パスワードを忘れた? アカウント作成
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
2019年10月17日のサイエンス記事一覧(全4件)
14025603 story
ニュース

ソ連の宇宙飛行士、アレクセイ・レオーノフ氏死去 14

ストーリー by hylom
お悔やみ 部門より

katu256曰く、

ソ連の宇宙飛行士、アレクセイ・レオーノフ氏が10月11日にモスクワの病院で亡くなった(朝日新聞)。享年85歳。

氏は1965年にボスホート2号に搭乗し世界で初めて宇宙遊泳を行い、1975年にソ連のソユーズ19号とアメリカのアポロ18号がドッキングした際のソ連側船長を務めるなどソ連の宇宙開発に貢献した人物だった。

世界初の宇宙遊泳は、2017年のロシア映画「スペースウォーカー」として映像化され、本人が監修を務めている。また、アーサー・C・クラーク著「2010年宇宙の旅」に登場するソ連製宇宙船が氏の名前を冠している。

14026305 story
アメリカ合衆国

米疾病予防センター、電子タバコ製品使用に関連付けられた肺損傷を示す表現として「EVALI」を使用開始 19

ストーリー by hylom
安全でない、という感じ 部門より

headless曰く、

米疾病予防センター(CDC)は11日、電子タバコ製品使用に関連付けられた肺損傷を示す表現として、「EVALI」をMorbidity and Mortality Weekly Report(MMWR)の暫定ガイダンスで使用開始した(MMWR暫定ガイダンスCDCのテレブリーフィングSlashGearMedscape)。

EVALIは「E-cigarette、or Vaping、product use Associated Lung Injury」のアクロニムで「エヴァリ」と発音し(実際の発音はテレブリーフィングの20分20秒過ぎで聞くことができる: MP3)、公衆向け医療関係者向け保健当局向けの文書でも既に使われている。

EVALIの症例報告数は1週間で219件増加しており、8日時点で1,299件となった。これまで症例報告のなかった首都ワシントンやニューハンプシャー州も追加され、全米50州のうち症例が報告されていないのはアラスカ州のみとなった。使用した電子タバコ製品に含まれる物質の情報がある患者573名のうち、多くはテトラヒドロカンナビノール(THC)を含む製品やニコチンを含む製品を使用したことがあると回答している。そのため、以前からCDCではTHCを含む製品が症例増加に一役買っているとの見解を示していたが、今回ニコチンを含む製品の役割も否定できないとの見解が追加された(最新情報)。

EVALIによる死者の数は1週間で8名増加し、8日時点で26名。カリフォルニア州とジョージア州では1名増加しており、新たにコネティカット州・マサチューセッツ州・ミシガン州・ニューヨーク州・ペンシルベニア州・テキサス州で各1名が報告され、合計21州となった。今回報告された死者の中には非常に若い患者が含まれ、死亡した患者の年齢は17歳~75歳、中央値は49歳に低下(前回値は49.5歳)している。

なお、CDCは当初「lung disease(肺疾患)」という表現を使用しており、9月後半には「lung injury(肺損傷)」に切り替えている。スラドではそのまま「肺疾患」と表記していたが、EVALIとの整合性を考慮して今回から「肺損傷」に変更した。

14026369 story
地球

気象庁、台風19号に命名する方針。42年ぶり 106

ストーリー by hylom
そういうルールがあったのか 部門より

気象庁が、先日本州を襲った台風19号に名前を付ける方針を決めたという。台風に名前を付けるのは1977年の「沖永良部台風」以来42年ぶり(毎日新聞産経新聞)。

気象庁は台風の名称を定める基準を「大規模損壊1000棟以上、浸水家屋1万棟以上、相当の人的被害」と設定しており、台風19号はこれに該当するため。来年5月までに名前を決定するという。

14026569 story
地球

強毒のヒアリ、国内で定着の可能性 51

ストーリー by hylom
見つけたら通報を 部門より

2017年、強い毒を持つ南米原産の「ヒアリ」が日本に上陸したことが話題となったが、このヒアリが東京港青海埠頭で定着した可能性が極めて高いとの分析結果を国立環境研究所が出したという(産経新聞ロイター朝日新聞)。

環境省が10月9日に行った調査では、ヒアリの働きアリ300個体以上、有翅女王アリ20個体、幼虫約10個体が確認されたという(環境省の発表)。青海では巣の中に繁殖可能な女王アリが見つかったとのことで、すでに別の場所に拡散したおそれもあるという。一方環境省は「生存可能な子孫を継続的につくる『定着』とまでは断言できない」としており、調査を継続するようだ。

typodupeerror

アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家

読み込み中...