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宇宙

「スペースワールド」で野ざらしにされていたロケットのようなものの正体はICBM? 34

ストーリー by hylom
真実は一体 部門より

かつて北九州市にあったテーマパーク「スペースワールド」には、ICBMと見られるものが野ざらしにされていたという話が西日本新聞で取り上げられている

スペースワールドのバックヤードでは、人工衛星の模型やロケットのようなものなど、宇宙に関するものが大量に野ざらしになっていたという。記事によると、その1つにロケットのようなものがあったが、これは米軍の大陸間弾道ミサイル(ICBM)である「タイタン2」なのだという。

一方で、これについてはサターン1Bロケット(SA-212)の第1段部分ではないかとの声も出ている(Togetterまとめ)。

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  • 消えかけてるUNITED STATESの文字とはっきり残ってるSA-212の文字、あとはSA-212号機が未使用だった記録からしてスペースワールドの残骸はサターンⅠBの1段目のタンクなのは明白だ。
    サターンⅠBの1段目の外周のタンクはレッドストーンの流用だけれど、レッドストーンはICBMじゃなくSRBM(短距離弾道ミサイル)だよね。だからICBMって話はどうしたって間違い。西日本新聞のトバし記事として扱うべき話だ。

    • by Anonymous Coward

      西日本新聞(というか日本のブロック紙)だからな
      取材力は全国紙や通信社やキー局に遠く及ばず、地元ネタは県域紙にとられ、科学部なんてあるとしても名前だけ
      落ちるところまで落ちて、いまや、米帝の脅威と邪悪さを喧伝するためなら事実なんてどうでも良い、というところだろ

    • by Anonymous Coward

      ロケット本体?とは別にエンジンもあったんだと。(今はないらしい)
      それが、ICBMのエンジンだとどこぞの専門家が言ってた、というのが新聞の記事。

      • 「UFOで町おこし」の専門家であって、ロケットや軍事の専門家ではなさげ。
        ムーっぽい講演会とか開いてるけど、客寄せのネタなのか本気なのか。
        ググれば数分でわかる、そんな人に聞くのが悪い。

        高野 誠鮮(たかの じょうせん、1955年11月2日 - )は、科学ジャーナリスト、日蓮宗僧侶、立正大学客員教授、1994年から2006年3月31日まで金沢大学理学部大学院等の講師も務めた。平成28年度から新潟経営大学特別客員教授となる。東京大学朝日講座講師、京都大学公共経営論講師など非常勤講師も務めた。人事院国家公務員研修センター、東北自治研修所等で講師も務める。
        羽咋市役所勤務時代に限界集落を蘇らせ、『スーパー公務員』と言われた。元・羽咋市教育委員会文化財室(歴史民俗資料館)室長(館長)。

        1973年(昭和48年)- 石川県立羽咋高等学校卒業。上京し、日本テレビの11PMなどの放送作家となる。その後、立正大学仏教学部を卒業。
        1984年(昭和59年)- 羽咋市役所勤務(UFOでまちづくりを開始)
        1996年(平成8年)- 7月1日、宇宙博物館「コスモアイル羽咋」が開館。

        wikipedia:高野 誠鮮 [wikipedia.org]

        (13) 高野誠鮮の開星塾 プロローグ 第一部 「UFOは不都合な真実」 - YouTube [youtube.com]
        夢源樹-MUGEN-JU-:夢源樹がご提供するコンテンツをご紹介:高野誠鮮の開星塾 ~UFO・宇宙人問題の本質を読み解く~ Lesson1 [mugenju.com]

        親コメント
      • by Anonymous Coward

        ロケットエンジンレベルの部材でICBMだったところでだからどうって気もするがそれはそれとして…………
        少なくとも読める記事レベルでは思い切り本体まるごと弾頭抜きICBM扱いしてるようにしか見えないのでやっぱ問題。

      • by Anonymous Coward

        いや、そのロケットエンジンは西日本新聞の記事の写真から判別できるけど液酸液水のJ-2エンジンだと判別できるんだよ。
        したがってタイタン2はありえないという結論なの。

        詳しくはこの記事に関するtogetterまとめ [togetter.com]参照。

  • by Anonymous Coward on 2020年01月03日 13時08分 (#3739761)

    ずいぶん前だけど、ある役場のロビーに太平洋戦争で落ちてきた爆弾が展示されていた。それを見た不発弾処理を請け負っていた会社の作業員が「中身が入っている」と言って大騒ぎになったことがあった。

    • by Anonymous Coward

      それで金塊が盗まてタンですよねぇ。
      なんともやは

    • by Anonymous Coward

      不発弾処理を請け負う会社なんてあるの?
      自衛隊が対処するものだと思ってた。

      • by Anonymous Coward

        不発弾の安全化措置は自衛隊員かもしれないけど,それ以外の処理は環境省の事業(廃棄物行政)として民間会社が国から請け負っている.

        • by Anonymous Coward

          安全過措置を終えたら不発弾ではなくなっているのでは。
          言葉遊びはともかくそういうことか。そこからは自衛隊の出番ではないもんな。

  • by Anonymous Coward on 2020年01月03日 11時37分 (#3739744)

    カール・セーガン氏が『COSMOS』で書いていたことだが、ボイジャー1号2号を打ち上げたロケットがICBMとしても使われていることを挙げて、核兵器に関する危機感を表明していたと記憶する。

    • by Anonymous Coward on 2020年01月03日 11時44分 (#3739745)

      自己レス。
      日本のM-Vロケットも、軍事評論家に言わせれば(固体燃料であるゆえ)ミサイル転用が容易だと。
      技術だけ見れば、ロケットとミサイルの区別は難しい。

      親コメント
      • by ciina (26410) on 2020年01月03日 17時27分 (#3739839) 日記

        「ロケットで人工衛星を打ち上げた」
        「『人工衛星』と称する弾道ミサイルを発射した」
        「ロケットとミサイルの違いについて定義するのは困難とする閣議決定 」

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          ロケットおっぱいは人間にもつかうけど、ミサイルおっぱいはロボットかアンドロイドの武器にしか使わない気がするので違いが定義できそう(暴論)

        • by Anonymous Coward

          自分が意味不明なたわごと並べてる自覚もできないほどに
          反アベするのが大好きなんですね~

      • by Anonymous Coward

        まったく知らなかったわ〜

      • by Anonymous Coward

        自衛隊の装備的に言うとミサイルでも
        弾体(誘導装置なし)はロケット、誘導装置つけるとミサイルになるから
        まぁ区別はできないというか日本は再突入に関してもHTVやはやぶさのカプセル回収で粛々と技術収集しているし
        元々アメリカが日本の宇宙開発に反対していたのは弾道兵器開発につながるからですし。

        北朝鮮に宇宙開発自体が禁止されているのも、弾道兵器開発(大量破壊兵器開発)につながるから
        国連安保理決議で核開発にともなって禁じられたものだからな

        ただ、一つだけ訂正しておくと拡張発展型だけどボイジャーを打ち上げたのはタイタンIII。
        ICBMとしても使われたのはタイタンIIで世代が違う
        太陽系外に衛星放り投げるのに重量物を打ち上げるものと弾道飛行するだけのじゃ能力が違いすぎないか?

        むしろ、軍用品が宇宙開発につながったことは喜ぶべきだと思うがな

      • by Anonymous Coward

        >技術だけ見れば、ロケットとミサイルの区別は難しい。

        ロケットは、狭義にはロケットエンジンのことを指します。エンジンの一種です。
        ミサイルは、軍用の飛翔体で、弾頭を装着するものを指します。兵器の一種です。

        従って、あるものがロケットかミサイルかを区別するというのは、ナンセンス(設問自体無意味)です。
        ロケットエンジンを搭載しているかと言うことと、ある種の兵器の仕様を満たすかと言うことは、それぞれ別の話です。
        区別するなら、「ロケットであるか否か」と「ミサイルであるか否か」です。
        組み合わせると4パターン有ります。
        1.ロケットエンジン搭載の

        • by Anonymous Coward

          > ロケットは、狭義にはロケットエンジンのことを指します。エンジンの一種です。

          但し(少なくとも)ロシア語は除く [wikipedia.org]

          > ミサイルは、軍用の飛翔体で、弾頭を装着するものを指します。兵器の一種です。

          軍事一般的にはミサイルは誘導機能を持つ飛翔体じゃない? 無いのはロケット弾と呼ばれることが多い。

          • by Anonymous Coward

            人工衛星打ち上げ用だと誘導機能バリバリでもロケットなのが分かりにくいんよね……

            巡航ミサイルの存在を踏まえるとエンジン種別問わず推進機能付き誘導弾がミサイルで、
            ほかのロケットエンジン採用機はロケットって扱いでだいたいは合致すると思う。

            • by Anonymous Coward

              英語が誘導機能付きロケットをミサイルと呼ぶんだよ
              基本がロケットで例外がミサイル

      • by Anonymous Coward

        そりゃ打ち上げるだけなら「技術的には」そう違わないでしょうよ。
        問題は「狙った場所に正確に落とす」方なので。日本はこの辺に関する技術は殆ど持ってません。
        だから太平洋のど真ん中や周囲に誰もいない数キロ範囲内といった大雑把な所にしか落下させてないわけで。
        ※そもそも搭載する弾頭を持ってないって根本的な突っ込みは敢えてしない。

        • by hahahash (41409) on 2020年01月16日 9時32分 (#3746035) 日記

          狙った軌道に衛星を打ち上げる能力、というのはつまり、
          地上の特定地点に落下する軌道に物体を置く能力、と同じなわけで。

          実際にやったことがあるか、できるかどうか、は別にして、
          『転用は可能』と言うしかないのが現実。

          親コメント
  • by Anonymous Coward on 2020年01月03日 11時44分 (#3739746)

    いまはICBMが固体ロケット、民生ロケットが無毒系液体ロケットとなって住み分けができてるが、
    むかしはどっちも有毒液体ロケットで共用だったのでは?

  • by Anonymous Coward on 2020年01月03日 11時49分 (#3739747)

    タイタン2の一部は改修されてロケットとして使用されているから問題ないのでは?

  • by Anonymous Coward on 2020年01月03日 11時54分 (#3739749)

    なんたらさんのミサイルってどうなったんだろう。

  • by Anonymous Coward on 2020年01月03日 12時20分 (#3739753)

    供養してやればセーラーサターンが夜伽に来てくれるってことかい?

    • by Anonymous Coward

      いいえ、セガサターンのせがた三四郎が来ます

  • by Anonymous Coward on 2020年01月03日 19時09分 (#3739862)

    歴史を知らん奴がタイタンというだけで反応しただけやないの?

  • by Anonymous Coward on 2020年01月03日 22時41分 (#3739918)

    「偵察衛星によると、那須高原近辺に移動する大砲のような機器が認められた。あれは一体何だ」
    と、CIAから(日本の官庁かどこかに?)照会があった話がある。
    その正体は、単なる天体望遠鏡だった。

    ハレー彗星接近の頃、口径84cmの望遠鏡を作った福島県の天文家たちが、それに車輪などをつけて自動車で牽引し、各地で観測していたのである。
    そんな話が関係者の追憶 [seibundo-shinkosha.net]にあった。

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にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー

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