バクテリアと栄養素を混ぜたインクでプリントした、人体に貼り付けられるバイオ回路 30
ストーリー by hylom
超能力をプリントしたい 部門より
超能力をプリントしたい 部門より
あるAnonymous Coward曰く、
米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究者らが、バクテリアの細胞やこれら細胞のための栄養素を混ぜて作ったインクで「コンピュータチップ」を印刷する技術を開発したそうだ(Techable)。
バクテリアを使って電子回路のようなものを作る試みは以前から行われていたが(WIRED)、今回の技術はバクテリアでインクを作り、3Dプリンタで回路を印刷している点が目新しい。この回路は皮膚に貼り付けることができ、発展させれば「ウェアラブル」な回路を手軽に作るようになる可能性がある。
今回作成された試作品は「一定の環境変化で色が変わる」というシンプルなものだが、今後さらに複雑な構造を実現できるよう研究が続けられているとのこと。