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2019年5月31日のサイエンス記事一覧(全2件)
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音楽

シンセサイザー開発者Bob Moogの博物館「Moogseum」が米国にオープン 9

ストーリー by hylom
確かに博物館らしさはない 部門より
headless曰く、

シンセサイザーの父として知られ、2005年に死去したBob Moog氏の博物館「Moogseum」が米国・ノースカロライナ州アッシュビルにオープンしたそうだ(公式サイトプロジェクトページThe Vergeプロモーション動画)。

Moogseumの外観は町の楽器店のようだが、内部は博物館らしい展示が行われている。主な展示物は実際に演奏可能なさまざまなメーカーによるシンセサイザーやテルミン、エフェクトペダルのほか、再現されたMoog氏の作業台、Moog氏の生涯やシンセサイザーの歴史をまとめたインタラクティブなタイムライン、シンセサイザーの中に入って電気が音に変わるまでを体験できる「How Electricity Becomes Sound」など。

Moogseumを運営するBob Moog FoundationはMoog氏の死後に家族や友人、同僚が設立した非営利組織で、Moog Music、Inc.とのかかわりはないとのこと。MoogseumはMoog氏が生まれた5月23日に仮オープンし、正式オープンは命日の1週間前にあたる8月15日だという。開館時間は11時~17時、日曜日と火曜日は休館日となる。

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医療

ポリビニルアルコールを使って造血幹細胞を培養する手法が開発される 50

ストーリー by hylom
これはすごい 部門より

東京大学などの研究チームが、ポリビニルアルコール(PVA)を使って造血幹細胞を培養する手法を開発したと発表した朝日新聞Nature誌掲載論文)。

造血幹細胞は、白血球や赤血球、リンパ球、血小板といった血液に含まれる細胞に分化できる幹細胞。造血幹細胞を活用することで白血病や悪性リンパ腫といった疾病を治療できると期待されている。

今まで造血幹細胞の培養にはアルブミンなどのタンパク質を加えた培養液が使われていたが、これらタンパク質に含まれている微量の混入物や造血幹細胞の安定的な未分化性を阻害し、またタンパク質の酸化反応が細胞の老化を誘導してしまうことが分かったという。今回使用されたPVAは安価で容易に調達できるという特徴があり、タンパク質を加えることなく利用でき造血幹細胞の未分化性を阻害しないという利点があるという。研究チームによると、1ヶ月間以上も造血幹細胞を未分化な状態で増幅培養できる報告は世界で初めてだという。

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私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson

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