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宇宙

彗星C/2019 Y4 (ATLAS) が地球に接近中 16

ストーリー by headless
接近 部門より
aruto250曰く、

昨年12月28日に発見された彗星「C/2019 Y4 (ATLAS)」が5月末に最大光度に達するが、天文ファンの間ではかなり明るくなるだろうと話題になっているようだ。

astro.vanbuitenen.nlでは-10.7等で満月(-12.7等)に迫る光度を予想しており、もっと明るくなるという予想もみられるが、もう少し暗いという予想や肉眼で観測可能になるという程度という予想もあるなど、予想には結構ばらつきがある。彗星の明るさは太陽にどれだけ接近するかという軌道だけでなく、核の状態やどれだけ塵やガスが噴き出すか次第なところもあるため、近日点が近づくにつれある程度は精度が上がると思われる。

英語版Wikipediaによると、この彗星は1844年の大彗星と同様の軌道を持っているため、1844年の彗星のかけらではないかとも考えられているようだ。

余談だが、この彗星を発見した発見したハワイの全天観測プロジェクト「Asteroid Terrestrial-impact Last Alert System」の略称がATLASなのだが、日本語に直すと「小惑星地球衝突最終警報システム」という実に迫力ある名前になっている。

現在C/2019 Y4はおおぐま座に位置し、地球に最接近する5月23日までにペルセウス座へ移動。近日点に到達する5月31日には太陽よりも1時間ほど早く昇り、1時間ほど早く沈むことになるようだ(TheSkyLive.com)。

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  • by simon (1336) on 2020年03月08日 19時08分 (#3775330)

    発見者の名前をつけるのはわかるけど、このATLASとかパンスターズとかいった全自動全天捜索システムが運用されたらもう全ての新発見の小惑星や彗星はATLASかパンスターズになってしまうのではないか

    • 彗星も観測できる宇宙機が打上げられたらそいつが第一発見者になってしまうのは宿痾みたいなもんで、古くは40年ばかり前に打ち上げられた IRAS [wikipedia.org]が1年に満たない観測期間で見つけた6つ [wikipedia.org]から始まって、今やSOHO [wikipedia.org]の発見した彗星はこの通り [wikipedia.org]。自分の名前はつかないけれど発見者としては名が残るんで、SOHOのデータを取り寄せて

    • by Anonymous Coward

      それでも板垣さんは見つけるので、その分は残ります

      • by Anonymous Coward on 2020年03月09日 10時35分 (#3775533)

        板垣さん、本来はコメットハンターやりたかったそうだけど、地球衝突警戒用の自動掃天観測で黄道面付近の彗星・小惑星は発見されてっちゃうので、黄道面から離れた方向で発見できるもの、ってことで超新星の捜索始めたそうですね…。
        まぁそんな超新星の発見も今じゃ自動化してるんだろうけど。
        MISAOとかいうシステムあったよな…。PIXYとかなんとか。趣味丸出しのw

        親コメント
  • by Anonymous Coward on 2020年03月08日 19時05分 (#3775329)

    なぜかあの曲 [youtube.com]が頭の中で響くオッサンの集まりはここですか?

    • by Anonymous Coward

      帝国どころかデスラーリアルタイム、1986は余裕のオッサンだけど
      彗星見たことないな
      多分産業化前の来襲時に比べて空が明るすぎるんだろうな

      • by nnnhhh (47970) on 2020年03月09日 0時18分 (#3775419) 日記

        百武とか超すごかったですよ、暗かったけど
        …でもそれぐらいかなぁ
        ヘールボップはイマイチだったしハレーも全然だったし
        SL9は話題はすごかったけど彗星としては全然だしな

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          あれ以来、彗星のサイズ予想とか流星群の個数予想とかはあてにならないと思うようになりました。

          百武があんだけすごかったから翌年のヘールボップが流行ったんだよね。
          あの3日間の百武はたぶんもう一生見れないだろうなあ、と思いますね。

          • by nnnhhh (47970) on 2020年03月09日 18時59分 (#3775862) 日記

            天文ファン的にはヘールボップのほうが先に有名だったんですよね(95年には見つかってた)
            こいつぁ明るいぞ!ってね
            確かに結構明るくなったんだけど言うほどでもなかったし、
            地球から遠くて小さかった

            百武は彗星自体はそんなに明るくなかったので見つかったのも遅く(96年になってから)、
            話題になったのは直前でしたね

            ただ近くを通ったので超大きかった。見込みで100度ぐらいありましたかね
            暗い上に大きいから薄くてよっぽど暗いところじゃないと良く見えなかったので
            知らなかった人も多かっただろうことが残念
            都会じゃ全く見えませんでしたからねぇ

            百武はコアが割れてちょうど「君の名は」みたいな事になってたのも印象深かった

            あれよりすごいすい星って言うのは難しいでしょうね…

            親コメント
      • by Anonymous Coward

        まあ1910年のはデマでタイヤチューブが売り切れるほどの大接近だったみたいだし。
        昔の人は迷信深かったんだなあ(トイレットペーパーのない売り場から目をそらしつつ)

    • by Anonymous Coward

      ジャコビニ彗星の日ではなかった・・

      #トップがなんちゃらいう層ももうおっさん

      • by Anonymous Coward

        ジャコビニは流星ですね。彗星はコホーテク。

        • by Anonymous Coward

          いっぱいかけらが飛んでましたからね<ジャコビニ

        • by Anonymous Coward

          ジャコビニ流星打法、コホーテク彗星打法が出るということは、アストロ球団世代。

          #その次がアンドロメダ大星雲と名付けられたのは納得いかない。

    • by Anonymous Coward

      2202はテレビ版録画したものの全然見れてないんだけどれ、そっちはその曲使ってないの?

  • by tlab (6467) on 2020年03月08日 22時33分 (#3775387) 日記

    近日点が水星の内側だった。水星でも一度しか観たことがないのに

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アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家

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