新たな地球の衛星が見つかった? 31
宇宙雲 部門より
地球の衛星と言えば月が唯一のものと言われているが、これ以外にも地球の衛星は存在するという研究結果が発表された。この衛星は地球から約40万kmという距離にあり、すべてちりでできているという(ナショナルジオグラフィック)。
この天体はコーディレフスキー雲と名付けられており、1961年に存在が報告されているものの、不規則にしか確認されておらず、本当に実在するかどうかは分かっていなかったという。
この天体の存在が確定していなかった理由は、天体を構成する粒子(ちり)のサイズが直径1マイクロメートルほどと小さいため、観測が難しかったからだという。また、この粒子は地球や月の重量によって増減している可能性があるようだ。