
医薬品の臨床試験で被験者同士がSNSで繋がって情報共有する事例が発生、臨床試験の信頼性に影響 29
ストーリー by hylom
偽薬の意味がなくなる? 部門より
偽薬の意味がなくなる? 部門より
Anonymous Coward曰く、
TwitterやFacebookといったSNSの登場によって、臨床試験の信頼性が下がりつつあるという(GIGAZINE)。
こういった臨床試験では正確性を担保するために、条件が異なる複数のグループを設定することが一般的だ。たとえば一般的な例としては、実際には効果のない偽薬を投与したグループと、本物の薬を投与したグループとで結果を比較する、といったことが行われる。これによって偽薬効果や観察者効果による影響を抑えることができるとされるが、最近では被験者がSNSで他のグループと情報交換して情報や結果を交換するといった事態が発生しており、これによって臨床試験の信頼性が失われる事態になっているという。
最近では同じ症状の患者との繋がりを作る「PatiensLikeMe」といったSNSも登場しており、こういったSNS経由で被験者らが繋がることもあるようだ。
SNS禁止ぃ (スコア:0)
陪審員がメディアの影響を受けてしまうのに似てるな。誓約書で禁止しても守もりゃしないだろうし。
Re: (スコア:0)
それでも禁止すべきなんじゃないの
罰則は無理だろうけど報酬減額+ブラックリスト入りぐらいはできるだろう
Re: (スコア:0)
該当者にかかった費用全額請求するくらいで無いと
どうして?💊 (スコア:0)
SNSで他のグループと情報交換して情報や結果を交換するとなぜ信頼性が失われるのか誰か教えてください。
Re:どうして?💊 (スコア:2)
被験者に、効果の無い赤い薬か、やっぱり効果の無い青い薬が投与されるとする。
効果はないはずだが、たまたま快復する人とかは発生するだろう。
二重盲検が正常に機能していれば、多少の偏りは出るにしても、
統計的に見て、それぞれのグループの結果に差は出ないはずである。
ここで、たまたま初期に快復した人間が、
「赤い薬飲んだら快復した!」などと情報共有してしまうと、
他の被験者は、
「赤い薬は効果があるんだ」「じゃあ青い薬は効果がないかも」
等と思い込んじゃって、赤い薬が有効である、という結果が出てしまう。
実際は、赤い薬、青い薬、ってほどわかりやすいわけじゃないだろうけど。
何らかの差異は当然あるし、SNS等のツールで情報共有すれば、
その差異を見つけ出すことも容易になってしまうわけで。
Re: (スコア:0)
AグループとBグループで一部変えて実験してるのに、何やってるかバレるから
そして支配的な環境では被験者は反発やイタズラをやりだすので信憑性ゼロになる
Re: (スコア:0)
バレるようなことを一部変えたらそもそも比較できない。
あと支配的がどうのこうのはSNSの問題じゃない。
Re: (スコア:0)
なんだこの薬効かないなーと思っていたところに、他のグループの人が効いた!効いた!言ってるのを聞いちゃったら、
ん?やっぱり効いた気がするかも?うん。効いてる効いてる!となって、プラセボ効果でほんとに治ってしまうかもしれない。
Re: (スコア:0)
二重盲検法でプラセボなんていうのは最初から織り込み済みなので、書かれているようなことで臨床試験の信頼性が低くなるなんていうのは考えにくい。
Re:どうして?💊 (スコア:2)
被験者同自身が相互比較することは折り込み済みではなかっただけやろ。
それも含めるのなら、結果の信頼性が下がるかもしれないので、やりかたを再検討する必要があるのでは、という話で。
Re:どうして?💊 (スコア:1)
> 臨床試験の信頼性が低くなるなんていうのは考えにくい。
考えにくい、じゃなくて
あなたの頭では信頼性が低くなることが理解できない、ですね
極端な例で説明します
薬A(新薬)薬B(偽薬)とします。
ここで話をわかりやすくするために、先に以下の条件を設定しておきます
- 薬A(新薬)には効果がない
- AでもBでも、5%ぐらいの人が効果があると勘違いする
- SNSで情報交換をすると+10%ぐらいの人が効果があると勘違いする(SNSのプラセボ効果)
そしてこれらの条件を知らない人たちが
薬Aに効果があるか無いかを調べるために二重盲検法を行う場合を考えます
まず正しい二重盲検法の例です
患者同士の情報交換は厳禁します
SNSなどで治験について口外することも禁止です
結果
- A:5%の被験者で効果あり
- B:5%の被験者で効果あり
考察
- 有意差なし。新薬は効果が無さそう
この治験は「Aには効果がない」という真実を正しく検出できます
次にSNSを禁止しない二重盲検法の結果の例です
結果
- A:15%の被験者で効果あり (たまたまSNSのユーザが多かった)
- B:5%の被験者で効果あり (たまたまSNSのユーザが居なかった)
考察
有意差あり。新薬は効果ありそう
このように間違った結果が得られてしまいます
被験者が全員SNSを使えば
- A:15%
- B:15%
になりますが、この場合は全員にSNSを使うように指示する必要が有ります
このように信頼性を高めるためには、影響を及ぼしうる要因は厳密に排除・統制をとるのが鉄則です
Re: (スコア:0)
「たまたまSNSのユーザが多かった」っていうのは
「たまたま薬が効きやすい体質の被験者が多かった」っていうのも
統計的に否定できない程度の被験者数なわけで前提からおかしい。
Re: (スコア:0)
SNSのやり取りで薬が効きやすい体質に変えられるなら、それこそ画期的な治療法ですね。
たまたま薬が効きやすい体質の被験者が多かったかは統計をとればわかります。
たまたまSNSのユーザが多かったかも、ある時期に限定して、ある程度はわかるでしょう。でもSNSは本人の意思で始めたり止めたりできます。
SNSでやり取りされる内容と、それによって個人に生じる効果は、体質の場合と同じ方法で評価できますか?
Re: (スコア:0)
SNSのやり取りで薬が効きやすい体質に変えられるなら、それこそ画期的な治療法ですね。
飛躍しすぎていてちょっとよくわかりません。
たまたま薬が効きやすい体質の被験者が多かったかは統計をとればわかります。
治療群と偽薬群で薬が効くか治験してるのに、薬が効きやすい被験者の偏りがどうすればわかるのでしょうか。
統計的に偏りが出ないと言える十分な数の被験者がはじめから必要です。
たまたまSNSのユーザが多かったかも、ある時期に限定して、ある程度はわかるでしょう。でもSNSは本人の意思で始めたり止めたりできます。
SNSでやり取りされる内容と、それによって個人に生じる効果は、体質の場合と同じ方法で評価できますか?
Re: (スコア:0)
> 統計的に偏りが出ないと言える十分な数の被験者がはじめから必要です。
> たまたま薬が効きやすい体質の被験者が多かったかは統計をとればわかります。
は決定論的立場か否かが違うだけで本質的に同じことを言っているように思うんだが?
Re: (スコア:0)
それだと別にSNSでなくても、たまたまプラセボ効果が出やすい人が多かった、で同様に偽の有意差が出るわけだが。
Re: (スコア:0)
>たまたまプラセボ効果が出やすい人が多かった
はすでに織り込んでいるはず。
というか、それで有意差が出ないように計画を設計(あるいは解析方法を工夫)しているはず。
さらにSNSを考慮する必要があるのでは?ってのが今回の話題。
Re: (スコア:0)
大体長文は間違いが多い。
Re: (スコア:0)
ソースコードの誤りは文字数に比例するよね。
Re: (スコア:0)
考えにくくても(十分考えられるけどさ。)、申請して審査する側から問題点として指摘される危険は避けたいよね。時間と費用と労力が無駄になる。
Re: (スコア:0)
薬を飲むことによるプラセボ効果と、SNSで情報交換することによるプラセボ・逆プラセボ効果は別に考えるべきじゃない?
前者は織り込み済みだけど、後者の影響がでかいという話。
Re: (スコア:0)
逆に効かない!ってのも聞くわけだしトントンでは?
Re:どうして?💊 (スコア:2, すばらしい洞察)
世の中薬効も無いダイエットサプリなんぞで
「皆が効くって言っているから」
で効いていると思い込んでいる奴がどれほど居るか。
効く・効かないでは無いんですよ。
意見が偏るとそっちの方に正のフィードバックが掛かるのが問題。
そんなのでは前半で本来の薬効と逆の結果が出たら正しい結果で修正できなくなるだろうに。
人間は他人の意見に影響を受けるのだから、評価関連の意見には終了までは触れさせるべきではない。
Re: (スコア:0)
もう薬の本当の効果とかどうでもよくなってるだろw
Re: (スコア:0)
そのうちプラセボ効果を最大化させるSNS治療法ができるよ!
Re: (スコア:0)
むしろ、「俺のは効かないぞ。俺は偽薬グループなのか。ならこれ以上治験の参加は辞めよう」となるのが怖い。
1980年代には、AZTの治験で渡された薬を化学者に依頼して分析してもらい、偽薬とわかったので自己判断で勝手に服用中止というツワモノもいたようだ。
Re: (スコア:0)
この種の不正があった場合、実験後、正薬を受け取る権利を失います。とかってわけにいかんのかな。
Re: (スコア:0)
世の中の人は思ったよりバカなんですよ
Re: (スコア:0)
「自覚症状の自己申告」に「噂によるバイアス」がかかるから、じゃないかな