SpaceX、ファルコン9の最終形態「ブロック5」の初打ち上げに成功 22
ストーリー by headless
初物 部門より
初物 部門より
SpaceXは東部夏時間11日16時14分、Falcon 9 Block 5ロケットによるBangabandhu Satellite-1打ち上げミッション(PDF)をケネディー宇宙センターLC-39Aで実施した(SpaceXのニュース記事、
動画)。
Bangabandhu Satellite-1はバングラデシュ初の静止通信衛星。Falcon 9 Block 5自体も今回が初打ち上げとなる。打ち上げから約33分後にBangabandhu Satellite-1は静止トランスファー軌道に投入され、打ち上げは成功した。ロケット第1段は打ち上げから約8分30秒後に大西洋上のドローン船「Of Course I Still Love You」上に着陸し、回収も成功している。
これについて AC0x01 曰く、
Bangabandhu Satellite-1はバングラデシュ初の静止通信衛星。Falcon 9 Block 5自体も今回が初打ち上げとなる。打ち上げから約33分後にBangabandhu Satellite-1は静止トランスファー軌道に投入され、打ち上げは成功した。ロケット第1段は打ち上げから約8分30秒後に大西洋上のドローン船「Of Course I Still Love You」上に着陸し、回収も成功している。
これについて AC0x01 曰く、
Block 5は、かねてよりFalcon 9の最終形態として予告されていたバージョンだ。改良の結果、わずかな整備で迅速な再利用が10回以上できるようになっており、パーツ交換などを行うことで最大100回の再利用が可能になるという。ISSのクルー交代ミッションでも本バージョンを使用する予定となっている(Engadget日本版の記事、 Space.comの記事)。
予告通りであれば、Falcon 9の改良はこれで一区切りとなり、今後同社は超大型ロケットBFRの開発に邁進していくとみられるが、その一方で第2段をバリュートで回収する話なども出ているので、今後もマイナーアップグレードは続くのかもしれない。
なお、SpaceXでは、Falcon 9の「大規模なアップグレード」としてはBlock 5が最後になると説明している。