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月

中国・月面での超小型バイオスフィア実験、夜に入って実験終了 52

ストーリー by headless
凍結 部門より
月の裏側に着陸した中国の嫦娥4号着陸機には重慶大学が開発した超小型のバイオスフィア実験装置が搭載されており、ワタの種子を発芽させることに成功していたが、着陸地点が夜になったことで実験は終了となったようだ( 新華網の記事The Registerの記事重慶大学のニュース記事)。

この装置は直径173mm、高さ198.3mmのアルミニウム合金製で、実験用生物としてはワタのほかアブラナやジャガイモ、シロイヌナズナの種子とキイロショウジョウバエの卵、酵母の6種類が搭載されている。水や土、空気、温度調整装置、記録用カメラを含む総重量は2.608kg、内部のスペースは1リットルほどだという。4種の種子のうちワタとアブラナ、ジャガイモは人間の生活に必要な作物となるために選ばれ、シロイヌナズナは成長の早さから選ばれたとのこと。

装置は着陸初日の3日から稼働し、7日にはワタの種子の発芽が確認される。植物栽培実験国際宇宙ステーションでも行われているが、地球以外の天体上で植物の種が発芽するのは世界初だという。しかし、12日には地上から装置にシャットダウンコマンドが送られ、電源が切られる。現在、着陸地点は夜になっており、電源の切れた装置内部は氷点下52度に達するため、内部の生物はすべて凍ってしまったとみられ、実験も終了となった。

新華網の記事では夜になって着陸機がスリープモードに入ったと書かれているが、装置にはバッテリーも搭載されているため、この時点でなぜシャットダウンしたのかは不明だ。
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 月面で世界初 (スコア:2, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2019年01月19日 15時33分 (#3550859)

    >地球以外の天体上で植物の種が発芽するのは世界初
    世界初?

    • by Patilise (45974) on 2019年01月19日 16時07分 (#3550867) 日記

      地球以外の天体に植物が存在する可能性を暗黙的に否定していますね。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        地球外生命体を地球の常識で簡単に「植物」「動物」と二項分類できるんだろうか?
        光合成できる二足歩行する知的生命体いたらそれは植物?動物?

        • Re:月面で世界初 (スコア:2, おもしろおかしい)

          by Anonymous Coward on 2019年01月19日 20時23分 (#3550950)

          動植物じゃね?

          親コメント
        • by Anonymous Coward on 2019年01月21日 12時06分 (#3551432)
          植物は「クロロフィルa/bをもち葉緑体膜が2重である生物」と明確に定義づけられているので、光合成できる二足歩行は葉緑体膜が2重なら植物です。
          ミドリムシは葉緑体膜が3重なので植物ではありません。異星生物でも捕まえさえすれば同じように判断できるでしょう。
          動物にはこれほど明確な定義はありません(菌類は動物なの?)が、植物学者が植物だと言うものを動物学者が動物だと主張したところで特に困るものでもないでしょう。
          親コメント
          • by Anonymous Coward

            つまり、#3550938 で植物と動物に二項分類できるのか?と問いかけていますが、
            植物についての定義は明確になっているので、植物と「植物以外」の分類はできるが、
            動物についての定義は明確でないので、
            「植物でかつ動物」もあり得るし、「植物でも動物でもない」もあり得る、
            ということですね。

      • by Anonymous Coward

        大丈夫。
        世の中、学者センセが発見するまでは、地元民がフツーに食っている魚でも未発見だから。

    • by Anonymous Coward on 2019年01月19日 16時38分 (#3550878)

      史上初、としておけば間違いなかったですかね。

      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2019年01月20日 4時57分 (#3551029)

      映画オデッセイで植物植えたらそこは自分の領地みたいな描写があったけど、まさか中国は…

      親コメント
    • by Anonymous Coward
      正確には「発芽か観測されるのは」なんだろうね。
    • 逆に言うと、「ISSくらいの重力では発芽しないけど、月面くらいの重力では発芽できる」と言う事が分かった訳で。
      これ、かなり大きな進歩だと思いますよ。
      # そういえば、ショウジョウバエの卵はどうなったのだろうか。

      • by Anonymous Coward

        ISSでも発芽してませんでしたっけ。
        発芽率は低くなるものの基本的に無重力の影響はないという結論だったような気がする。

  • by Anonymous Coward on 2019年01月19日 16時17分 (#3550871)

    見えてはいけないものか見えてしまったのでしょう。

  • by Anonymous Coward on 2019年01月19日 17時44分 (#3550900)

    月に花を咲かせるとかは中国っぽくてセンスが良いかなあと思ったけど、中国は国の花(国花)は無かったか

    • by Anonymous Coward

      中華自体が花という意味なんだけど…
      真ん中の花が目立ちすぎ
      ときどき周りの花をふんづけるという…
      というか常時圧迫し続けるという
      空気の悪いアイドルグループみたいな…

  • by Anonymous Coward on 2019年01月19日 18時12分 (#3550906)
    目的を充分に達成したからでしょ
    中国共産党の威信の増加と、将来の権益主張の足がかりとしてはこれで必要充分でありこれ以上は無駄
    もちろんこの探査機の目的が人類の科学知識の増大とか中国人民の生活と福祉の増進であれば、「これで充分」と言えるかどうかに疑問の余地はあるが
    • by Anonymous Coward on 2019年01月19日 18時30分 (#3550912)

      バッテリーが次に昼になる15日後までもつ設計じゃなきゃ、シャットダウンするだろうな。
      凍結させても仮死状態になって死なない生物だったら次の昼に実験再開できるけど

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        前に、バッテリーを低温環境で使用しようと実験したら
        電流が取り出せなくなったのを思い出した。原因は忘れたけど(電解液が凍ったかなんかだったと思う)

        • by Anonymous Coward

          電池は基本的に化学反応でエネルギーを取り出すので、低温だと反応が進みにくくなり性能が落ちる。
          電力使ってでもバッテリー自体を適温に保ちましょう。

    • by Anonymous Coward on 2019年01月20日 7時31分 (#3551044)

      中国のやり方見てるとJAXAみたいに一度にあれもこれもぶち込んでこないで、徐々に段階踏んでいる。

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2019年01月20日 14時13分 (#3551115)

        そりゃ今後もアホみたいに打ち上げる予定だし、「成功」で終わらないと命が危険な国だもの。

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          >「成功」で終わらないと命が危険な国だもの

          だったら逆にあれこれぶち込んでどれかは成功するようにするのでは。

          そういう意味で「失敗で終わったら」じゃないかな。

          • by Anonymous Coward
            かの国では「失敗で終わる」ことはありません。
            それはトップの面子を潰す行為なので、どんな方法をもってしても「成功」で終わらせます。
            逆に最終的に「成功」してさえいれば面子は保たれますので、1回の失敗でにわかに命が危うくなると限ったものでもありません。たとえ手下を殺したところで「成功」しなければ面子が潰れたままなのは変わらないのですから。
        • by Anonymous Coward

          成功しないと命が危険ってどういうことですか?
          そこの実験で不治の病の治療薬が開発されているとかですか?

          何を言っているのかわかりませんので詳しく教えてください。
          そしてそんなわけのわからないコメントにプラスモデレートしているモデレータの人も、何を持ってプラスに値すると判断したのか説明してくれたら嬉しいです。

          • by Anonymous Coward

            別ACですが。

            わたし自身は詳しくないんでどこまで本当かわかりませんが、漏れ聞いている話を総合すると
            (#3551435)で言及されているとおり、メンツを重視するお国柄のため上層部のメンツのために
            失敗を許されない、失敗したら下手をしたらなかったことにされる、ってことかと。

            #どこもその傾向はあるだろうが、特に強そう・・・・ってことで

      • by Anonymous Coward on 2019年01月21日 10時51分 (#3551400)

        JAXAが一度にあれもこれもとひとつのプロジェクトにぶちこむのは、予算不足が原因だからな
        何度も打ち上げする予算がないから、一度の打ち上げでできるだけ多くのことをしたい
        もちろん、その分設計は複雑になるし、打ち上げ失敗や機器トラブルの際には多くのプロジェクトが同時にこけるから、よいやり方であるとは言えない
        一方、中国は何度も打ち上げできる予算を与えられているから、小分けにしてプロジェクトを進めることができる

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          どっかの大学の衛星の開発が間に合わなくて、絶対に失敗すると皆が確信している状態で打ち上げロケットに搭載させた話がありませんでしたっけ?

          どうせ失敗するのが確実なら、石ころでも搭載して、日本の上空に来た時に大気圏に突入させて皆で流れ星を見ようってイベントにすりゃいいのに。

    • by Anonymous Coward

      チベットやウイグルの扱いと同じか

      • by Anonymous Coward

        アメリカ人の次に月に行ったのがチベット人かウイグル人になりそうで怖い。

        • by Anonymous Coward

          アメリカ人の次に月に送り込まれたチベット人だかウイグル人が、地球に還って来るとは書かれていない。

    • by Anonymous Coward

      なんか辛気臭い…

    • by Anonymous Coward

      過酷な月の夜の寒さを考えると、原子力電池でも無ければ暖房続かないんじゃないかな。
      でも原子力電池は実験の邪魔にもなりそうだから。
      超絶な断熱構造も重量考えると難しいだろうし、どうせこれに全てのリソースが使える訳でも無いだろうし。

      って事で、つまりは単に「予算の問題」って世知辛いお話でしか無さそうだ。

  • by Anonymous Coward on 2019年01月19日 19時50分 (#3550941)

    国境を越えるのにも厳しい制限があるのに、星間を越えて問題にならんのかな

    • by Anonymous Coward

      密閉されてるならいいんじゃない?

      • by Anonymous Coward

        地球以外に着陸する宇宙機は厳密な消毒が求められるとか言いますね
        こいつもそうだったのかな
        この容器も事故に耐えるよう頑丈に作られてるのも

        • by Anonymous Coward

          既に米ソがやっちゃってるからねぇ
          下見の探査機のパーツを回収したら中で微生物が生き延びてたっていうし

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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー

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