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交通

ニューヨーク-ロンドン便でジェット気流に乗って史上最短記録達成 39

ストーリー by hylom
乗り心地はどうだったのだろう 部門より

Anonymous Coward曰く、

大西洋を横断する、米ニューヨーク・ジョン・F・ケネディ国際空港から英ロンドン・ヒースロー空港間を結ぶ空路で、飛行時間4時間56分という最短記録が生まれたそうだ。大西洋上にあった大型低気圧「キアラ」の影響だという(CNNYahoo!ニュースFlightradar24)。

同区間の平均飛行時間は6時間50分で、普段よりも2時間ほど短い。低気圧の暴風に押されることで飛行速度が上昇、一時は時速1327kmという非常に早い速度で飛行したことで、この最短記録が達成された。逆に同時期のロンドン発ニューヨーク便は2時間30分ほど長い時間がかかってしまったという。

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  • 飛行機が気流とかに乗ると速度が上昇して到着時間が早くなって嬉しいですが、
    こういう時ってたいがい風の強弱の差が大きいので、ときどき揚力がガクっと減って機体が落下することがありますよね?
    もちろんそれで飛行機が落ちたりはしないのですが、飲み物を持っていると中身をぶちまけそうになります。

    ちなみに私は、乱気流が近そうなときはホットコーヒーはもらわないことにしている。

    • by Anonymous Coward

      マイクロバーストとか言う何機も飛行機を叩き落とした飛行機にとっては鬼畜極まる気象現象があってな………
      小さなダウンバースト(下降気流)なんだが、
      地表近くの飛行機がその中を抜けようとすると順に強い向かい風、強い下降気流、強い追い風を受ける。
      向かい風では対気速度が上がり機体が上昇しようとするので対処療法的には減速して下降する。
      すると向かい風がなくなり速度を失った所に下降気流で下に落とされ、
      あれよと言う間に追い風でさらに失速し、高度がなければそのまま墜落となる。

      急な追い風は飛行機にとって命取り。

      安定した追い風だと対気速度を適正に保つだけで対地速度が上がる嬉しい現象なのは言われてみればそうだがそうなんだが、
      基本的には追い風って嬉しくないのよね。着陸時も追い風だと対地では高速での着陸になってしまうし。

  • by manmos (29892) on 2020年02月13日 15時55分 (#3761437) 日記

    兵器記録

  • by Anonymous Coward on 2020年02月13日 13時11分 (#3761283)
    音速超えてない?
    • by Anonymous Coward on 2020年02月13日 13時15分 (#3761290)

      対気速度が音速超えなければ良いんだよ

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2020年02月13日 14時14分 (#3761344)

        正解。周囲の空気が猛スピードで進んでいるのだから、対地速度がなんぼ速くても超音速に伴う効果は発生しない。

        対地速度が音速を超過するフライトには子供の時、太平洋横断で乗ったことがあります。(機内アナウンスがありました)ちょっとワクワクしたのですがフライト中は特に何事もなくがっかりした記憶が。

        親コメント
    • by Anonymous Coward

      現役ジャンボジェットがだいたいマッハ0.8~0.9のスペックなんだから追い風ならそりゃ超えるでしょ。

      • by Anonymous Coward

        よもやパイロットがそれに気付いてないってことも無かろうから、機内アナウンスして欲しいな。「おめでとうございます。皆様は音速を突破されました」とか。…とか、寝てるところを起こしてまでやるほど珍しい事態では無かったりして?

        当たり前っちゃ当たり前なんだろうけど、飛行機って安定飛行してるときは、対地速度? なにそれ? な設計になってるんだなぁ、としみじみ思った。あ、やべ、音速越えてら、と速度を落としたりはしないのか。

        これこれ以上の追い風・向かい風に入っちゃ駄目、みたいな制限は無いのかな? あまりに極端だと、気流から抜けるところで危ないとかありそうだけど、乱気流を避けろ、と言う方向で制限されててそれを守ってたら速度はどうでもいいのかな。

        • by Anonymous Coward on 2020年02月13日 14時20分 (#3761352)

          対地速度が 1327km/h であって、対気速度は音よりは遅いですよ、だから音速は超えてません。
          例を考えれば、だいたいということではママチャリに乗っていて、秒速 10m (36km/h)の追い風のときに時速 36km で走ってるなら、乗ってる人には無風状態になるようなものですね。
          ただし、これが光速に近づいてくると様子が変わりますが、音速程度だったら問題ありません。

          制限というよりは、これの気流に乗れば早いとかあるでしょうが、基本的に航路があって、それとジェット気流の向きも一致したというのが今回のキモでもあるんじゃないでしょうかね。

          親コメント
          • by Anonymous Coward

            ジェット気流はジェット機が乗ると速く進めるから名付けられたという。
            だから、航路があってジェット気流が一致したというより、ジェット気流に合わせて航路を設定したんだろうな。
            でも、ジェット気流が蛇行したらどうするんだろう? 航路も合わせて調整かな。

            今回のキモは、大嵐によってジェット気流が加速されてた、ってことだろうね。

    • by Anonymous Coward

      音ってのは空気の振動だからね。

      音も気流で一緒に流されているので対地速度が1300km/hを超えてたって音も同じ方向に増速してりゃ音速は超えられない。
      音速は他にも気温や気圧に影響されるので何km/hになるのかはその場の状況次第。

  • by Anonymous Coward on 2020年02月13日 13時04分 (#3761275)

    みんなコンコルドを忘れたのかい?
    飛行時間っていうとコンコルドなら3時間切ってただろ
    条件がおかしくない?

    • Re:え? (スコア:2, 参考になる)

      by Anonymous Coward on 2020年02月13日 13時17分 (#3761291)

      ストーリーにリンクのあるFlightradar24のツイートには

      If we're not mistaken, BA now retakes the fastest subsonic NY-London crossing from Norwegian.

      亜音速によるものに限定した場合の話。
      また時速1327kmというのが音速超えてない?って話については、CNNの記事に以下の記述がある。

      記録上はBA機は音速を超すスピードを記録したものの、周辺の大気に押し流される形で飛行していたことから、音速の壁は突破しなかった。

      親コメント
    • by miyabi9821 (29975) on 2020年02月13日 13時18分 (#3761292)

      「音速の壁を越えずに」が今回の最短記録の条件みたいですね。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      その2空港を繋ぐ路線ではコンコルドは飛んでなかったのかな? と推理した。他の空港間でも新記録が出まくってそうなのに、そういう話が記事に無いし。

      • by Anonymous Coward

        ストーリーにリンクのあるYahoo!ニュースの記事にコンコルドが立てたロンドン・ニューヨーク間の記録も出てるよ

  • by Anonymous Coward on 2020年02月13日 13時25分 (#3761302)

    > 逆に同時期のロンドン発ニューヨーク便は2時間30分ほど長い

    どれくらい余裕みて燃料積んでるんだろ
    途中着陸できる場所無いし、時間かかるのハラハラドキドキ。

    • by Anonymous Coward

      フライト時に搭載する燃料の量は気象条件も加味して算出されるので、その遅延自体を織り込み済みで計算されてたと思う

  • by Anonymous Coward on 2020年02月13日 15時25分 (#3761405)

    本来マッハスピードでの巡航設計ではない機体がマッハ1.3で巡航
    下手をしたら機体がバラバラでは?
    なぜブレーキを掛けなかったんだろうか?

    • by Anonymous Coward

      他でもあるように、対地速度は(基本的に)問題ではないから。
      揚力(浮く力)も対気速度に応じて発生するから、速度を落とせば落下してしまう。

    • by Anonymous Coward

      向かい風で時速1327kmなら機体が壊れるかもしれないけど、
      追い風だから抵抗少ないです。
      自転車での追い風・向かい風をイメージすればいいと思います。

      ブレーキについてですが、
      ある程度、前方から風を受け続けないと揚力を得られないので
      追い風に乗ったならその分速く飛び続けないと落ちますね。

    • by Anonymous Coward

      その理屈で行くと反対方向の飛行機はとんでもない対気速度まで加速しないと行けないので、よりヤバいことになる。

    • by Anonymous Coward

      君は新幹線の中で4km/hで歩いたら304km/hの風を感じるかい?
      # 新幹線=風。君=飛行機。時速4㎞/h=対気速度。304㎞/h=一般人がイメージする速度。対地速度。

      飛行機の操縦は離着陸のごく一部を除いて対気速度が大切となる。
      GPS等で取得する対地速度は運航するのに大切だが、失速やらオーバースピードでの破壊といった物には離着陸時を除いて影響しない。

    • by Anonymous Coward

      旅客機には車のブレーキみたいな減速装置はないよ。
      遅く飛びたければエンジンの出力を絞るだけ。
      でも、気流がある分だけ対気相対速度が落ちるのでそれなりの速度で飛ばないと高度を失います。その方が危ない。

    • by Anonymous Coward

      多数コメントが付いている通り気流に乗っている限りは問題ないしそうせざるを得ないのですが、
      軽量とはいえ機体そのものの慣性はあるので、急激に速度の違う気流に突っ込むとまずいことになる [wikipedia.org]場合もありますね。

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人生unstable -- あるハッカー

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