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2019年7月23日のサイエンス記事一覧(全4件)
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地球

環境省、「2100年未来の天気予報」を公開 30

ストーリー by hylom
達成できるのだろうか 部門より

環境省が「2100年未来の天気予報」(新作版)を公開した(環境省の発表リせマム)。

予想される2100年の夏と冬の気温を天気予報の形で表現した動画コンテンツで、温暖化対策による産業革命以前からの気温上昇を1.5℃に抑えられなかった場合と、抑えられた場合の2パターンがそれぞれ用意されている。

これらによると、気温上昇を1.5℃以内に抑えられなかった場合の夏の天気予報では「全国140地点で最高気温40℃超え」「熱中症などの熱ストレスによる国内死亡者数1万5千人超」「年間猛暑日予想は東京で60日」「豪雨や強い勢力の台風などによる大きな被害」などが予想されている。一方、1.5℃に抑えられた場合は「全国の最高気温は30℃台後半から40℃程度」、「東京の猛暑日は16日」といった状況になるという。

冬の天気予報では、気温上昇を1.5℃以内に抑えられなかった場合、最高気温は冬場でも25℃を超え、冬でも熱中症となる人が出たり、高い気温のせいで桜が開花しきらないことがあるなどと予想されている。

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医療

島津製作所などが開発したアルツハイマー病の血液検査技術、精度は9割近くとの報告 27

ストーリー by hylom
十分活用できそう 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

昨年、島津製作所および国立長寿医療研究センターの研究者らが血中タンパク質からアルツハイマー病変を検出する技術を確立したと発表したが(過去記事)、この手法を使ってアルツハイマー病の検出を行ったところ、その精度は88%と高かったことが報告された

これは16日にロサンゼルスで開催されたアルツハイマー病協会国際会議(AAIC)で発表されたもの(プレスリリースCBS NEWSSlashdot)。

通常、アルツハイマー病の症状が現れる前に起こる脳の変化は、陽電子放出断層撮影(PET)スキャンもしくは、髄液中のアミロイドおよびタウタンパク質を測定することによってのみ評価できる。しかし、これらの方法は高価であることから、簡単で広く利用可能な診断ツールが求められていた。

この手法を使った実験結果では、実際にアルツハイマー病の人については92%がアルツハイマー病であると診断でき、またアルツハイマー病ではない人に対してはその85%をアルツハイマー病ではないと診断できたという。

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ビジネス

サンマ漁獲規制の数量制限で各国が合意、しかし漁獲枠は昨年を漁獲量を上回る 48

ストーリー by hylom
実質的意味はなし? 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

ここ数年、日本ではさんまの不漁が続いている。日本政府は中国や台湾によるサンマ漁が不漁の原因の1つだと主張しており、そのため日本や中国、台湾などが北太平洋漁業委員会においてサンマの漁獲量制限を行うことで合意したという(日経新聞産経新聞)。

今回定められた漁獲枠は年55万6250トンだが、2018年のサンマの漁獲量は各国合計で約44万トンということなので、資源保護や乱獲防止と言いつつも、実際には何ら意味がない制限と思われる。規制は日本が求めたもので、おそらく日本式の「規制さえ作ってしまえば、後で数値はいくらでも変えられる」という発想なのだろうが、他の国々にそんな考えが通用するかは疑問である。

日本のサンマ漁獲量は、変動はあるもののここ20年でさほど変わっていない一方、10年ほど前から台湾の漁獲量は大きく増え、またここ数年は中国の漁獲量も増えているようだ(2018年の毎日新聞記事東洋経済)。

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テクノロジー

SpaceXの試験機「Starhopper」、燃料漏れの結果炎上 7

ストーリー by hylom
気化した燃料はすぐ燃えて爆発する 部門より
AerospaceCowboy曰く、

7月16日、米民間宇宙開発企業SpaceXの宇宙船プロトタイプ「Starhopper」がエンジン燃焼試験中に炎上した(TechCrunchNASASpaceflight.comSlash Gear)。

この事故によってStarhopperが火球に包まれる映像も公開されている。原因は不明。機体の状況も不明。来週行われる予定であった、ロケットの推力を使っての浮上(hop)テストも実施されるか否かも現在不明。

SpaceXのイーロン・マスクCEOはその後、この事故について漏れた燃料に引火した結果発生したことを明らかにした。Starhopperには大きなダメージはないという。

SparhopperはSpaceXが開発する大型ロケット「Starship」で使われる予定のエンジン「Raptor」のテスト機という位置付けで、今年4月にはごく短時間・短距離の浮上試験に成功していた(Engadget日本版)。今回エンジンで事故が発生したものの、マスク氏によると2~3か月後にStarshipのプロトタイプを飛行させるつもりのようだ(TechCrunchの続報)。

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日本発のオープンソースソフトウェアは42件 -- ある官僚

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