室温で緑色発光するp型/n型新半導体、新たな緑色光源への応用が期待される 16
ストーリー by hylom
緑は効率が低いのか 部門より
緑は効率が低いのか 部門より
あるAnonymous Coward曰く、
東京工業大学の細野秀雄教授らが、室温で緑色発光するペロブスカイト硫化物の新半導体「SrHfS3」を開発した(東京工大の発表、Journal of the American Chemical Society)。
現在発光ダイオードなどで使われているInGaN系(窒化物)やAlGaInP系(リン化物)の物質は緑色における電流の光変換効率が低いという問題がある。今回開発されたSrHfS3は、高効率、高輝度、高精細が要求される次世代光学素子用の緑色光源として応用されることが期待されるという。
なお、細野秀雄氏はIGZOの開発で知られている。発見ではなく開発という言葉を使ったのは、材料を見つけ出すのではなく、目標のバンドギャップを持つ材料を設計していくというやり方に敬意を払ってみました。
実用化が楽しみ (スコア:2)
電源ON時のインジケーターとか、エコ的な表示をしたいとか、
緑色のLED使いたいことってたまにあるんだけど、
他の色のLEDとおんなじぐらいの明るさにしようとおもったら電流を多く流さなきゃいけなくて大変。
しかも赤っぽくなく、青っぽくないちょうど緑のあたりが効率悪いっていう。
なので実用化がたのしみ。
Re:実用化が楽しみ (スコア:1)
大変なほど電流を多く流すのは、電流の流しすぎ/輝度過剰
最近の高輝度LEDはデータシート上の定格電流を流したら眩しすぎるくらい明るく光る
たとえば赤色LEDなら直射日光下で使うのでもなければ、2mA~3mA程度で十分
Re:実用化が楽しみ (スコア:1)
1つの製品で1個2個のLEDだけだったら特に気にならないんだけれども、数十個のLEDを制御したいときがある。
そうなると低電流のLEDドライバ [ti.com]を使用することとか、ダイナミック点灯とかいろいろ方法を考えることになる。
1色だけならいいんだけど、光度の大きく違う色(またはランク)のLEDを何も考えずに一緒にして使うと一方の色が明るくて、もう一方の色が暗く見えてしまうんだ。
赤と緑(黄に近い方)を2,3mAぐらいのおなじ電流で光らせてみると多分緑が赤に比べて暗く見えると思うよ。
対策はいくつかあるのだけれども、うまくやらないとコスト増につながる。もちろん高輝度でも同じことが言える。
あとあんまり電流流せない電源を使われると、LEDの小さな電流を気にし始めるかな。
あと高輝度の緑LEDってちょっと青みがあってお客さんによってはNoになることがある。
最近回路設計してないから、もしかしたらいいのがあるかもしれない。いいのあったら教えてください。
Re: (スコア:0)
前いた重機系の所だと、そっちに合わせた直射日光下前提のLED電流の社内規定(確か18mA以上かつ定格以内)があって、それが屋内でしか使わない物にも一律で適用されてたので無茶苦茶眩しかったのを思い出した。
Re: (スコア:0)
使う場合は、先天赤緑色覚異常の方を考慮してあげてね。
# OFFを赤、ONを緑にすると解らない。
Re: (スコア:0)
色の表示は規格で決まってるところがあるので
Re: (スコア:0)
この辺は人により色々だから突き詰めると現実問題キリがないと思う。
色覚異常のタイプも色々あるし、音で代替すれば聴覚に異常のある人どうするんだってことになる。
結局は現実的なコストや技術的な制約により、どこかで線引きしないといけないし。
あるいは経営者が頭髪に不自由している某携帯電話会社のように障害者をバッサリ切って安さを追求して、映画の協賛とか広報活動で誤魔化すのも選択の一つだし。
見つめるキャッツアイ (スコア:0)
ふーふふんふふん♪
Re: (スコア:0)
ふんふふふふに光〜る〜♪
ペロブスカイト (スコア:0)
ペロブスカイトってここ数年材料系の記事でよく見る単語ですが、応用範囲が広くてなかなか面白い構造なようですね。
時々「ペロブスカイト」でWeb検索したりもします。
Re: (スコア:0)
4/8K放送を受信するテレビがより綺麗に絵作り出来るかもとか、
ノートやスマホのLEDバックライトが省電力化出来るかもとか、
灯台や信号が見やすくなるといった小並感なコメント位しか思い浮かばなくて。
Re: (スコア:0)
流石に今時、緑色LEDバックライトモノクロ液晶ディスプレーの需要はないでしょう。
但し非常口灯の需要はあるかも(今は青+黄かな?)。
Re: (スコア:0)
LED光源のプロジェクターやスマートグラスとかに需要が有れば良いな。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
高輝度緑LEDは地味にありがたいんだけど地味なんだよね……