人工的なヒト胚を作る技術は完成しつつある 6
人工人間は近い? 部門より
Anonymous Coward曰く、
ミシガン大学の研究者らが、幹細胞から「現実的な人間の胚モデル」を効率的に作り出すための手法を開発したと発表した(Nature誌掲載論文、MIT Technology Review、日本版記事)。
この「胚モデル」は医薬品のテストや、妊娠の初期段階の研究に役立つという。一方で、法的や倫理的な問題点はまだ残っているという。
アナウンス:スラドとOSDNは受け入れ先を募集中です。
Anonymous Coward曰く、
ミシガン大学の研究者らが、幹細胞から「現実的な人間の胚モデル」を効率的に作り出すための手法を開発したと発表した(Nature誌掲載論文、MIT Technology Review、日本版記事)。
この「胚モデル」は医薬品のテストや、妊娠の初期段階の研究に役立つという。一方で、法的や倫理的な問題点はまだ残っているという。
headless曰く、
ロシア地理学会(RGO)の参加により、北極海のフランツヨーゼフ諸島を調査するロシア北方艦隊統合探検隊の上陸用ボートがセイウチに襲われたそうだ(RGO、Ars Technica)。
RGOの研究者やメディアグループを乗せたボートがゲラー岬に上陸すべく発進したところ、子供たちの危険を感じたとみられるセイウチが襲ってきたという。不意打ちを食らったボートは転覆したが、隊長の的確な対応により最悪の事態は回避され、全員が無事に上陸したとのこと。
北極探検も最近は手軽にできるようになったとの見方が広がっていることに対し、メディアグループを率いるLeonid Kruglov氏は現在も予測不能な危険なものだと1週間ほど前の記事で述べていた。今回の事故は、北極で人間を歓迎するものがいないことをさらに示すものとのことだ。
Anonymous Coward曰く、
自動車と航空機では、環境に与える影響は異なる。過去の発表によれば、二酸化炭素の排出量だけ見れば、乗客1人あたり1マイルごとの二酸化炭素排出量は他の交通手段と同程度だという。
空の旅の炭素効率は距離に大きく依存する。端的に言えば、短距離便は効率が悪く、大陸横断便は非常に効率的だといえる。ただ、地上の輸送手段はEV化が進むことで二酸化炭素排出量は低減する方向にあるが、ジェットエンジンを搭載した航空機が電気自動車(EV)のような技術的なブレークスルーを迎えることは難しいだろう。航空機の短距離便に関しては、鉄道や自動車などで代替が可能だ。仮に皆が満員の状態でEVに乗って移動するようになれば、航空機の短距離便は減らせるかもしれない。
しかし、1車両あたりの乗客数が減ると、乗客1人あたりの炭素数も増加する。米国における現在の短距離便は乗客の搭乗率が高く、燃料負荷が軽いことからEVよりも効率的な輸送手段となっている。
また、列車については、北米ではヨーロッパと異なり化石燃料を燃やす列車がまだ主流だ。
最悪の選択肢は、ガロンあたり15マイル程度の燃費の大型車、つづいて非経済的なビジネスジェットとガロンあたり25マイル程度の燃費の中型車だ。対して最良な選択肢としては、ソーラー電気自動車、満員状態の米国スクールバス、そしてユーロスター鉄道だとしている(Bulletin of the Atomic Scientists、Slashdot)。
吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人