7都県を対象にCOVID-19に関する緊急事態宣言 255
皆様の状況はいかがでしょうか 部門より
headless曰く、
安倍晋三首相は7日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する緊急事態宣言を発出した(首相官邸のニュース記事、麻生金融担当大臣談話、江藤農林水産大臣メッセージ)。
緊急事態宣言は新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき、国民の生命及び健康に著しく重大な被害を与えるおそれがあり、全国的かつ急速なまん延により国民生活及び国民経済に甚大な影響を及ぼすおそれがある事態が発生したと判断した場合に出されるものだ。安倍首相は同日午前に開催された諮問委員会の意見を踏まえ、緊急事態宣言が必要な事態と判断したとのこと。
緊急事態措置の実施期間は4月7日~5月6日の1か月間、対象区域は埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・大阪府・兵庫県・福岡県の7都府県となる。ただし、感染拡大の状況から措置が不要になったと認められる場合、緊急事態は速やかに解除される。緊急事態宣言により、対象都府県の知事は外出自粛の要請や多くの人が利用する施設への使用制限などの要請が可能となる。施設が要請に応じない場合は措置を講じるよう指示することもできるが、罰則はない。
政府は公共交通機関など必要な経済社会サービスは可能な限り維持しつつ、これまで通り密閉・密集・密接の3つの密を避ける(PDF)ことなどにより、人と人との接触機会を減らすことで感染拡大を防止していく方針だ。麻生金融担当大臣は金融機関に対し必要業務の継続を要請する一方、国民には金融機関での対面サービスによる手続きを極力控えるよう要請した。江藤農林水産大臣は国民に対し、食料品は十分な供給量・供給体制が確保されているため落ち着いた購買行動を取るよう呼び掛けている。