地球外生命からのメッセージ説もある反復する高速電波バースト 27
ストーリー by hylom
話は聞かせてもらった 部門より
話は聞かせてもらった 部門より
あるAnonymous Coward曰く、
銀河系外から届く「高速電波バースト(Fast Radio Burst/FRB)」の中でも珍しい「リピーター」が再び観測された。このリピーターは地球外知的生命が発信するメッセージか、地球外知的生命の宇宙探査機が発するエネルギーではないかと考える研究者も少数ではあるが存在する。FRBは、数十億光年先から放たれた、わずか数ミリ秒間のみランダムに発生する謎の電波で、一瞬で太陽1世紀分の強力なエネルギーを放つという。
なかでも反復するFRBである「リピーター」は、過去に1度しか観測されていなかった極めてまれな事象だった。今回、カナダの最新の電波望遠鏡「CHIME」により、2度目の観測例が報告された。初観測されたリピーターは2012年の「FRB 121102」で、地球から約30億光年離れた宇宙で発生した。
CHIMEが観測した2回目のリピーターである「FRB 180814.J0422+73」は、地球から15億光年の場所で発生した。2回目のリピーターは2018年7月から8月にかけて観測されたFRBの一つだ。リピーターについては6度のフラッシュが観測されており、最後のものは10月後半まで続いたようだ。天体が複数回衝突したり、複数回崩壊するということは考えにくいことから、リピーターの発生原因は分かっていない(Newsweek、BIGLOBE NEWS)。