日本の科学研究費は2年連続で減少 34
ストーリー by hylom
政治と経営だけでなく科学も二流にならなければよいのだが 部門より
政治と経営だけでなく科学も二流にならなければよいのだが 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
総務省は15日、企業や大学などが2016年度に使った科学技術研究費の総額が18兆4326億円で前年度に比べ2.7%減ったそうだ。減少は2年連続だという。大手電機メーカーなどが事業見直しの一環で研究費を削ったことが影響したとみられ、総務省は「減少は一時的」だとしている(東京新聞、日刊工業新聞)。
7割を占める企業の研究費は同2.7%減の13兆3183億円。自動車や鉄道などの輸送用機械器具製造業が22%、情報通信機械器具製造業が10.2%を占めた。研究者数に関しては、17年3月末時点で前年比0・8%増の85万3700人となり2年ぶりの増加。さらに女性の研究者数は同4・1%増の14万4100人で過去最多となり、研究者全体に占める割合は同0・4ポイント増の15・7%となった。一方、研究者1人当たりの研究費は前年度比3・4%減の2159万円で6年ぶりに減少に転じたとしている。
科学技術研究費を減らした分 (スコア:1)
増やしたのはなんの費用なんだろう。
設備投資とか?
Re:科学技術研究費を減らした分 (スコア:2, 興味深い)
って言ってる通り、一番下がってるのは「製造業」で、製造業の中でも一番下がってるのは「情報通信機器製造業」で、でもその情報通信機器製造業も売上対研究費比は別に下がってないわけ
要は単純に電機メーカーの売上が減って利益も減って投資や研究に回せる分も減ったというだけ
Re:科学技術研究費を減らした分 (スコア:1)
だとしたら「研究費」だけが減少したという話でも無いのか。
そうなると、なんだか結果ありきのミスリード狙いっぽい。
Re: (スコア:0)
お友達投資じゃない
Re: (スコア:0)
営利企業・団体ならば人件費だろう。
# NHK・カスラックすら人件費は増加しているのでは?
Re: (スコア:0)
内部留保
Re: (スコア:0)
株主への配当
研究者1人当たりの研究費 (スコア:1)
> 研究者1人当たりの研究費は前年度比3・4%減の2159万円
どこのパラレルワールドでしょうか?
それとも本当にみんな何千万円も持ってるの?
Re: (スコア:0)
総務省が把握している研究者数より、現実には1桁以上多いのでしょう。
# 「日本は衰退したので、研究費が減少したから、円はそれを反映して下落すべき」と何故総務省は発表しないのだろう?
Re: (スコア:0)
企業の研究者込みだよ。
大手企業の研究開発部署だと、今でも人件費込みで3,000万円/人くらい使ってる。
Re: (スコア:0)
2000万/1名では自分自身の人件費だけで半分以上使ってしまうよね?
これでどうやって研究しろというのだろう。
Re: (スコア:0)
研究費と人件費は仕分けが違うため、少なくとも研究者自身の人件費は含まないかと
Re: (スコア:0)
お父さんの小遣いより少ない運営交付金年間50万円でどう戦えというのですか。
科学は物理学ばかりではない (スコア:1)
重点大型研究計画概要一覧
http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-23-t241-1-1.pdf [scj.go.jp]
これ見ると、物理学の研究費が突出している。もうちょっとまんべんなく様々な分野に研究費を投入することは出来ないものかね。
Re: (スコア:0)
日本で一番優秀な分野は物理学。
秀でた部分に投資するのは当たり前のこと。
まんべんなくというのは、とても利口な言い方に見えるが、悪い言い方をすると「出る杭は打たれる」だ。
そして、他分野でも優秀な研究者には配分するようになってる。
特に問題があるようには貴方の提示するリストからは見えない。
むしろ研究費全体を増額させる方が貴方の求める答えになる。
Re: (スコア:0)
>日本で一番優秀な分野は物理学。
その他の部分は色々考え方あるので、この部分だけね
ノーベル賞ベースなら化学も十分優秀でしょうよ、
だが金額が文字通り桁違いだぞ、、、、
Re: (スコア:0)
費用対効果(ノーベル賞級の賞の受賞者と言う意味)で言えば、数学の方が
物理や化学よりも優れていると思うんだが。
Re: (スコア:0)
数学研究の予算ってどう増やせば硬化に結びつくのだろう…
Re: (スコア:0)
教授の枠を増やすとか?
Re: (スコア:0)
・検証用および補助的なプログラムの開発・利用
・研究発表会の開催(研究者同士の情報交換)
・独自性の高い研究者の助成
などが考えられるが兎にも角にも多様性を確保・維持することが重要
現時点では純粋数学であっても
他の分野の研究者たちが何かしらの形で実利に結びつける可能性はある
誰もが「使えない」と思っていた整数論の暗号分野での活躍は言わずもがな
100年間芽が出ない分野であっても101年後に花開く可能性もある
細石の巌となりて苔の生すまで存続予定なら細くとも広く長く投資するべきだと思う
あとは教育法の進化にも力を注いでほしい
教え方さえ工夫すれば普通の中学生だってフーリエ変換くらいは理解することができると思う
Re: (スコア:0)
様々な分野の研究者が物理系が今回出してるような規模のプロジェクトを企画して組織作って
説得力のある計画書をもっともっと多く出せるようになれば夢じゃないと思う。
公共事業ならトップクラスなのに (スコア:0)
科学研究はもういらないのか?
突出した日本の公共事業への支出
https://hodanren.doc-net.or.jp/kenkou/gkhtml/gktop/gk6s/gk6s3p/gk6s3p.html [doc-net.or.jp]
Re:公共事業ならトップクラスなのに (スコア:2, すばらしい洞察)
公共事業も科学研究もどっちも必要
Re: (スコア:0)
そりゃ議員の地元の土建屋を潤わせるためじゃないの?
Re: (スコア:0)
今の政府はインフレ化を狙っているから、公共事業で市場に通貨を注入して通貨流通量を増やそうとしているのかも。
科学研究費はもっと継続的な投資が必要になるだろうし…。
Re: (スコア:0)
まあ貧乏な肉体労働に金をばら撒けばほとんど全部使ってしまうので経済にはプラスだったりする。
定数効果ってやつ。実際には土建業にも外人が入っているので国外に出ていくのだが。
Re: (スコア:0)
むしろ土地の狭い国ニッポンでは、公共事業が高くつくって話のような。
都心部のぐにゃぐにゃ道路は、いつになったら外国並みに整然となるのだろう。
Re: (スコア:0)
都心じゃなくてもグニャグニャですけどね。
そっちは人的要因ではなく地形(地質の関係で工事困難とか)原因ですが。
Re: (スコア:0)
律令時代の駅路・伝路・都の道の方が余程真っ直ぐだろう。
現代の高速道路と称する有料道路みたいに、態とグネグネ曲げていないし。
Re: (スコア:0)
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/5167.html [ttcn.ne.jp]
これもまあ古いが…
Re: (スコア:0)
これ、ものすごく偏った見せ方ですね。
日本以外の国は、どこも公務員の比率が日本の2倍ぐらいあります。
公務員の人件費分を含めると、公共事業の割合は日本と同程度かむしろ多くなります。
公共事業のうち人件費分をアウトソースしたら日本のような割合になり、直接雇用したら他の国のようになるというだけ。
貧すれば鈍す (スコア:0)
なお公共事業の予算は増やす模様
Re: (スコア:0)
戦後にボコボコ作った道路や橋の寿命が来ているだけです
まあ、元コメみたいな認識が多くを占めるのなら、日本人に科学は豚に真珠ですな
減らすのもやむなし