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2019年8月31日のサイエンス記事一覧(全2件)
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NASA

NASA長官、冥王星は惑星だと宣言 66

ストーリー by hylom
名誉惑星とかどうでしょう 部門より

headless曰く、

NASA長官のジム・ブライデンスタイン氏が冥王星は惑星だと宣言している(Cory Reppenhagen氏の動画ツイート9Newsの動画記事The Next Web)。

ブライデンスタイン氏は冥王星降格記念日の前日にあたる8月23日、新たに完成したAerospace Engineering Sciences Buildingを視察するためコロラド大学ボルダー校を訪問した。冥王星の惑星宣言は20分ほど取られた取材中に飛び出したようだ。

ブライデンスタイン氏は自分にとって冥王星は惑星であるとし、NASA長官が再び冥王星が惑星だと宣言したと書いてかまわないと述べている。冥王星が惑星だというのは自身がそのように習ったことであり、惑星に戻すことを決してあきらめないとのこと。NASA長官が宣言したところで惑星の定義が変わるわけではないが、冥王星支持者からは歓迎されているようだ。

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医療

欧州での麻疹排除の取り組みが後退、英国など4か国が麻疹排除地域の認定を失う 27

ストーリー by headless
後退 部門より

世界保健機関(WHO)は8月29日、アルバニア・チェコ・ギリシャ・英国の4か国が麻疹排除地域の認定を失ったと発表した(プレスリリース)。

欧州では何年にもわたる麻疹排除の取り組みが成功し、多くの国で麻疹は減少していた。しかし、欧州のWHO加盟53か国が提出した2018年の情勢評価により、欧州地域麻疹風疹排除認定委員会(RVC)は4か国が麻疹排除地域として認定できない状態になったと判断した。欧州でいったん麻疹排除地域として認定された国が認定を失うのはRVCが認定を開始した2012年以来初めて。欧州地域で麻疹排除を達成または維持した国は2018年末時点で35か国だが、2018年から麻疹の症例報告が急増している。2019年上半期には麻疹の症例がおよそ9万件報告されており、2018年の年間報告件数(84,462件)を上回っているとのこと。麻疹排除地域に認定されても域外からの感染者が流入するため麻疹が根絶されたわけではないが、認定を維持するには域内で同一遺伝子型の麻疹ウイルス感染を12か月以内に止める必要がある(PDF)。

一方、2016年に世界で初めて全域が麻疹排除地域に認定された米州では、ベネズエラが昨年7月、ブラジルが今年2月に麻疹排除地域の認定を失っている(PDF)。また、最近の症例増加を受け、米国も麻疹排除地域の認定を失う可能性が指摘されている。

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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家

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