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2017年12月6日のサイエンス記事一覧(全3件)
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国際宇宙ステーション

国際宇宙ステーションで謎の細菌が見つかる、地球外のものである可能性も 32

ストーリー by hylom
続報を待て 部門より

国際宇宙ステーション(ISS)の外壁で細菌が発見され、これが地球外のものである可能性があることが話題になっている(INDEPENDENTトカナSlashdot)。

トカナの記事では「“未知の生命”が国際宇宙ステーションで採取」「人類とエイリアンが邂逅」などとされているが、実際のところは現時点ではこの細菌が地球外由来のものであるという証拠はないようだ。

この細菌の発見を明らかにしたのはロシアの宇宙飛行士で、ISSモジュールの打ち上げ時にはなかったものだとしている。ただ、超低温や高温に耐えられる細菌は地球上にも存在し、以前にもそういった地球由来の細菌が宇宙ミッションで見つかったことはあるそうだ。現在分析中とのことだが、とりあえずこの細菌には危険性はないように見えるという。

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サイエンス

動物の利口さは脳の大きさよりもニューロン数に左右される 66

ストーリー by hylom
サイズよりも演算・記憶能力 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

犬と猫どちらが利口か。思考、計画、複雑な行動に関連する思考はニューロンの数と深い関わりがあるとされ、それを調べれば判断できるという。猫や犬などの肉食動物の脳のニューロンを数えた結果、犬には約5億3千万、猫には約2億5千万のニューロンがあり(人間は160億)、猫よりも犬のほうがニューロン数が多いことが分かっている。

さらに、研究者らは、フェレット、マングース、アライグマ、ネコ、イヌ、ハイエナ、ライオン、クマなどのニューロンと脳のサイズの比率を研究した。この研究は捕食を行う肉食動物は、草食動物より多くのニューロンを持っているという仮説を証明するためのものだった。しかし、実際は中小型肉食動物のニューロンと脳のサイズの比は、草食動物のそれとほぼ同じであった。一方は獲物を捕らえるために、もう一方は捕食者から逃れるために脳を発達させていったと見られている。

また、大型肉食動物では中小型肉食動物よりも、ニューロンと脳のサイズの比が小さいという。大型の捕食者は3倍ほど脳が大きいにも関わらず、ゴールデンレトリーバーのほうがニューロン数は多い。中でもクマは極端だ。脳の大きさは猫の10倍にもかかわらず、ニューロンの数は猫とほぼ同じだった。

そのほかにも、家畜動物と野生動物では家畜のほうが脳が小さいという仮説にも挑戦している。フェレット、ネコ、イヌと野生のマングース、アライグマ、ハイエナ、ライオン、ブラウンベアを比較したところ、脳のサイズと体重の比はほぼ同じだったとしている(VANDERBILT RESEARCHFrontiersSlashdot)。

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NASA

米探査機ボイジャー1号、37年ぶりにバックアップエンジンを作動させる 51

ストーリー by hylom
あるものでなんとかしなければならない世界 部門より

1977年に打ち上げられた無人宇宙探査機ボイジャー1号のエンジンが37年ぶりに起動された(AFPハザードラボ)。

ボイジャー1号は太陽圏を抜け、現在は地球から約210億キロメートルの位置を飛行しているが、地球との通信を続けるためにはアンテナの向きの微調整が必要になったという。しかし、本来その調整を行うための姿勢制御システムは劣化し始めているため、バックアップエンジンを起動させて調整を行うことにしたそうだ。これによってボイジャー1号の寿命は2~3年延びたという。

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※ただしPHPを除く -- あるAdmin

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