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2019年12月3日のサイエンス記事一覧(全2件)
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EU

ESAの宇宙飛行士、国際宇宙ステーションからの地球上の探査車操作に成功 12

ストーリー by hylom
宇宙から受信 部門より

headless曰く、

ESAのルーカ・パルミターノ宇宙飛行士が11月25日、国際宇宙ステーション(ISS)から地球上の探査車テスト機「Analog-1」を操作することに成功したそうだ(ESAの発表SlashGear動画)。

Analog-1はオランダ・ファルケンブルグの空軍基地跡を利用したイベントスペース「Hangaar2」から、ドイツのミッションコントロールと静止軌道上の通信衛星を通じてISSと通信する。Hangaar2には月面を模したコースが作られており、パルミターノ宇宙飛行士はAnalog-1を操作して目的の岩石サンプルを探し、ロボットアームで採取したとのこと。ISSとAnalog-1の通信には0.8秒程度の遅延が生じるため、パルミターノ宇宙飛行士は遅延を考慮した操作をする必要があったそうだ。

この実験は将来の月探査で月周回軌道上の宇宙ステーションから月面に無人探査車を送り、試料を採取することを想定したものだ。操作に使用するジョイスティックではフォースフィードバックを用い、ロボットアームのカメラからの映像に触覚を加えることで操作の精度を向上できるかどうかの評価も目的の1つだったとのことだ。

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お金

iPS細胞備蓄事業、政府からの支援は終了? 42

ストーリー by hylom
未来は 部門より

Anonymous Coward曰く、

政府が、iPS細胞備蓄事業などを行なっている京都大学への支援について、来年度(2020年度)より打ち切る可能性を示しているという(時事通信朝日新聞)。

政府は再生医療関連の研究開発について、2012年度から2022年度までの10年間で1100億円以上を支出することを決めており、京都大学のiPS細胞研究所には年間27億円が支出されていた。

iPS細胞備蓄事業は、迅速にiPS細胞を提供できるように複数の型のiPS細胞をあらかじめ備蓄しておき、そこから患者に合ったiPS細胞を供給することを目標としている。しかし、iPS細胞を利用する企業からは複数の型のiPS細胞を扱うことに慎重な姿勢を見せており、事業の有用性に疑問があるという。

また、来年度よりこの事業は新設の公益財団法人に移行されるとのことで、これを機に支援を打ち切る案が出ているという。

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身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人

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