどうかを検出しやすい.

      ゲノム編集:効率が非常に高く,狙った位置を高確率で変えたいように変えられる.そのためレポーター入れずにやることも可能(ただし,効率が高いと言っても100%ではないので,ある程度のスクリーニングは必要).
      昔ながらの遺伝子組み換えと同じこと(外部からの特定遺伝子の導入)もできるので,その場合の結果は(効率を無視すれば)同じようなものになる.
      また,一塩基だけ入れ替える/欠損させるようなことも比較的容易.一塩基の変異・欠損は自然界でも良く起こっているので,これを行われたものに関してはあとからゲノム編集されたものなのか,天然で発生した突然変異なのかが区別できない.

      「ゲノム編集で他種由来などの外来性の遺伝子を組み込んだもの」に関しては,既存の遺伝子組み換え体と同じような規制対象となるとたいていの人が考えています.
      問題は一塩基変異や,一塩基の欠損によるフレームシフト(DNAは3塩基ごとに読んでいくため,一塩基が抜けるとそれ以降の意味が全く別のものになる)などを導入した場合です.これらは天然でも十分起こり得る突然変異と同等なので,規制する根拠があるのかどうか不明です.
      (これを規制するなら,自然界でたまたま起こった突然変異も規制しないと整合性がとれない,とも言える)
      また,規制するのだとしても,一塩基だけ入れ替えたとか欠損させたという場合は天然で生じる突然変異と区別が付かないため,どうやって規制対象を特定するのか,というのが不明です.
      極論すれば,こっそり一塩基変異を導入して特性を向上させておいて,「いや,天然の作物中から優れた株を特定しました」と言われるとどうしようもありません.

      また,遺伝子組み換え生物に関する現在の世界的な枠組みであるカルタヘナ議定書では規制対象を「新しい遺伝物質の組み合わせ」というような感じに規定していますが,一塩基変異/欠損の導入などはこの定義には当てはまらない可能性が高く,現時点で規制対象とはならない可能性が指摘されています.
      (現在,「新しい枠組み作るかどうかしないとね」という議論がある状態)

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      • by Anonymous Coward on 2017年10月17日 16時38分 (#3297043)

        極論すれば,こっそり一塩基変異を導入して特性を向上させておいて,「いや,天然の作物中から優れた株を特定しました」と言われるとどうしようもありません.

        おまけにこれで「ここだけ変異すればOK」ってのを突き止めた後で、ゲノム育種で本当に自然の変異株を選び出したら文句のつけようがないですからねえ。

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          「おもしろおかしい」が付いてますけど、現実におこなわれてることだったりします。
          かなり前に更新が止まっちゃってるブログですけど、

          幻影随想: 「ビタミンAがなければ、リンゴを食べればいいじゃない」byヴァンダナ・シヴァ
          http://blackshadow.seesaa.net/article/113593203.html [seesaa.net]

          記事内のミツカンのリンクはもう切れちゃってますけど、遺伝子組み換えでない商品のために二度手間やってるわけです。
          まあ純粋に品種改良だけで開発するよりは、正解がわかっててその方向に向けて選択するだけでいいので楽にはなりますが。

    • by Anonymous Coward on 2017年10月17日 15時03分 (#3296997)

      遺伝子組み替えの場合は、他の生物の遺伝子を入れ込むので、自然では起こりえない。(と思われてた。実際はたぶん起きてるけど。)
      やる意義さえあれば、トマトに蜘蛛とか、ヒトの遺伝子入れるとかもできちゃう。ちょっとキモい。

      遺伝子編集の場合、それ自身の遺伝子の切った貼ったなので、自然でも十分起こりえる。(転写エラーとかの突然変異で。)
      イメージ的には、編集の方が天然に近い感じで消費者的には受け入れられそうだけど。

      どっちも、意図的に遺伝子弄ってるって点では同じで、不自然ではあるけどね。
      でも遺伝子弄るのが駄目ってなると、ガンマ線照射して突然変異させてるのはどうなの、って話まで行きそうで…。

      ※遺伝子組み換えでちょっとググったらキモいエセ科学プロパガンダが最上位でもう駄目だね。
      ※ああいうアレルギーみたいなのをなだめるのは、遺伝子編集でも無理かもなぁ…。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        本来の生物内でもその遺伝子の影響範囲を完全に特定しきれているかは微妙だから、
        組み替えの場合は導入されたすべての遺伝子の影響を読み切れてるのかって言うと結構怪しい。
        その遺伝子で生成されるタンパク質に由来するアレルギーや新たな病害の発生リスクもあるし、
        病害体勢の導入であっても耐性菌の発生と爆発的な拡散の引き金となるリスクは存在する。
        また、優秀な株一色でその作物の農場がそろってしまうと病害が発生した際の被害範囲も怖い。

        意味のある変異が意図しない効果を持った場合のリスクを警戒するにあたり、
        突然変異だとそもそも意味のある変異が起こる率が少ない

    • 組み換え=コピペ
      編集=改変

      似てるようで結構違う。

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2017年10月17日 16時23分 (#3297035)

    遺伝子って言う生物の設計図を書き換えたんだから、ブランド名じゃないけど、
    ○○使用!とか言って使えるような、一般向けの名前を付けたらよいのに、なんで付けないんだろう。

    • by Anonymous Coward

      お前は一文字書き換えただけでも、その「変更箇所」に逐一名前を付けるのかと。
      #あーなんか Ver.Ka を連想した。
      #あれも変更箇所単体じゃなくて、全部変更した奴ひっくるめてカトキ版って呼んでるだけだから。

      あえてブランド名を付けるなら、作物の方だわな。
      「あきたこまち」だの「ひとめぼれ」だの。

      いっそ合体させて「あきたぼれ」とか「ひとめこまち」とか作るかな?

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