パスワードを忘れた? アカウント作成
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
2019年2月6日のサイエンス記事一覧(全2件)
13832169 story
火星

火星のすべての緯度で井戸が掘れる可能性がある 14

ストーリー by hylom
掘っても簡単に水が得られるとは限らなそう 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

火星に地下水がどのくらい存在するかにはさまざまな議論がある。が、少なくとも氷が存在することは過去の探査からハッキリしている。複数の研究者により、水もしくは氷が存在する条件についていくつかのモデルが提案されているが、北半球赤道地域のクレーターにおける地下水湧昇の地質学的証拠を調べた例はほとんど存在しなかったという。

そして、最新の探査機で得られた地形データから、赤道北部のいくつかの深部クレーターには、地下水が存在する可能性が高まっているという。1月に発表された論文(PDF)によると、火星の赤道から北緯37度までにある24個の深いクレーターのうちの15のクレーターにそうした条件に合う場所が存在する模様。条件に合うのは火星の測地基準系からマイナス4000mから5000mの間のクレーターで、水位の変化によって地形が変わった痕跡があるという。

サイエンス・ライターのRobert Zimmerman氏は、火星の地下にはほぼすべての緯度で氷が存在するのではないかと指摘している(Wiley OnlineBehind the blackSlashdot)。

13832197 story
音楽

ハーバード大学のThe Music Lab、ベータ版市民科学プラットフォームで音痴テストなどを公開 10

ストーリー by hylom
簡単に調べられるやつ 部門より
headless曰く、

ハーバード大学心理学部のThe Music Labがベータ版市民科学プラットフォームで「Tone-deafness Test」(音痴テスト)など、4つのゲームを公開している(ベータ版サイトThe Verge)。

Tone-deafness Testは音程の上昇・下降を正しく認識できるかどうかをテストするものだ。1問ごとに4つの音が再生されるので、キーボードで最後の1音が上昇したか(U)、下降したか(D)を選択する。最初の3音は同じ音程(A440)だ。全問終了すると、正解数や反応速度、何%の人よりも成績が良かったのかという情報が表示される。

全32問の中には微妙な音程差の問題も出現するが、大半は容易に正解できるものだ。静かな部屋でヘッドフォンを使用した場合の正解数が20問未満の場合は感覚性失音楽症の可能性もあるという。ただし、5分ほどの短いテストなので確実な診断ができるわけではないとのことで、より正確にテストしたい場合はInternational Laboratory for Brain、Music、and Sound Reserch(Brams)のオンラインテスト(要Flash)などの利用が推奨されている。

このほかのクイズは世界の民族音楽を聴いて演奏される場面を当てる「World Music Quiz」や、歌や話の相手が大人なのか赤ん坊なのかを当てる「Who's Listening?」の2つ。「Synthesizer Game」は民族音楽のメロディーのみシンセサイザーで演奏したものと元の演奏との違いを参加者が評価するもので、これだけはクイズではない。

typodupeerror

計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである

読み込み中...