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2019年9月20日のサイエンス記事一覧(全3件)
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バイオテック

子孫を残せないよう遺伝子操作された蚊を放出して蚊の個体を減らす実験、遺伝子操作された蚊の子孫が確認される 53

ストーリー by hylom
ダメだったのか 部門より

伝染病対策として、遺伝子を改変した蚊を放出するという手法が検討されている。使われる遺伝子組み換え蚊は子孫を残す能力を持たず、その結果放出された地域の蚊の遺伝子には影響を与えることなくその個体数を減らすことができると期待されていたが、ブラジルのジャコビアで行われた実験では、子孫を残すことができないとされていた遺伝子組み換え蚊が現地に生息していた蚊と交配して子孫を作っていたことが確認されたという(Scientific Reports掲載論文ScienceGIGAZINE)。

この実験では、27ヶ月に渡って毎週約45万匹の遺伝子組み換え蚊のオスを放出した。この遺伝子組み換え蚊はキューバに生息する蚊をベースに、メキシコの種の遺伝子を交配させたものだが、放出から6ヶ月および12ヶ月、27〜30ヶ月後に行われたサンプリング調査では、現地の種とこれらのキューバ、メキシコの種の遺伝子をもつ蚊が確認されたという。

14007580 story
宇宙

衛星タイタンの湖は地下の爆発でできたかもしれない 13

ストーリー by hylom
穴の話 部門より

Anonymous Coward曰く、

土星の衛生「タイタン」は岩石や氷で構成されており、大気や液体のメタン・エタンを湛えた湖の存在が確認されている。こうしたタイタンの湖はクレーターのような形状をしたものが確認されており、これは窒素ガスの爆発的放出によって生まれた可能性があるという(ナショナルジオグラフィック)。

クレーターというと、隕石などの衝突によってできたと考えられがちだが、タイタンの湖は不規則な形をしていることから、衝突によって生まれたものとは考えにくいという。こうした不規則な形状は、地球でも「マール」と呼ばれる地形として存在する。マールはマグマ水蒸気爆発で生まれたとされており、そのことからタイタンのクレーター湖も同様の活動によって生まれたとの考えが生まれたようだ。しかし、タイタンでは火山活動が確認されていないことから、マグマ水蒸気爆発ではなく、地中に液体窒素がたまり、それが気化し始めて圧力が高まり爆発に繋がった、と今回の仮説では説明されている。

ただ、爆発のきっかけについてはまだ特定できていないという。そのためNASAのジェット推進研究所の科学者マイケル・マラスカ氏は、「どのモデルにも長所といくつかの『穴』があります」と述べている。

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ビジネス

ビル・ゲイツ曰く、世界を変えるなら二酸化炭素削減技術よりも温暖化適応技術に投資すべきだ 72

ストーリー by hylom
現実的な見通し 部門より

Anonymous Coward曰く、

気候活動家の多くが、化石燃料の使用を辞めさせるためのロビー活動を投資家に対して行っている。しかし、ビル・ゲイツは彼らとは異なる考え方を示している。曰く、世界を変えたい人は、炭素排出を遅らせる技術に投資するよりも、人々が温暖化に適応する技術に投資したほうがよい。

The Financial Timesによるインタビューで、ビル・ゲイツはCO2排出量削減の努力は無駄だったと述べた。氏は、おそらくトータルで見れば削減量の効果ははほぼゼロではないかとし、その根拠として鉄鋼やガソリン製造業者に対する投資撤退(ダイベストメント)が実際に発生して資本不足に陥ったという話は聞いたことがないとしている。

その上でビル・ゲイツは、進化を促進したい投資家は彼が支援している代替タンパク質の製造企業であるBeyond MeatやImpossible Foodsといった革新的なビジネスに資金を提供べきだと主張している(The Financial TimesSlashdot)。

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目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond

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