宇宙最速で成長しつつある超大質量ブラックホール 43
モンスターボールではない 部門より
オーストラリア国立大学の研究チームが、宇宙最速(知られている中では)で成長しつつある超大質量ブラックホール(通称モンスターブラックホール)を発見した(The Archaeology News Network、ABC)。その質量は太陽の200億倍以上で、100万年で1%増加、二日で太陽相当の質量を飲み込んでいる。ビッグバンの12億年後に出現したと考えられる。仮に銀河系の中心にあると仮定すれば、銀河系全体の明るさの数千倍も明るく、地球ではブラックホールが放つX線で生命の存在が不可能になるという。
なお、当該ブラックホールは赤方偏移しており、120億光年の距離にあるので、地球への影響はない。