Google Lunar X PRIZE、誰も到達できず期限切れで終了 39
ストーリー by hylom
結局打ち切りに 部門より
結局打ち切りに 部門より
AC0x01曰く、
先日チームインダスの脱落とHAKUTOの打ち上げ断念が報じられたGoogle Lunar XPRIZEだが、運営元のX Prize Foundationは23日、最終選考に残った5チームへの聞き取り調査の結果、2018年3月31日までに月に到達できるチームは無く、勝者が無いまま終了となることを発表した(プレスリリース、NHK、ハフィントンポスト、ITmedia)。
Google Lunar X PRIZEでは、月面で探査車を最低500m走行させて、映像を最も早く地球に届けた民間チームが賞金3000万ドルを受け取ることになっていた。財団では「月面への着陸は信じがたいほど難しい。レースの勝者がいないのは残念だが、今後、参加したチームが月面を目指すならサポートしたい」と述べている。
勝利者なし (スコア:0)
(エントリーはしたけれど)参加者なしじゃなくて?
Re: (スコア:0)
間違ってる?
Re: (スコア:0)
レース自体は開催できたの?
つまりまがりなりにも月へ向かうロケットを打ち上げることができたのか。
他のレースなんかで競技者がいなかった場合、普通無効試合だよね。
Re: (スコア:0)
今回はロケットを打ち上げるのも競技のうちなんで
月上でローバーを一定距離走らせるのがとりあえずのゴールってだけ
Re: (スコア:0)
ロケットを打ち上げるのも競技のうち
だから「打ち上げる」のはできたの?別に成功か失敗かは問わない。
Re: (スコア:0)
誰もロケットを買う金が出せなかったので、誰も打ち上げてない。
スタートラインは発射台で、スタートピストルは鳴ったが、誰もトラックに進入できなかった。
Re: (スコア:0)
発射台は中継地点です。
Re: (スコア:0)
エントリーの受付をしただけで終わったね。だから普通の意味での開催はできてない。
ただ今回のは「開発」部分もレースの一部ととることはできるから、そういう意味では開催できてた。
Re: (スコア:0)
いや、そもそも「エントリー」って「参加すること」でしょ?
なら、参加者はいたわけで。
実際、月に辿り着かなくとも各チームは実際に活動していたわけですから、何もしなかったわけじゃない。(中間的な賞金も既に出ていたはず)
「スターターピストルが鳴って走り出したけど、みんなが一歩目でコケた競技」なんですよ。
Re: (スコア:0)
参加の申し込みとその受理でしょう?
実際に競技が始まる前に辞退したり停止させられたりすることもあり得るわけで。
残念 (スコア:0)
Googleが月面に立てていたゴールのテープは誰にも切られず、その瞬間を撮るべく待機してた撮影班も無駄足になっちゃったか。
Re: (スコア:0)
前人未踏の偉業(カメラは正面から)
Re: (スコア:0)
カメラマンと照明さんの後ではいったんですね。
Re: (スコア:0)
行く手にタイヤの跡
Re: (スコア:0)
「さて、ここまで到達する探査車は現れるでしょうか!?」
Re: (スコア:0)
ここまで読んでやっと分かった。次は蛇が尻尾から落ちてくるんだよな。
Re: (スコア:0)
月面の洞窟の中には5万年前の白骨が転がる。
Re: (スコア:0)
NASA・CIA「計画通り」
想像していたのと違う (スコア:0)
「めっちゃ頑張っていいところまで行ったけど残念ながら届かなかった」
というのを想像していたけど、みんな皮算用だったんだね
Re: (スコア:0)
賞金を全額当てても赤字、成果物の商業利用の当てもないからなぁ
もし賞金で全額賄ってお釣りが来るようなら商用ロケットで着陸させる見込みでローバーだけ作っても大丈夫だっただろうけど
Re: (スコア:0)
みんなローバー作るのに夢中で、誰も月まで行く手段を用意してなかったってとこかな。
入賞条件が月面で撮影するってのだったら、違う結果になったと思う。残念だ。
Re:想像していたのと違う (スコア:2)
1行目、なんだか既視感が。
# あー、軌道エレベータ競技でよくみるパターン。
Re:想像していたのと違う (スコア:1)
たしかどのチームも月まで自前の手段で運ぶことは計画していなくて、既存のロケットで運んでもらう前提だった。
日本でもかぐやのようなでかいやつを運んでいるので複数の選択肢はあったはず。
それができなくなったのは予算や重量などのハードルが当初の想定より高かったんだろうな。
うじゃうじゃ
Re: (スコア:0)
ぶっちゃけローバーは中学生でも造れるからね(月面でトラブルかもしれないけどとりあえず動きそうなのは誰でも造れる)。
#運搬だけでなく地球との通信もきっと他人任せ前提だよね・・・
Re:想像していたのと違う (スコア:1)
ロケットはせいぜい月へ降下できる軌道まで、軟着陸はローバー側の仕事ですよ。
真空なので減速用のロケットは必須です。
それに地球への通信も他人に中継をお願いするならそれなりにお金を取られます。
人工衛星を軌道投入するまで追跡する場合も、外国の地上局に追跡を依頼するときはお金払ってるそうです。
うじゃうじゃ
Re: (スコア:0)
日本から参加していたチームはインドのチームの着陸機(ランダー)に相乗りする計画でした
探査車と着陸機を個別に用意するチームも、それらを兼ねる機体で参加するチームのもあったので
その辺は設計思想によりけり
Re: (スコア:0)
「着陸手段」も用意しなければなりませんからね。
月起動まで到達したら減速・降下、逆噴射しながら軟着陸。
ローバーよりも着陸手段の方が金かかるのではないかと。
Re:想像していたのと違う (スコア:1)
人間じゃないんだし、空気もなく住民もいない月面上では軌道速度のまま高度ゼロまで下げても(クレーターにぶつかること以外には)特段の危険はない
よって秒速1kmからフルブレーキかけて止まれるローバーなら大丈夫
Re: (スコア:0)
> よって秒速1kmからフルブレーキかけて止まれるローバーなら大丈夫
ふむふむ。それってどんなブレーキなんですか?
Re:想像していたのと違う (スコア:2)
LUNAR-Aで予定されていた月ペネトレータですら、300m/sからの「急減速」ですね。
1km/sからの減速…うーん、どんなのだろう。
Re:想像していたのと違う (スコア:2)
徹甲弾の砲口初速が1.5km/sです。どう工夫しても砕け散るか、軟着陸以上にエネルギーを使うでしょう。
Re:想像していたのと違う (スコア:1)
月面に接触させればいい。
最初に接触してから、止まったところまでが500mあれば
ノルマ達成だ。
Re:想像していたのと違う (スコア:1)
垂直ではなく水平方向なんですから、別に「急減速」はしなくてもいいんじゃないかな。機体の一部を軽く月面に接触させてエアブレーキのような感じでゆっくりと減速。
この理論の最大の問題は、速度の大きさではなく、月面が真球ではないことでしょう。
元コメではあっさりと「(クレーターにぶつかること以外には)特段の危険はない」などと言い捨ててますが、月面のでこぼこが最大の問題。ローバーの大きさと比べるなら、10cmオーダーのでこぼこも危険要素で、ちょっと大きめの石が転がってたら、そこでもう大事故。月面が理想的な球面のアボカドでもないかぎり、そんな着陸方法は無理。
#以下、ロケットガールのネタばれ注意。
.
.
.
.
.
.
逆方向ですが、野尻抱介の小説「私と月につきあって」では、水平方向に打ち上げてますね。
月面からの帰還用ロケット(垂直上昇方式)が壊れて推力が足りなくなったので、
現場作業で帰還ロケットをソリに仕立て上げ、水平方向の地上走行で軌道速度まで加速して帰還。
Re: (スコア:0)
> 月面に接触させればいい。
無粋なお願いだけど、どういうジョークなのか解説してくれ。
さっぱりわからん。
Re: (スコア:0)
マジレスをジョークだと思い込むから分からんのだよ
書いてある通りの話じゃないか
Re: (スコア:0)
金子隆一著「スペース・ツアー」におなじアイディアの減速方法が載ってましたね。
月面に砂を敷き詰めた着陸場を作って、着陸機側には橇を装備します。
近地点を月面まで下げて橇を砂地に接触させ、摩擦で減速させます。
まあ人工的に平らな砂地を作らないでやると、地面の凸凹にぶつかってバラバラになるとは思いますが。
Re: (スコア:0)
まあ火星探査機なんて毎回ハードランディングですからね
だから衛星軌道の (スコア:0)
ソーラーセイル・レースにしとけと、あれほど言っといたのに ・・・クラーク
Re: (スコア:0)
そして深夜の静かな町を突然太陽光で照らすんですね。