パスワードを忘れた? アカウント作成
13938987 story
バイオテック

加齢で減る酵素を若いマウスから採取して老齢マウスに注射すると寿命が延びる、という研究結果 17

ストーリー by hylom
闇医師がネタにしそう 部門より

Anonymous Coward曰く、

生命活動に必須の「NAD」という物質を合成する「eNAMPT」という酵素は加齢によって減少していき、さらにこの酵素を若いマウスの血液から採取して老化したマウスに注射することで老化を遅らせる効果があるという研究結果が発表された(朝日新聞日本医療研究開発機構の発表Cell Metabolism誌掲載論文)。

NADは加齢とともに減少していき、これによって臓器や組織の機能低下や老化関連疾患の原因となることが知られていた。今回の研究ではマウスへの注射により中間寿命(健康寿命)が10.2%、最大寿命が15.8%延びるという結果が得られたという。なお、人間においても加齢による血液中のeNAMPT量減少が確認されているそうだ。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
typodupeerror

計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである

読み込み中...