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2019年2月13日のサイエンス記事一覧(全3件)
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テクノロジー

ドローンによる死亡事故、これまでに3例が発生していた 71

ストーリー by hylom
飛んでくる重量物 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

ドローンが人に衝突することによる死亡事故が全国で3件発生していたという(西日本新聞)。これを受けて政府が対応策を含めた航空法の改正を検討しているとのこと。

地上(水上)安全確保の為、それに関わる部分は有人搭乗操縦機と同等の規制が必要でしょうな。逆に、ドローンの規制水準まで、有人搭乗操縦機規制も緩和しても良いだろう、諸外国(大陸国・島礁群国)のように。

事故はいずれも農薬散布中のヘリコプター型機体で、回転翼や機体が操縦者や操縦補助者に衝突したというものだそうだ。

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地球

「ちきゅう」による南海トラフ断層の掘削、プレート境界断層への到達は不可能との見込み 59

ストーリー by hylom
残念 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

JAMSTEC(海洋研究開発機構)が南海トラフで行っている深海探査機「ちきゅう」による超深度採掘において、目標としていたプレート境界断層への到達が不可能である見込みとの告知を行った(JAMSTECの「プレート境界断層に向けた超深度採掘」ページ毎日新聞)。

プロジェクト(IODP・国際深海科学掘削計画 第358次研究航海)では無人探査機の潜行やライザーなどが完了し、採掘を行っていた。計画ではプレート境界断層まで掘削してプレート境界断層を採取する予定だったが、掘削地点の地質構造は予測していた以上に掘削が困難なものでした」とのことで、目標としていたプレート境界断層への到達は不可能との見込みだという。

関係者の無念は察するに余りあります(でもまたチャンスがきっとあるでしょう、とは無責任な部外者の慰め)。

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医療

インスリンの経口投与を可能にするカプセル、ヒョウモンガメの甲羅をヒントに開発される 15

ストーリー by hylom
インスパイア 部門より
headless曰く、

MITを中心とした研究グループがインスリンの経口投与を可能にするという、ブルーベリー粒ほどの大きさのカプセルを開発した(MIT NewsSlashGearArs Technica論文概要)。

インスリンなどの生体高分子は病気の治療に高い効果を持つ一方、消化器官で分解されやすく、吸収効率も悪いため、経口投与で効果を発揮させるのは困難だ。研究グループのメンバーの一部は数年前、胃壁や腸壁に注射可能な多数の細かい針を備えたカプセルを開発しているが、針が確実に刺さるとは限らないのが難点だったという。

研究グループでは今回、ひっくり返っても元に戻るヒョウモンガメの甲羅をヒントにカプセルSelf-Orienting Millimeter-Scale Actuator(S.O.M.A.)をデザインした。これにより、カメの腹に相当する注射針を備えた部分が確実に胃壁へ着地するという。注射針はフリーズドライのインスリンで作られており、糖で作られたディスクで固定されている。カプセルが胃に入ってディスクが溶けると、針がスプリングにより押し出されてインスリンが注射される。

インスリンは服用から1時間ほどで血管内に送り込まれ、カプセルは便と一緒に排泄される。胃には痛点がないため、患者の不快感も少ないとみられる。ブタを使用した実験では300マイクログラムのインスリンを注射することに成功しており、後に1型糖尿病患者が必要とする5ミリグラムまで増やすことに成功しているとのことだ。

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